表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うちのメリーさん!  作者: kei
7/9

メリーさん恥ずか死 7戦目

前回から引き続き。

ちょくちょく更新していこうかなと。

まぁ遅筆なので週一投稿を目指してってとこですが……お兄さん許して。

「「ごちそうさまでしたー!!」


 そこそこな量のあった夕食は30分程で平らげてしまった。美味すぎて夕食に集中してしまったためだ。勿論全くの無言で食事をしていたというわけではなく、「美味い」「美味しいねぇ」「あっ、それあたしの!」「おま、食いやがったな!」等々数々の激戦が行われたり行われなかったりとそれなりに騒がしかったのだが、まぁ美味いから。すぐなくなったわ。


 ん?前みたいな食レポを御所望とな?


 残念だったな!俺に立派な食レポを求めるのは間違えているぞ。なんて言ったって語彙力が無さすぎるからな!!


 それでいいのか社会人……。


 まぁ色々あったがとにかく飯は終わり。今は後に出されたお茶をずずずっと飲みながら食休み中だ。メリーさんも満腹になって幸せなのかとてもいい笑顔のままゴロンと仰向けに寝転がっていた。


 そんな食っちゃ寝してたら豚になるぞ、なんて喉元まで言葉が出かかったが、こんな幸せそうにしてる時にお小言を言うのも無粋というものだ。ここは好きに満喫してもらおうじゃないか。


「ぷはぁ……にしても美味かったな」


「ん?、そうだね?。あたしも色んなとこでただめ……ご飯食べてきたけどここ最近では最高に美味しかったわ!」


「……今タダ飯って言おうとしたろ」


「ナ、ナンノコトカワカラナイノコトヨ……」


 不意に聞こえてきた不穏な言葉に即座に反応してやったが高速で顔をそらしやがった。しかも態とらしすぎる程の棒読み。どうやらこいつ都市伝説としての能力を使って無銭飲食をしていたようだ。なんたる小悪党。見た目可愛いだけに忘れそうになるがこいつったら都市伝説である。やはり油断はできないな……。


「そ、それよりも!明日はどうするの?町を回るの?」


 俺の無言の圧力に耐えきれなくなったのかメリーさんは強引に話題を変えてきた。そんな無駄な努力をと思わないでもなかったが、実際明日の予定を決めておかねばなるまい。俺はじと目でメリーさんを見てやるのを勘弁してやり顎に手を当てる。


「そうだな……まぁそんな感じかな。10時にここを出てちょっとぶらっとして、12時になったら友人が進めてくれた海鮮系の飯屋で昼。その後は海で黄昏てから旅館戻って温泉満喫って感じかね」


「そうなのね。にしても海で黄昏れるってあなた……まだ20中盤でしょ?なにをそんなに疲れ切ったおじいさんみたいなこと言ってるのよ」


「年齢なんて関係ないのさ……誰であれ心の癒しを得ることは必要なんだよ……」


「そ、そう……」


 俺の全てを悟りきった目、そして生気の抜けた顔を見たメリーさんは若干引きながらも納得していただけた。そう、目的を忘れそうになるがここにきた真の理由は自身の慰安旅行である。社畜生活で荒んだ精神を癒すためにここにきたのだ。そのためには雑踏としたビルなどなく空気も綺麗で静かな場所でなければいけない。かつ旅館などあれば最高ということで熱海である。生意気にも5泊とお財布的には相応の出費を課せられたがまぁ致し方あるまい。


 メリーさんが可愛いとか可愛いとか可愛いというのは副次効果でしかない。確かに折角一緒にいるのだから笑顔を見せて欲しいし楽しい時間にしたいとは思う。しかーし!あくまで俺優先だ!メリーさんがどうなろうとしったこっちゃなくはないが俺が一番だ!


「で、メリーさんは明日どうする?俺とくるか?」


 とは言え、やっぱりね、一人にしとくのは心もとないので一応声をかけてみる。するとメリーさんはガバッと起き上がり笑顔を向け口を開いた。


「ん、勿論!!」


 うん、やっぱ可愛いわ。


 俺は本日何度目になるかわからないシャイニースマイルに大ダメージを受けながらも引き攣った笑顔で「おう」と返事をする。ついでに今回はサムズアップ付きだ。俺も成長したものだ……。


 さて、時間はいかほどと時計を見てみると既に時刻は22時を回っていた。どうやら思った以上に話に夢中になっていたようである。このままダラダラと寝てダラダラと起きてもいいのだが、それでもなんのためにここに来たのかわからない。勿論そんな風にゆっくりしてもいいのだが、どうせなら綺麗なものを見て心に栄養を送り込まなければ勿体ないではないか。


「さて、メリーさん。明日もそれなりに早いし俺はもう寝ようと思うんだ」


「えっ!そんな!ふ、不埒だわ!!!」


「は?」


 メリーさんは突然大声を上げ俺を非難した。何事と顔を見てみればタコみたいに真っ赤である。しかもご丁寧に両手で自分おからだを抱き、ケダモノを見るような目でこちらを睨んでいる。普通に、ふつーに布団敷いてある布団で寝ようと思ったんだけど、なにが不埒だって言うんだ。あまりにも突然のこと過ぎて何が?と聞こうと口を開いた瞬間メリーさんがガトリングを放ってきた。


「そそそそそそそそそんなっ!わか、若い男女が同じ部屋でしかも同じ布団(・・・・)でなんて!そそそそりゃ!あたしたちはその……ABCの……A……の段階を超えてしまった……のだけれど!それでもは、早いと思うわっ!!そういうのはお互いの気持ちを確かめ合った上でするのが常識だわっ!!だから、その……うにゃあああああああああああ!!!!!」


 メリーさんはガトリング射撃を終えると同時に奇妙な叫び声をあげながら頬を押さえ頭から湯気を出している。どうやらこのメリーさん中々におませさんであるようだ。いや、それは前からか。ま、それはどっちでもいいんだが、問題はメリーさんがとんでもない勘違いをしておりそいで自爆をしているということだ。俺は取り敢えずメリーさんの誤解を解くことにする。その結果メリーさんは更に顔を赤くし爆発でもするかもしれないが、俺には上手い女性会話術なぞない。男女平等。恥をかく時は誰であろうとかくものだ。


「メリーさんや。誰も一つの布団で寝るとは言っておらんよ。ちゃんと向こう見ろ、ほれ」


「は、はぇ??」


 俺はメリーさんの背後に立ち、そのまま頬を両手で挟み布団のある方を向けてやる。そこには人二人分くらい離れた布団が二組あった。そしてそれを見たメリーさんは更に顔の温度を上げていった。これでも十分意味は伝わっているようだが、俺はそこでもう一言プラスしてやる。


「なんなら俺の布団は襖挟んで置くぞ。それならメリーさんも安心だろ?」


「……ひゃい」


 メリーさんは顔を伏せ力の抜けた返事をした。どうやら今のが止めになったようだ。まぁ俺はそうなると思って付け加えたんだけどな、クケケケケケ。


 俺もメリーさんのチャーム効果にだいぶ慣れてきたのか、いつもの調子を取り戻してきているのでこの辺で勘弁しといてやる。俺は未だに動けないでいるメリーさんはほっといて自身の布団を今食事をした居間の方に移動した。


 なんか今のだじゃれっぽくね?


 審議はしないでもらおう。


 さて、俺は準備おkとばかりに布団にINすると、メリーさんは未だ顔を真っ赤にしながら蚊の泣くような声で「夜風に当たってきます……」と言いサササーと部屋から出て行ってしまった。どうやら俺といるのはちょっと気まずいようだって、当たり前か。


 しかーし、そんなことは知らんとばかりに俺は目を閉じる。実はすぐ寝れないんじゃ無いかと内心ビクビクしていたのだが、思った以上に疲れていたようだ。俺はすぐに意識を失い寝入ってしまった。



◇◆◇◆◇◆◇



 ゴーン、ゴーン、ゴーンと遠くで音が鳴っている。


 はじめは何の音かわからなかったが、徐々に近付いてくるにつれそれが鐘の音であることに気付く。まるで誰かが入場することを祝うかのようなそんな鐘の音。そしてそれと同時に俺はいつの間にか両足で立っている感覚があることに気付く。


 それだけじゃない。両手もその他も今立っているのだという感覚がある。未だ目は見え無いし鐘の音が煩いが、なんとなく前に進めと言われているような気がしたので一歩、また一歩と進んで行く。すると鐘の音がピタッと止み、視界が開ける。


「なんだ……ここ……」


 目の前に広がっていた光景。それは遊園地であった。


 ジェットコースターにコーヒーカップ、メリーゴランドにアイスクリーム屋さん。ところどころにはガス風船がまとまってくくりつけられている。ファンシーであるのだが、どこか異様な雰囲気である。が、その原因はすぐにわかった。


「人が、いない……」


 こんなにも多くのアトラクションが稼働し、軽快な音楽が流れているというのにそこには誰一人存在していないのだ。それだけではない。確かにそこに人がいる気配はするのだ。なのにその姿が見えないから異様なのだ。


 どこかで談笑している声。楽しそうに笑い声を上げる子供達。中には絶叫マシンから黄色い声さえも聞こえる。自分とは関係のない会話、をしていると思うのだが……何故か多くの視線を感じる。


「一体なんなんだ、ここは……」


 俺はあまりに現実離れした空間にいることによりSAN値チェックを行う。ダイスは2D6。頭の中でコロコロ。出目は……1・1で合計2の正気度を失ったようだ。うん、いつもの自分だな。正気である。


 さて、セルフチェックを済ませた俺は異様な空間にいるということで冷や汗をかきながらも軽く分析してみる。確か俺は熱海に旅行に来ていたはずだ。そいでメリーさんと温泉に入り……って一緒の湯には入ってないが、じゃなくて。飯食って、その後メリーさんをからかって遊んで寝た。それからの記憶がないことを鑑みるに今俺は夢の中というのが妥当だ。しかもこんな現実離れした状況なんて夢以外ありえんだろ、怪異でもない限りはな!


「怪異でもない限りな!!」


 俺は心で叫んだことをもう一度自身の口で叫んだ。


 なんていうのかな。俺さ鈍感ではないんだ。良くいる「ここがどこか検討なんてつかない……」「一体何が起こったんだ……」なーんて言う鈍感主人公ではない。ホラー特有のイライラ展開とかありえない。まず俺がそういうのイライラしちゃうから絶対できない。ん?さっきお前「なんだここは」って言ってたって?そりゃ第一声ぐらいは出るだろ。


 そしてそんな俺が思うにこの異様な空間。ただの夢とは到底思えないのだ。だってさ、さっきから片手間に頬を抓ったりしてみてるんだが痛いのなんの。んでもって夢が覚める気配もない。これってつまりは普通じゃない夢、そして俺はそこに囚われていると考えられる。


 え?鋭すぎておかしい?


 そりゃ俺はサクサク攻略推奨派ですしおすし。


「ようこそ私のドリームランドへ!」


 なーんて考えてたらだろうか。やっぱり来やがった。ただ思ったよりも幼げで可愛い声だ。俺は軽くため息をつきながら声のした方へ顔を向ける。


「んん??あれれ。あまり驚いていない?おかしい、おかしいわね。みーんなここにきたらすごく驚くって言うのに。あなた全然驚かないのね。面白くないわ、えぇ、面白くない」


 そこにいたのは幼女だった。しかも中に浮いている。もう一度言おう、幼女だ。


 ふわふわとした腰まで伸びる明るめの茶髪に、優しげに垂れた翡翠色の瞳。まるでお人形さんのような白っぽいドレスを着、手には熊のぬいぐるみが抱えられている。うん、どっからどう見ても漫画とかに出てきそうな西洋のお姫様みたいな出で立ちだ。正しく幼女そのものと言える。一通り分析し終えた俺はうんうんと首を縦にふる。


「何故かしら。今そこはかとなくバカにされた気がするわ。えぇ不快よ。とても不快。不思議だわ。あなたを見てると私の不快値指数がみるみる上がっていくわ」


 と、どうやらあちらさんは俺のことをよく思っていないようである。初めの歓迎ムードは何処へやら、非常に険悪なムードである。


 おかしいよね、俺まだなんもやってないんだけど。


「まぁいいわ。ここに来た時点であなたの運命はもう決まっているわ。たとえ私があなたを気に入らないとしても変わりはしない」


 幼女は意味深に呟くとゾッとするほど冷たい笑みを浮かべた。それと同時に背筋を冷たい汗が流れ落ちる。


 流石の俺もこれ以上はおちゃらける余裕はない。


 体の奥から震えているのがわかる。気を抜けば歯がガチガチと鳴り出しそうである。つまるところ俺は恐怖していた。そしてこれがシャレにならないくらい命の危機であると警鐘を鳴らしている。


「あぁ……でもあれね。いくら気に入らないと言えどオモチャは大切にしなさいって言われていたっけ。あれ?誰に言われたのかしら……思い出せないわ。あぁでも言いわ。えぇ。私が今すべきことは変わらないもの。だから、そうね。あなた……そろそろ死になさい」


 まずい。非常にまずい。

 何がまずいって、俺の命がまずい。


 俺は別に怪異の博士とかそういった研究や調べものをしているわけではない。しかしながらこの手のものは現実にも影響するっていうのがおちだ。つまりここでの死は永眠を意味するってわけだ。しかも、だ。おそらくここで死ぬと安らかな眠りとは程遠い、永遠の牢獄に囚われることになるだろう。


 根拠は何かって?

 それはさっきから聞こえる人の声だ。


 姿こそ見えないものの常に視線と気配は感じる。そしてそれらは非常に恨みがましいもの。まるで今を生きている俺を妬み憎んでいるかのような心地の悪い視線。そいつらが視線で語っているんだ。


 お前もこっちに来い、一人だけ生きているなんてずるい。


 怨嗟の視線が俺を引きずり込もうとしているのだ。


 ここには敵意が多すぎる。


 今さらになって事態の深刻さに気付いた俺はどうやったらここを抜け出せるのか必死に考える。しかし有り余る敵意がそれを妨害し集中できない。


 どうすればいい?

 痛みによって目を覚ますという方法は既に失敗に終わっている。ならばと強く念じることで覚醒を試みるが上手くいきそうな気配はない。というかそもそも視線がうざすぎて無理だ。


 さて、早くも詰んでしまった。


 今の俺にはこれ以上の方法など思いつかない。さくさくプレイ推奨派としては申し訳ないがどうもグダリそうな展開である。


「さぁ、楽しい楽しいゲームの始まりよ」


 焦り始めている俺とは対照的に、幼女はゆったりと楽しそうに言葉を紡ぐ。


「あなたは今こう思っている。『どうやったらここから出られるのか?』と。勿論ここに招いた以上そう簡単には出してあげないわ。でもそれだとあまりにもフェアではないでしょう?だからあなたとゲームをするの」


「ゲームか……」


「そ、なんてことはないわ。あなたの魂をかけた至極単純なゲーム」


 俺の魂をかけたゲームねぇ。その時点でだいぶフェアではないと思うのだが……まぁ問答無用で殺されるよりかは幾分かましというものか。取りあえず聞くだけ聞いてやろうじゃないか。


「あなたにはここのアトラクションを攻略してもらうわ。ルールはアトラクション前にある張り紙を見てもらえばわかるから割愛するわね。そのアトラクションを全て攻略できたならあなたの勝ち。あなたをここから出してあげるわ。ただし、負けたらあなたの魂をいただくわ。どう?とても単純明快なゲーム。わくわくしてくるでしょう?」


「あー。それって途中棄権とかはありなの?」


「そうね。その時点であなたは負け。魂をいただくわ」


 ふざけんなハゲ!


 いや全然ふさふさだけど!寧ろ柔らかそうで質の良さそうな髪の毛だけど!それでも俺は罵倒せずにはいられなかった。


 なんせ懸けるのは俺の命。途中棄権も許されず、俺には攻略するしか生存する道はない。しかも性悪そうなこの幼女のことだ。アトラクションの内容とやらも酷いものに違いない。口ではフェアになんて言葉を使っているがあの幼女は「俺」という獲物を逃す気などさらさらないはずだ。その証拠にやつは肉食獣よろしく家畜を見る野獣のような鋭い眼光を俺に向けている。


 そう、俺はここに来た時点で運命は決まっていたのだ。それこそあの幼女が口にしたようにだ。


 俺はあまりの怒りと理不尽さに血が滲むほど手を握り締める。だが、一向にこの悪夢から目覚める気配はない。あるのはただ現実とそん色ない痛みだけだ。


「んふ、んふふふふふ。あら、あらあらあら。いい顔をするようになったじゃない。私が見たかったのはその表情よ!あぁ、たまらないわ。さあさあ、私の遊園地でもっと、もぉーっといい表情を見せて頂戴!あははははははははは!!」


 幼女はそう言うと狂ったように笑い宙に溶けていった。そしてそれと同時に地面や壁いたるところに血のように赤黒い矢印が浮かんでくる。そしてそれはある目的地を指していた。


「……ジェットコースターかよ……初めからハードすぎるんじゃねぇの……」


 行きたくなどない。あの性悪幼女が言ったゲームが悲惨であることは間違いないのに、その最初がまさかのジェットコースターである。どう考えても嫌な予感しかしない。殺す気マンマンでもう顔中草だらけや!


「でも行くしかねぇんだよな……あぁ!もうくそっ!!!」


 俺はこのゲームに勝たなければいけない。勝たなければ俺は終わってしまう。一切の負けは許されないデスゲーム。


「どうせデスゲームするのならS○Oみたいな世界の方が嬉しかったんだけどな……」


 軽口を叩きながらも気合を入れる。


 そして意を決し一歩また一歩と魔のジェットコースターへと足を運んでいった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ