どんな ご無理な 注文でも ”お客様は お客様”
第七二話 恐い お客様〖ꣲwꣲ〗 & 第七三話 ご要望は【神殺し】 & 第七四話 いざ行かん 神を殺せる 処まで
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読者諸兄への 御忠告です。
この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。
必ず、ご了承の上、お読みください。
この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。
作者は 一切の責任を 負いません。
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##### 恥劇珍奇想体験の弐 転生【E】⦅⚆.⚆⦆の巻 #####
##### 【ゼロのショウテン】【木竹屋】奉公控え帖-12#####
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*****【店番】其の壱*****
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***** 第七二話 恐い お客様〖ꣲwꣲ〗*****
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【お嬢様】が なんの気まぐれか、【丁稚アーカ】【丁稚ムーケ】を連れてお出かけ。
【手代見習いE】仕方なしに、今日は 久々、一人で【百リン均一】の お店番。
天井から ぶら下がってる 五燭の便所灯。ガラクタで いっぱいの 土間の四畳半。
手書きの 小汚い 貼り紙〔【百リン均一】お代は 売上箱に お入れ下さい〕
相変わらず 薄汚れた曇りガラスの 引き戸が いきなり蹴倒された。ガッシャーン。
引き戸の 粉々になったガラスを ジャリバリ 踏んで 男〖ꣲwꣲ〗が入って来た。
S字に構え、煙草を斜めに咥え、顔も斜に構えた男。《目が逝っていた》
半ケツの ジーパンの ポケットに 手を突っ込んだまま
「よー あんチャンよー。お前の 所には 何だって 有るんだってなあ」〖ꣲwꣲ〗
「ヘッ、何でしょう。CD・ビデオテープ・八ミリフィルム ばかりで」⦅⚆.⚆⦆
【木竹屋】【手代見習いE】⦅⚆.⚆⦆何が何やら 分からない。
(こんな【百均】の店に 入ってきて 何を言ってる???オカシイんじゃねェ)
当たり前だが、〖ノーナシ〗などは、宝物蔵を 見せて貰えないから 知らない。
「《カミ》は あるか」顔を カクッ カクッと 首をチックさせながら 男が聞いた。
「トイレットペーパー・・・くらいなら」⦅⚆.⚆⦆
「æ~~d͡ɮ~~~ʃ~~~~~~」〖ꣲwꣲ〗は 顔を引き攣らせ 奇声を上げるや否や。
いきなり、バットのような財貨棒で 辺りを叩き出した。雑貨が 砕け 飛び散った。
【手代見習いE】は逃げ出した。が、回り込まれた。逃げられなかった。
【手代見習いE】は、「ヒィ、ヒィー 助けてー」悲鳴を 上げて 逃げ回る。
《目が逝ってる》男は 追っ掛け回しながら、財貨棒で 辺り一面 破壊し続ける。
・・・・・
「おや、おや」【ショッキングピンクの暖簾】から【日堂】が顔を出した。
「《追い掛け》ごっこ、ですかな。いや、お若い方は 元気が有って 結構ですな」
「旦那様、助けてぇ」情けない声の【手代見習いE】。
「追っかけて迄、財貨を下さる。と言うのに、逃げる商人が居ますか」(ᐟ⚇ᐠ)
「お客様、手前この屋の主で 御座いまして、えー、店の者が 何か不調法を・・・」
「神は あるか」頭を カクッ カクッ と、チックさせながら 男が聞いた。
ポンッと 手を打った【日堂】「あ、そちらの お客様でしたか。どうぞ こちらへ」
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***** 第七三話 ご要望は【神殺し】*****
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〖ꣲwꣲ〗は 相変わらず 逝った目で 頭を カクカク させながら「神は あるか」
「『神は あるか』との 仰せでは 御座いますが」(ᐟ⚇ᐠ)
「私共は商人で御座います。これこれ、この様な品が 欲しいと
申付けて 下されば 如何様にも ご用意致します」
「しかし『神は あるか』だけでは、分かりかねます」(ᐟ⚇ᐠ)
「どうか、《物は試し》と申します。どうぞ ご要望を 仰って下さい」
・・・
「殺す」暫くの後、〖ꣲwꣲ〗がポツリと呟いた。
「何をで 御座いましょう」【日堂】(ᐟ⚇ᐠ)が いつもの 柔和な顔で 聞いた。
「殺す」「殺させろ」「神を殺させろ」「俺を【神殺し】にしろ」
「神を、で、御座いますか」流石の【日堂】(ᐟ⚇ᐠ)も 引いていた。
・・・
やや 間を置いて、【日堂】が キッと 顔を上げ「宜しゅう御座います」と言った。
「その道では『萬屋』と呼ばれ、『無い品は【木竹屋】に行け』と まで
言われております。お客様の ご要望には 全て お答えして 参りました。
【木竹屋】悠久元年創立以来、一度たりとも、お客様から ご不満の言葉を頂いた事が
無いと言うのが この店の誇りで御座います。
ご不満の言葉を頂戴した時は、【木竹屋】の看板を外す時 と心得ております」
「必ずや。お客様の ご要望を 叶える品を ご用意致します」(ᄼ⚇ᓄᄾ)
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***** 第七四話 いざ行かん 神を殺せる 現場まで *****
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果てしなく広がる【0の海】、永遠に続く0,00,000,0000,・・・
ゼロの港に 浮かぶ 巨大豪華客船達
《ゼロモンドプリンセス》《シンフォニー・ゼローズ》《ノルウェーゼロジャン》
それぞれが イルミネーションを 豪華に飾り、互いの綺羅を 競い合い。
キラリ キラキラ ギラリ ギラギラと 港の夜景を 光の衣装で 彩っていた。
その光の影に 隠れるような 波止場の端、暗闇の中・・・
「財貨棒、財貨ネックレス、財貨バングル、財貨瞼・鼻・耳・唇・舌・臍・足各リング、
合計37点の 預かり証で 御座います。ご確認下さい」
「こちらは お戻りの際に 清算させて 戴きます」
「では、ご機嫌宜しゅう 行ってらっしゃいませ」
【木竹屋】主【日堂】(ᄼ⚇ᄾ)が みよし先に 手をかけ 押し出します。
何の たそくにも 為りませんが、愛嬌のあるもの。・・・ (^^♪ 夢金
・・・
ボロい【ポンポン舟】は 巨大豪華客船に向かっていく。
「すげえ。一段と豪華じゃねえか」ワクワクしながら 身を乗り出して見る お客様。
ゼロの港に 浮かぶ 巨大豪華客船を・・・横に見ながら
ボロい【ポンポン舟】は 脇を抜けて その先へ。
「オイ、船頭。どこ行くんだ。巨大豪華客船が みんな 過ぎちまったぞ」〖ꣲwꣲ〗
「お客さんよー。こらえて つかーさい。貴方の あれっぱかしの 財貨じゃ、
あげな 豪華客船は ナンボ何でも 無理っちゅうもんじゃぁ」
「あれは 船賃が 高いで、いくら あんたが 無神信者様でも のう」 Ĭ(ꕕដꕕ)Ý
「3等でも 信者を百万人、特等室は 信者を何億人と騙す、それぐれえ じゃねえと」
「それより、そろそろ ≪外海≫じゃあ。荒れるでよゥ、しっかり 掴ってなせえよ」
「ゼロの海は、落ちたら、助けようが ねーでよ。【0】に呑まれて それっきりだぁ」
ボロい【ポンポン蒸気舟】は 波の煽りを受け 上下左右、
『揺れる』なんてもんでは 無かった。
波は 舟の何倍もの高さで 〔神奈川沖波裏〕の様に襲い掛かる。
船頭は 右と左の腕が違う 魁夷な腕の番頭。
左の二本の顎を ガチガチ 鳴らしながら、右の鬼の腕で舵輪を握り。
(^^♪ 舟は波任せ~~波は風任せ~~ Ĭ(ꕕដꕕ)Ý
客は 舟が揺れる度に 転げまわる。あっちに ぶつかり、こっちに 叩きつけられ。
オンボロ舟には 座席も シールドベルトも 安全設備なんて アリャし無いかった。
番頭だけは 鈎爪で、ガッキと 舟底を掴んでた。
「お客さんよー。そげに 転げ廻らんで くれんかのー。舵が 取りずれーで」
「【手代見習いE】もよー お客さんに チャーでも 出さんかい」
「気ィの 利かん奴っちゃなぁ」Ĭ(ꕕដꕕ)Ý
「言われんでも 気ィ回すこと 出来ん様じゃ、いつ迄たっても【見習い】がとれんぞ」
そうです、なんの因果か【手代見習いE】⦅⚆.⚆⦆は お供させられていたのだった。
「何事も勉強」【日堂】(ᄼ⚇ᄾ)の【鶴の一声】でした。
・・・・・続く