メリーさん絶叫す 4戦目
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「ぷは~、今日もいい天気……だった」
メリーさんに襲撃されるという騒動から2日後。
今日も今日とて何事もなく朝がきた。
そんで就活とか色々やってたらもう夕方。
あれからメリーさんの襲撃はない。
初めのうちはまた来るんじゃ……なんて心配していたのだが、どうやらそれは杞憂だったようだ。1日目は寝る時間が遅すぎたこともあり家に籠っていたが、今日は普通に朝に起きた。流石に2日連続で引き籠るわけにはいかない。あくまで俺は転職希望者であり、現在はニートだ。1年以上は何もしなくても過ごせるだけの貯金があるとはいえ、早く再就職するにこしたことはない。
人間自堕落なもので、ダラダラする期間が増えれば増えるほど次に働くときが辛くなるのだ。ていうかまず就職することすら面倒になってしまう。そして今の俺には一生働かなくてもいいくらいの金はない。それに人間何かしら働いていなければダメになってしまう。いくら面の皮が厚いやつだろうと、心の何処かに「人と違うのだ」という劣等感が発生する。本人が気付いていないつもりでも、いくら冷徹な人間だろうと、考え感じる人間である限り必ずある。そしてそれは歪みとしてその人間の人間性を変化させていくのだ。勿論限りなくマイナス方面にだ。時と場合、状況によってはプラスに働くかもしれないが、一般的にはマイナスだ。
だから人は何かしら仕事をする必要がある。仕事はそりゃ面倒だとかつまらないと感じることもある。しかし何処かで役に立っているんだとか、自分は働いているんだていう意識が人を成長させ、また健全な精神状態を保つことができる、と思っている。
勿論、俺の前の職場みたいにクソみたいなとことか、もっともっと酷いブラック企業に働いていたら消耗するだけで良くない。だが、ある程度の負荷がかかるのはいい刺激になり寧ろ成長をするためのいい餌になってくれる。
つまりほどほどのが一番ってわけだ。
そりゃ、負荷をかければかける程良く伸びる奴だっている。でもそれは一部の人間であってイレギュラーなことだ。他にも色々学べ一般的な奴らよりも打たれ強くなったり対応できる範囲が広がったりだとかも確かにある。しかし、それでそいつが潰れてしまったら元も子もない。
まぁ俺はまだ壊れるところまで来てないから、なんだかんだあの会社で働くこともできたと思う。だけど俺は他人の食物にされるのが嫌いだ。他人の利己的で上っ面だけで近付いて来る奴らが大嫌いだ。そりゃ人間だもの、どこかしら利己的に動いているんだっていうのはわかっている。家族や親しい友人恋人でもないんだから、しょせん他人なんだから利用する為に近付く。それは仕方ないことだし、普通だと思う。だから俺もその辺は割り切ってはいる。
だが、あのクソ会社の奴らそれがあまりにも露骨というか……接していると凄く気持ちが悪い。笑顔なのに笑顔じゃない。まぁそれはその辺にいる奴らもそうなんだろうけど、少しは隠す努力をしている。だけどあいつらは揃いも揃って隠す気が全くない。いや、本人達からすれば隠している気になっているのかもしれないが。
あぁ、なんか思い出したらドンドン腹が立ってくる。
やめよう。
あいつらのことなんてシャットダウンや!
「ふぅ……」
俺は気持ちを落ち着けるべく窓の外を見る。
見えるのはいつも通りのゴミゴミとした街並み。外にはスーツ姿のお兄さんやらおじさん、学校帰りの学生やら買い物帰りの奥さんがまばらに歩いている。まだまだ夏真ただ中。夕方と言えどめちゃくちゃ暑い。てか夕方の方が体に当たる日差しが多くて暑く感じる。そんな中を歩いている人たちを見ると不憫に思ってしまう。いやまぁ俺もついさっきまで外出てひぃひぃ言ってたんだけどさ。今はもうシャワー浴びてスッキリして扇風機の風で思いっきり涼を取ってるんで。その俺からすると現在進行形で外にいる人たちを見るとどことなく申し訳ない気持ちになる。これもまぁ俺がまだ職に就いていないからだろうな。
俺は視線を下から上の方に向ける。
するとオレンジ色の太陽が建物の間に沈み込んでいる様子が観れた。
今までこんなにゆっくりと夕日を見ることはなかったのだが、存外いいもんだ。いつでも常に当たり前のように存在していた太陽。時には憎たらしくて爆発して消えろと何度も怪しい儀式を行ったこともある。だが、こうして心に余裕がある時に見る夕日はビックリするくらい綺麗だった。何故今までこんな綺麗なものに気付けなかったのか。
「まぁそれもこれも全部あの会社のせいだな」
俺はそう呟くと暫く沈んでいく夕日を眺め続けた。
◇◆◇
「よし、熱海に行こう」
翌日、俺はパソコンに向かい熱海の旅館を探していた。
何故突拍子もなくこんなことをしているのか。それは昨日に見た夕日が原因だ。
都会で見た夕日でさえ綺麗と思えたのだ。もしそれを然るべき場所で見たらそれは素晴らしい光景になるだろうと俺は思った。そんで俺は割と疲れている。勿論、これから就職が決まりすぐにでも働いてって言われりゃ働ける。一応社会人としてやってきたし、クソ会社で鍛えられたからな。気持ちの切り替えなんかはできる。けど、疲れたもんは疲れた。そんで今の俺には時間がある。であれば、この時間を利用し心を癒しに旅行に行くのもありだと思うんだわ。どうせ働き始めたら中々そんな時間は取れなくなるわけだしな?だったらさ、ね?
というわけで俺は今旅行の準備をしている。
因みに熱海にした理由は特にない。強いて言うならメリーさんがファーストキスが徒然で言っていたのを思い出したからだ。それが無かったら青森の温泉巡りとかになっていただろう。まぁそれはそれで楽しそうなんで別の機会に行くかもしれんが。
「おぉこの旅館いいな……しかも予約受け付け中、おっ、明後日の取れんのか……明後日で取るか」
俺は早速その旅館に電話をし予約を入れ、新幹線を取り、キャリーバックに荷物を詰め込んだ。滞在予定は5日。時間もあるし金も……まぁある。これくらいリッチなことしたって大したことはない。俺は久々に、本当に久々にワクワクとした気持ちで当日を迎えた。
「で、だ」
俺は今電車に乗っている。
東京駅で新幹線に乗り換えるため、俺はまだ何某線に乗り揺れていた。普通ならワクワクでドキドキで超楽しみぃ!!となっているところなのだが、今の俺はそうでもない。というより、嫌な予感がマッハだ。
俺は耳にスマホを当て電話をしている。
相手はーーメリーさんだ。
『ねぇ!ほら、あたし!あたしメリーさんだよっ。だからほら、ね?振り向いて?』
「振り向いて?じゃねぇよ。何で電話してきてんだよ。よりにもよってこんな時に」(小声)
『いいじゃない。あたしはメリーさんで都市伝説。あたしがいつどこで電話をかけて振り向いてもらって精気をいただこうが関係ないじゃない』
「当事者は俺なんでめっちゃ関係あるわ。迷惑だわ。ほら、別の人に電話かけてもらってこいよ」(小声)
『嫌よ。てかあたし、あなたに能力使っているのになんで振り向かないわけ?今までの人はみんな振り向いてくれたのに……』
「俺が知るか。とにかく電話かけてくんな、じゃ」(小声)
『あ、ちょっ待っーー』
プツッ ツー ツー ツー
そう。
メリーさんが電話をかけてきやがったのである。
俺はため息を吐きながらスマホをポケットにしまい込んだ。
今日は……今日からは最高の日々を過ごすことになっていたはずなのに……どうしてこうなるんや。多分、俺の予想なんだけど、あのメリーさんこれから5日間電話しまくってくるぞ。あっ、思ってるそばからスマホがバイブレーションしてるし。見なくてもわかる、絶対メリーさんだ、俺にはわかるんだ……。
俺は堪らず顔を両手で覆ってしまう。
なんでや、なんでこうなるんや。俺の慰安旅行がこんな、こんな……!!
泣きたい、泣いていいですか?俺ここで赤さんみたいにギャーギャー泣いていいっすか?俺の中に溜まったフラストレーションを泣き声として発散してしまいたい。
そんな俺の心の葛藤など知らんとばかりに俺のスマホは自己主張が激しい。
ちくしょう、なんだってんだよマジで。
俺はスマホをポケットから取り出し画面を見る。
相変わらず表示は非通知だ。
つまりメリーさん。
ついついスマホを地面に叩き付けたい衝動に駆られたがすんでのところで思いとどまる。
そう言えば……俺は唐突に頭に浮かんできた記憶を徐々に明確に想起していく。その画面はまたもおいでませWi⚪︎i先生だ。相変わらず大量の文章がある。俺は記憶力は人並みでしかないんで、全部の文章を覚えているわけではない。だからその辺の文章は文字化けをしたように読めない。だが、ある部分はしっかりと文章が読める。それはメリーさんの対処法である。
以前は壁の中に埋めるという方法をし見事に成功した。そのことから、Wi⚪︎iに載っている対処法というのは実際に効果があるということがわかった。勿論まだ一つしか試していないので絶対とは言えない。が、試してみる価値は十分にある。
俺はこのフラストレーションの原因にぶつけてやるべく別の対処法をしてみることにした。
対処法②
走行中の電車で、壁際で振り向く。
基本は対処法①と同じで壁際で振り向くというもの。ただし今回は走行中の電車というのがついている。これによってどうなるのか。……まぁなんとなくわかってはいると思うけどさ、電車の外にメリーさんがワープする。んで走行中ってことはそのままメリーさんを置き去りにすることができるというものだ。
とんでもなく危険(メリーさんが)な方法だが、相手は都市伝説様だし大丈夫だろう。てかワープだから慣性の法則なんてないだろうし地面や架線柱に叩きつけられるだとかはないだろう。
あ、でももし振り向いた先が架線柱とかの障害物があったら前みたいにはまっちゃうかもしれないな。そうなった場合は俺がまた引っこ抜きにいかなきゃいけないのだろうか。いや、線路に一般人が立ち入ることはできないからそのまま放っておこう。封印や。
俺は未だにバイブレーションしているスマホを手に取る。あれから既に十数回の着信があった。どうやらメリーさんは一回かけると思った相手には徹底して何度も電話をかけるようだ。よく言えば一途だが、普通に迷惑だ。大体、スマホ見た時に不在通知が100単位で残るのっておかしいだろ。お前どんだけ暇なんだよっていう。今回だって5分も経っていないのに二桁超える着信ってさぁ……。しかも今わかったんだけど、メリーさんは5コール程で切って再度電話をかけてきている。律儀に5コールで切って再度電話ってせっかちすぎだろ。怖いわ。あでも、都市伝説だし人を襲うから怖くて当たり前か。
ほら、そんなこと考えてたらまた着信だよ。
俺は今度こそ着信をタップし耳に当てた。
「はい」
『酷い!酷いよぉ!あたし、折角、電話、ひぐっ、かけでるのにぃ……うぇ……うぇえええええええええぇぇぇええぇえぇええ!!』
メリーさんはガチ泣きしていた。
女の子|(推定30歳超え)のガチ泣きってちょっと……。まぁそれでも俺は容赦しないんですけどね。
「いや、酷いも何も……てか不在通知を3桁単位で残されるこっちの身にもなって欲しいんですが」
『だって、だってぇ!あなたが電話に出てくれないからぁ!!あたしはあなたに電話に出て欲しいからかけてるのにぃ!あなただけなの!あなたしか見えないんだかぁっ』
後半だけ聞いていれば完全に恋人のそれだよなぁ。この会話が漏れてたら隣のおばあちゃんとか絶対痴話喧嘩だわね、やれやれってなんぞ……っておい。本当にやれやれってしてるぞ!心なしか生暖かい目をしてるし……。
俺はおばあちゃんに軽く頭を下げ人の少ない場所に移動し一層声を抑えながら応答する。因みにさっきのおばあちゃんから飴玉を貰った。どうやらこれを舐めて落ち着いて会話をしろってことらしい。全然痴話喧嘩とかそんなんじゃないんだが、折角の好意だから受け取り感謝の言葉も伝えた。
「大体だな、俺が振り返ったら精気を吸われるだろ?それって気を失うか最悪死ぬわけだ。で、俺は現在楽しさマックスわくわくドキドキのことが始まるって時で、それを堪能することできずに頓挫とかしたくないわけ。よって電話をかけてくるなって言ってんの」
これが本当に痴話喧嘩だとするなら血も涙もない言葉だろう。でも安心してください、これは痴話喧嘩じゃありませんよ。ただの正当防衛です。
『でもでもぉ……あたしはそんなこと知らなかったし……ちょっとはその、お楽しみの予定?を邪魔して悪かったなぁとか、わくわくに水をさしちゃったなぁって……反省、したりは、しなかったり、だけど……でも、ちゃんと言ってくれなきゃわからないじゃない……それにもう電話しちゃったんだから、振り向いてくれなきゃ終わらないし、また電話かけなきゃだし……』
えぇ……。
一瞬こいつ素直で可愛らしいとこもあるんだなって思ったけど、何だよ。メリーさんの能力って融通きかなすぎだろ。一回電話かけたら振り向くまでエンドレス?蛇みたいな能力だな、おい。
『だからその……振り向いてください……絶対に絶対に精気は吸わないのでお願いします……』
涙声の麗しい声で言われたら仕方がない。なんでも言うことを聞いてあげたくなっちゃう。俺声オタではないけどメリーさんの声は本当に綺麗で可愛い声なんだよな。今まで聞いてきたどの声よりも中毒性あるし心地がいい。だけど困ったちゃんだ。てか都市伝説だ。人間の女の子なら割とコロッといっちゃうね。まぁ見た目完全に少女なんでロリコン扱いだとか犯罪者扱いされるだろうし、それ以前にメンヘラ気味の女なのでちょっと抵抗あるけど。
あれ?俺前はメンヘラ完全NGだったんだけどな、いつの間にか若干許せるようになってる。これもメリーさんの能力か?くっ……恐ろしい奴め……。
「はぁ。わかりました。振り向けばいいんだろ?振り向けば」
『え?振り向いて、くれるの?』
「あぁ」
『本当に本当?』
「あぁマジだよ」
『りありー?』
「りありーだって言ってんだろ!振り向かねぇぞおい!」
『あぁ、ありがとうございますぅ!』
というわけで振り向くことになりました。これからのことを思うとちょっと心が痛むけど、まぁメリーさんがここまで言うんだ、致し方ない。振り向いてやろうじゃないか!動き続ける電車でな!
「じゃあ振り向くぞー」
『う、うん!ばっちこい!あたしメリーさん、今あなたの後ろにいるのー』
俺はメリーさんの決まり文句を聞いた後振り向いた。臆することなく潔く。それはもう優雅にかつ風に揺れる柳の如くーーただし電車の出入り口で、である。
「やっと振り向いてくれーーうきゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!?」
振り向くとそこには絶世の美少女であるメリーさんがいた。相変わらず金髪が美しく太陽光を反射しキラキラと輝いている。水晶のような碧眼も、白く透き通るような柔肌も以前と同じ美の頂点にあるものだ。違うものがあるとすれば服装ぐらいだ。今回もドレス風なのだが、ゴスロリちっくな感じだ。こんな姿で秋葉を歩いてたらそくフラッシュの嵐だろう。
そんな彼女だが、嬉しそうな顔は一瞬だけ、すぐさま彼女の姿がブレ悲鳴が上がった。
俺の予想ではメリーさんは完全に置いてかれることになっていたのだが……。なんともまぁ。メリーさんは電車に張り付いていた。というより必死にしがみ付いている。
「あぁぁぁっぁっぁあぁぁぁあぁぁぁああああ?!!?!?!?!怖いぃぃいいいいいいいいいい!!!!怖いヨォおおおおおおおおおおおおおおおおオォォォォォ大オォォォオオォオォおおお!!!」
メリーさんは綺麗な金髪をたなびかせ、碧眼と口からは大量の涙と涎を流し絶叫していた。
ううむ、これはなんとも言えない。いや、その涎とかちょっとばっちいと言うか、ある一定層の人からは神酒にも勝るものなのかもしれないのだろうが。あれだな、美少女はこんな顔してても美少女なんだなってわかった。新たな発見だわ。
俺はメリーさんの絶叫と恐怖に歪んでいる顔を見ながらどうしてこうなったのか原因を考えて見ることにした。
何度もうざいと思うが俺の予想は置いてけぼりされるというものだ。だって基本ワープって座標にワープじゃん?点から点に移動するのがワープだろ。だから置いてけぼりになると思った。だけど今メリーさんは電車にしがみ付いている。ロッククライマーもびっくりの僅かな隙間に指や足を食い込ませ必死でくっ付いている。気が動転して掴んじゃってそのまま離すに離せずこうなったのか?にしても瞬間的に掴めるもんじゃないと思うし……。
「いやああああああああああああああああああああ!スカートぉおおお!スカートが千切れちゃううううぅぅぅぅうううううう!!!」
メリーさんのその叫び声で俺はハッとし、ドアを見た。
するとそこには何かの布が挟まっていた。触ってみるとそれは中々いい手触りである。で、この布なんだが、メリーさんの履いているスカートと同じように見えた。そして必然的にメリーさんの全体像が目に入る。
メリーさんはお尻が丸出しになっていた。白い臀部は健康的で非常に綺麗だ。そして少し目線をずらしていけばそこには可愛らしいレースの付いた淡いピンクのパンティーがあった。完全にもろパンである。
俺は再度目線をドアに向けた。
どうやら、メリーさんのスカートがドアに挟まっているようだ。そして今回の謎が解明された。
メリーさんを召喚?した時俺はドアの前にいた。そして振り向いた際にメリーさんは召喚された。本来ならここで「はい、さようなら」だったのだが、不幸なことに召喚された際にメリーさんのスカートがドアの内側に入り込んでしまった。しかしメリーさん本体は外に召喚されているので、メリーさんはスカートに引っ張られる形で電車にしがみつくしかなかったのだ。なんともまぁ不幸な話である。
「あぁぁぁぁぁぁぁああぁああぁぁぁぁぁあああ!!!あたしいぃ!もうお嫁にいけないよぉおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉおお!!!!!!怖いヨォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
俺はメリーさんの魂の絶叫を聞きながら心で正直スマンかったと謝罪した。そしてできればこの対処法は使わない方がいいなと感じた俺であった。
メリーさんVS俺 第二戦目
勝者 俺
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毎週更新したいのにできない自分の文章構成力のなさ。
悲しいなぁ(諸行無常)