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Lv83

 その後ラジオは恙なく(?)進み、とうとう最後舞が歌う場面になった。


『そう言えば今日はオープニング曲を披露してくれるんですよね』


『はい、SAKURAさんが手がけた曲で、このアニメの雰囲気にもピッタリのカッコいい曲になっています。


 ただ、時間が無くて今日はこの場で歌わせていただくことになるんですが……』


『そんな。むしろ私にとってはご褒美ですよ。ラジオを聞いている皆には悪いけど、私がドリムさんの生歌を独り占めしますよ』


『それでは聞いてください、『TRUE WORLD』』


 舞の声を合図に伴奏が流れ始める。


 今まで録音の様子を見てきて、見たことがない世界って言うのが少し分かった気がした。


 むしろ、それを望んでおきながら具体的に自分でもどんなものか分かっていなかったと言う方が問題だとは思うのだけれど。


 俺が見ている硝子の向こうに居る二人はただ二人だけで楽しんでいるのではなく、目には見えないスピーカーの向こうの人たちを楽しませるために楽しんでいる――録音なので今と言うわけではないが。


 その感じが硝子の向こう側は俺が今いる所とは一線を画した世界のような気にさせる。硝子の向こうと言うか、俺とこのスタジオがと言った感じか。


 それくらいまでに翠さんがスタッフとの距離が近い人の様だし。


 ともかく、本来ここにいるはずがない俺がこういう光景を目にすることが出来る。その場の雰囲気に俺も触れることが出来る楽しさ、そして、触れることが出来るだけで何もできない寂しさ。


 それも俺は好きで、ユメの中からライブを見ている感覚に近いなと、そう感じた。


『今ドアの先にある TRUE WORLD




 狭い 狭い 閉じた世界


 私 守る 目に見える世界


 繰り返される 日常


 私 疑う余裕もない』


 前奏が終わり舞が歌いだす。歌う前に舞が言っていた通り桜ちゃんらしいカッコいい曲。


 自然と耳に残るテンポのいい曲。


 少し緊張しているのか初めは声が固かったけれど、途中俺の方を見て軽く笑った舞は調子を取り戻したように周りを惹きこむような透き通った声で歌いだした。


『覗き見た世界 私守るモノ 何もない


 走り回れる広さ 未知にあふれた NEW WORLD


 あるモノは 「世界の果てを」 その言葉だけ


 知ってしまった もう 引き返せない』


 真剣に歌う舞の顔を見ながら、これが舞のやりたい事なのかと思った。


 この場合ラジオなので踊りを見せることは出来ないけれど、沢山の人に歌を聞いてもらえる。


 その為に舞はドリムと言う名前を使い、ドリムと言う名前に振り回され、それでも努力を続けて今こうやって楽しそうに歌っている。


 もしも俺がドリム問題を解決することが出来たらそんな舞の活動を少しでも手助けする事が出来るのだろうか?


 そんな事を考えてしまう。


 俺が舞の足を引っ張っていてもいいのだろうかと思ってしまう。


『歩み続けろ 危険も 未知も 不安も 全て


 新たな世界にいる evidence


 立ち止まること それは meaningless


 ドアの先あるのは NEW WORLD?』


 アニメのオープニングの為のショートバージョンなので、ここで曲が終わりを迎える。


 歌い切った舞が息を吐いているのか、少しずつ肩が下がる。それと同時に目を閉じて、曲の余韻が消えたところでパッと目を開けた。


 直後翠さんが惜しみない拍手を送る。同時に『ふわー、きゃー、ぎゃー』みたいな奇声も上げていたが。


『今本当にここで歌ってくれたんですよね?


 CD音源とかじゃなくて』


『え、は、はい。そうですよ』


『何でしょう、安定感と言いますか、聞きなれた声と言いますか……


 実はこういう場に慣れていたりしません?』


『えっと、初めてですよ。こうやってラジオで歌ってとっても緊張しました』


『これがかのドリムさんの力だと言うんですか、なんて恐ろしい……』


『そんな、わたしもまだまだ頑張らないといけないですよ』


『今の段階でこんなに凄いのに、これ以上何処に行く気ですか』


『尊敬する人に追いつけるまで、でしょうか?』


『尊敬する人ですか?』


『はい、尊敬する人です。誰かって言うのは秘密ですけどね』


 舞がそう言って悪戯っぽい笑顔を浮かべる。


 それから、こちらをチラと見たのだけれど、たぶんそれはユメに向けてのものだろう。


 舞が俺に追いつこうとする道理はないし。


『ドリムさんほどの人が尊敬する人、気になります。気になりますが、私にはその悪戯っぽい笑顔だけで十分です。


 さて、そろそろ終了のお時間です。ほんっとうにあっという間でしたね』


『はい、楽しくてあっという間でした』


『そう言っていただけて、私も嬉しいです。


 ですが、いつもはこんなじゃないんですよ? もっとちゃんとラジオしていますからね?』


『知っていますよ。何度か翠さんのラジオ聞かせて貰っていましたから。


 今日はその時とは違ってちょっとびっくりしましたけど』


『この土壇場でその発言はズルいッ。なんで急にそんな嬉しい事言うんですか!?』


『なんでって言われましても……』


 興奮している翠さんとは対照的にドリムが困った顔をしている。


 とは言え、本当に困ってどうしようもないと言うよりも、子供のいたずらでも見たかのようなそんな困り方。


『残念ながら、もう終れとのお達しですのでここで終わりにしたいと思います。


 今日のお相手は不肖綿来翠とゲストの』


『ドリムでした』


『それじゃあ、皆様また来週。私はこの後ドリムさんを独り占めします。どうだ羨ましいだろう』


 最後翠さんが滑り込むように言った一言の後、エンディングの曲が終わり「OK」の一言があった所で録音が終了した。


 それと同時にスタジオ全体が「お疲れ様でした」と言う緊張の糸が切れたような雰囲気になる。


『なんて言うか、舞ちゃんからドリムの歌とらなくて良かったね』


「ああ、あれが舞らしいってよく分かったよ」


『ドリムになろうとして舞ちゃんなりに努力した結果だからね』


「それを否定しようなんて何考えていたんだろうな俺達は」


『本当にね』


 お互いに「お疲れ様でした」と言っている様を少し離れた所から見ているとユメが話しかけてきたので、不審にならないように気を付けてユメと話す。


 ユメの最後の一言がため息交じりだったのが俺の気持ちをそのまま表しているようで、苦笑するしかなかった。


 そうしている間に舞が他の人と同じように「お疲れ様でした」と頭を下げながらやりきった顔でこちらに向かってくるのが見えた。


「お疲れ」


「ううん。楽しかったよ」


「でも、歌の時緊張してただろ」


「やっぱり、プロとして歌うって思うとね。


 でも、遊馬君にカッコ悪いところ見せられないから持ち直したと思うんだけど」


「ああ、いつも通りの舞の歌だったよ」


 俺がそう返したところで、舞の後ろから「あの……」と言う声が聞こえてきて、俺も舞もそちらを見る。


「あ、翠さんお疲れ様でした」


 舞の声に合わせて俺も頭を下げてから「話して来たら」と舞に声をかける。


「もしかして、ドリムさん時間なかったりしますか?」


「少しなら大丈夫ですよ」


「えっと、それならサインを貰えないかなあ……なんて」


 照れたように翠さんが空のCDケースと油性ペンを舞に差し出す。


 なんで空のCDケースなのだろうかと思っていると、舞も同じことを思ったらしく翠さんに問いかける。


「サインくらいならいくらでも喜んで。でも、これでいいんですか?」


「はい、勿論。ドリムさんのCDが出たら中身を入れ替えていち早くサイン付CDを……なんて思いつきまして、もしもに備えていつも持ち歩いていたんですよ」


 ここまで熱烈なファンもいるもんだなと、二人のやり取りを見ているのも何だか面白い。


 舞がサインを書いている中、翠さんが落ち着かない様子で舞を視界に捉えたり、視界から外したりしていたかと思うと、恐る恐ると言った感じで口を開いた。


「そ、それで一つ聞きたいことが……ううん。これは聞いちゃ駄目だよね。


 えっと、今のは無かったことにしてください」


「尊敬している人は誰なのかって事ですよね?」


「う……そうなんですけど……本当はちょっと聞きにくいかな……なんて」


「想像通りだと思いますが、わたしが尊敬しているのは初代の人です」


「やっぱり、そうなんですか!?」


 翠さんが大きな声で驚くので、視線が集まり翠さんが慌てて何もないと両手を振る。


「聞いておいて何なんですが、言っちゃってよかったんですか?」


「本当はわたしもそう公表したいんですけど、今わたしから言ってしまうと関係ない人に迷惑がかかってしまうんですよ」


「って事は、あの高校生バンドの子が初代ドリムってわけじゃ……」


「ないですね。翠さん本当に詳しいですね、そういう事」


 舞が笑うと、翠さんが少し恥ずかしそうに、でも、堂々と「ファンですから」と答える。


「ありがとうございます。それと、この話をしたことは出来れば秘密にしておいてくれませんか?」


「それは勿論。私のスリーサイズは口走ってもドリムさんの秘密は言ったりしないと約束します」


 それはどうなのだろうかと思わなくもないのだけれど、この辺が翠さんと言う人の人柄何だろうなと納得する。


 それから、翠さんは「その代り」と舞に一歩近づく。


「また、来てくださいね」


「もちろんです。ちゃんと呼んで下さいね。


 すみません、そろそろ新幹線の時間なので失礼します」


 そう言って舞がぺこりと頭を下げる。


 もうそんな時間かと思って時計を見ると、十五時半を指そうとしていて確かにそろそろ時間だなと思い俺も頭を下げる。


 舞がもう一度、いろんな人に挨拶をしてから名残惜しそうな翠さんに見送られビルを後にした。


 外に出ると少し空が橙がかっていて少し肌寒くなっていた。


「今から帰ると六時過ぎちゃうね」


「むしろ六時過ぎまでに帰れる事を喜ぶべきだと思うがな」


「そうだね。特に問題もなく終わったし、本当に良かった。


 でも、結局乗る新幹線の時間は変わらないんだけどね」


「そうだったか?」


 舞に言われて財布から帰りのチケットを確認すると、確かに時間が決められていた。


 まあ、指定席なので当たり前と言えば当たり前なのかもしれないけれど。


「でも、此処に来るまでにかかった時間を考えると時間的に余裕はありそうだな」


「遅れたら困るから、ちょっと早めに出ようと思って」


「そう言えば時間に遅れたら新幹線ってもう乗れないのか?」


「自由席なら乗れたはずだよ。その時に座れるかはわからないけど」


 思い出すように少し視線を上にあげた舞に言われて「そんなもんなんだな」と返す。


 それから「取りあえず、駅まで行っちゃおうか」と舞に手を引かれ、スタジオのあるビルに背を向けた。




 無事に新幹線に乗ることが出来たところで、舞が「うーん」大きく背伸びをしたので、改めて言うことにした。


「お疲れ」


「うん、ちょっと疲れちゃったかも」


「初めてのラジオだったからな」


「そうだね。あんなに話す事って今までなかったし、最初はちゃんと話せるかなって心配だったんだよ」


「そうか? 結構普通にしゃべっていたと思うけど」


 確かに翠さんは話しやすそうな人だったけれど、それでも話せない人は話せないんじゃないかと思う。


 そこで話せた舞は初回としては十分じゃないかと思ったが、舞はふるふると首を振った。


「今日話せたのは殆ど翠さんのお蔭だったから」


「確かに翠さんは話しやすそうだったが……」


「ううん、そうじゃなくてね」


「そうじゃない?」


「翠さんたぶんわたしが話しやすいように話を振ってくれていたんだよ。


 勿論台本はあったんだけど、例えばちょっと台本からそれた話をしてわたしの緊張を解いてくれるとか」


「そんなことしてたんだな翠さん。俺は普通に話していると思ったんだけど。


 流石、喋りのプロって感じだな」


「わたしもまだまだだなって思ったな。結局メインの歌だって最初緊張しちゃったし」


 そう言って舞が窓の外を見る。その窓に反射した舞の顔がとても浮かない顔をしていたので、俺は声をかけた。


「舞は上を見てるんだな」


「いろんな人にわたしの歌と踊りを見てもらうためには上に行かないといけないから。


 それに上から見る景色ってすごいと思うからね」


「でも、今日は今日で良かったって言って良いんじゃないか?」


「そう……かな?」


「俺は良かったと思うけどな。舞が楽しそうで、皆を楽しませようとしている感じがして」


「そっか、じゃあ今日はわたしもわたしを褒めようかな」


 向こうを向いていた舞がそう言って笑うので、俺も安心して表情を緩める。


 それから、少し気になっていたことを尋ねることにした。


「そう言えば、初代ドリムの事翠さんに言って良かったのか?」


「本当なら隠す必要ない事だから。それに、翠さんって有名声優でファンの人とか考えると結構影響力もあるからそう言う人が一人くらい味方にいた方が良いかなって」


「何か桜ちゃんみたいなこと考えるな」


「実際SAKURAさんに言われた事だからね」


 舞はそう言うと眠たそうに欠伸をする。アイドルだけあって大口開けてって事は無く、手で押さえるようにしていたけれど、本当に今日は疲れたのだろう。


 目じりの涙をぬぐうように目をこする舞に「眠かったら寝てていいぞ」と声をかける。


「でも、流石に寝顔みられるのは恥ずかしいかな」


「じゃあ駅について起こす時以外はそっちは見ない」


 俺が言うと舞が疑いの眼差しを向けてくる。それでも、すぐに頷くと口を開いた。


「それならちょっとだけ眠らせてもらうね。遊馬君、お休み」


「ああ、お休み」


 そうして舞が目を閉じた所で約束通り通路を挟んで反対側の窓を見る。


 だいぶ暗くなっていて、沢山の光が高速で流れていくのを見ている間に隣からすーすーと規則正しい寝息が聞こえてきて、それからことんと左腕に重さを感じた。


『あーあ、動けなくなっちゃった』


「他人事だな」


『他人事だもん……って言いたいけど、わたしも動けないって事なんだよね』


 舞が俺に寄りかかってしまってどうしようかと思っている所でユメが話しかけてくる。


 ユメが言う通り動けないが、さほど辛い体勢ではないためそっちの方向ですぐに問題になることはない。


 だが、俺に寄りかかっていると言うことは、それだけ距離も近ければ体温も伝わってしまう。そしてそちらを見ることも叶わない。


『わたしが言うのもなんだけど、遊馬って律儀だよね』


「約束を守れるのに守らないのはな」


『それは分かっているけどね。


 でも、約束ってどうやったら守ったって言い切れるんだろうね』


 ユメが自分に言い聞かせるように言った言葉、俺はそれに答えることが出来ずに、代わりに今までにしてきた約束について思い出していた。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「ん……」


 間もなく駅に着くと言ったところで左側から短く舞の声がした。


 それを起きたと見なして舞の方を見ると、舞が目をこすりながらきょろきょろと周りを確認している最中だった。


「起きたか?」


「あ、遊馬君。おはよう」


 普段に比べておっとりとした寝起きの舞はとても新鮮で、思わずドキリとしてしまう。


 舞はそれからすぐに平常モードに戻ると俺の方を見て問いかけてきた。


「わたし変な寝顔とかしてなかった?」


「見てないからわからん」


「って事はちゃんと約束守ってくれたんだね」


 舞が安心したような表情を作り、それから申し訳なさそうな顔をした。


「ごめんね。ずっと寝ちゃってて。暇だったよね」


「ずっとユメと話してたからそうでもなかったよ」


「そっか、ユメちゃんもいるんだもんね。ユメちゃんも今日はありがとう」


『どういたしまして』


 舞には聞こえないユメの声を俺が伝えると、舞が嬉しそうな顔をする。


 それから間もなく新幹線が駅に着き急いで下車した。




 ホームを出て改札を抜けた人の邪魔にならないところまで移動したところで、舞と向き合う。


「本当に今日はありがとう。遊馬君のお蔭で上手くいったよ」


「俺のお蔭じゃなくて舞の力だとは思うが……こちらこそ、楽しいものを見られたよ」


「それじゃあ、またね」


「ああ、またな」


 手を振る舞に見送られて、俺はもう一度改札をくぐった。





 家に向かう電車の中でユメに声をかけられた。


『ねえ、遊馬』


「どうしたんだ?」


『電車降りてから家に帰るまでの道、わたしが表に出てちゃ駄目かな?』


「構わないが、何かあるのか?」


『舞ちゃんが頑張っているのを見たら妙に歌いたくなってね。


 ちょっと楽しげな曲とか歌いながら帰りたいなって』


「それなら、藍と優希に連絡しておかないとな。ユメで帰るって」


『ありがとう』


 ユメの御礼を聞きながら早速携帯を操作して、妹たちに同じ内容のメールを書く。


 送信ボタンを押したところで、ユメが『あのね』と再度声をかけてきた。


『わたしは遊馬との約束ずっと守っていくよ』


「そうしてくれたら嬉しい」


 たぶん、新幹線でのやり取りを意識してのユメの言葉。


 それに対して我ながら素っ気ない返しだとは思うが、それでも無意識に入れていた力を抜いてくれるように安心できるような一言だった。



 電車を降りる頃には空は殆ど暗くなっていて、街灯がポツリポツリとついている。


 そのおかげか人は少なくて、約束通りユメと入れ替わるのが楽だった。


 これから夜になる道をユメは少しスキップをするように歩く。


「TIP TAP 弾む靴の音 青い空 白い雲


 見知った道 過ぎ去るエンジン音


 1 2の3 ステップ踏んで くるりと半回転


 歩いた道がほら 別の顔してる」


 と、今の雰囲気とは少しずれた歌を歌いながら。


 それでも楽しそうなユメの声はそんなことどうでもいいかなと思わせてくれるほどだった。

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