表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
強面騎士様に嫌われていると思ったら、大型犬ごと懐かれていました  作者: しぃ太郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/10

エピローグ



 最近は、仲良く大型犬を連れた騎士と女性が目撃されるようになり、それが王都民に微笑ましく思われているようだ。


 トーマス副長がポツリと呟いた。


「うわ~……隊長が、テンプレ結婚一直線ですか。俺の番はいつですかね……」

「ポピーはレディだ。良かったな」


 グレン隊長は満足気にポピーの頭を撫でた。

 嬉しそうに撫でられている。そして、きちんと座っている大型犬。


「……あぁ。素敵なレディに感謝ですね。いやー、飼い主と違っていい子ですよね〜」


 トーマス副官は視線を遠くに投げながら、力なく笑っていた。

 ポピーだけが、彼の足元にそっと寄り添った。



 ◇◇◇


 ――トーマス視点――



 ある日。


 グレン隊長が俺にポピーを押し付けて来た。

 しかし、飼い主が居ないからか、寝床が違うからか。


 ずっと、寂しげに窓の外を見つめるので、仕方なく散歩に連れ出した所――。


 街灯に薄っすらと照らされた公園で、隊長が片膝をついて何かを差し出していた。

 その目の前には驚く女性。



 そして、数秒後。


 満面の笑みで女性を高らかに掲げてクルクルと回っていた。


「ポピー……。今のは幻だ。分かったな……」

「くぅん」


 俺たちは、静かにその場を立ち去った。


 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

もし物語を楽しんでいただけましたら、

★やブックマークで応援していただけると励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ