【小悪魔ヂェーシヒェーギ】(ꔹ)は【木竹屋】の秘密を 嗅ぎ当てたのだが・・・
第六六話【手代心得バンキチ(ꔹ)】 & 第六七話 (.Ⰾ.) はてな? & 第六八話【木竹屋】宝物蔵の秘密 & 第六九話 知恵比べ (.Ⰾ.) vs(ᐟ⚇ᐠ)
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読者諸兄への 御忠告です。
この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。
必ず、ご了承の上、お読みください。
この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。
作者は 一切の責任を 負いません。
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##### 恥劇珍奇想体験の弐 転生【E】⦅⚆.⚆⦆の巻 #####
##### 【ゼロのショウテン】【木竹屋】奉公控え帖-11#####
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$$$$$$$$$$ 主な 登場人物 $$$$$$$$$$
【E】 ⦅⚆.⚆⦆:転生ヘタレ主人公、国語算数理科社会体育図工家庭科、オール2
現在は お嬢様のお守り、兼【木竹屋】の【手代見習いE】。
【外堂】Ĭ(ꕕដꕕ)Ý:【木竹屋】の番頭
【バンキチ】(ꔹ):【木竹屋】手代心得、【ササオキナイ】のスパイ
【小悪魔ヂェーシヒェーギ】
【ササオキナイ】(.Ⰾ.):城代家老【小悪魔???】
【中悪魔ガテンドンゴロス】(Ⰲ)の育ての親
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***** 第六六話【手代心得バンキチ(ꔹ)】*****
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番頭【外堂】に 言いつけられた仕事を 次々と こなす【手代心得バンキチ(ꔹ)】。
「なるほど、器用なものだ。【手代見習いE】とは 大違いだ」 Ĭ(ꕕដꕕ)Ý
「これなら、宝物蔵の管理を させて見ても 良いだろう」
と言う訳で、宝物蔵の管理を 任された【手代心得バンキチ(ꔹ)】が 驚いた。。
東京ドームが幾つ入るんだ?と思われる部屋の壁は、薄桃色の大理石のような自然石。
神、魔、妖、仙、等々の武具、兵器の100mはある列々。
不老、不死、再生誕、転生丹、転移丹、移時丹。高さ30mはあろう陳列棚。
「これは【中悪魔ガテンドンゴロス】(Ⰲ)城の宝物蔵に【勝るとも劣らぬ】品々」
「そうでしょう、だからこそ、【木竹屋】なのです」 Ĭ(ꕕដꕕ)Ý
「悠久元年創立以来、数多のお客様の ご要望に お応えし続けた【証】なのです」
「管理を任すからは、決して 務めを 徒や疎かにしては 為りませぬ」
「この入館証を預ける。無くした。なんどと、言い訳は聞きませぬぞ」 Ĭ(ꕕដꕕ)Ý
「宝物蔵の管理、拝命致しました。命がけで務めます」(ꔹ)
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***** 第六七話 (.Ⰾ.) はてな?*****
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*****【中悪魔ガテンドンゴロス】の城 *****
「これこれ、【木竹屋】の手代さんや、チョトおいで」(.Ⰾ.)が 声をかけた。
「これは監査役様、なんぞ御用で」⦅⚆.⚆⦆
「用と言うほどの事では無いが、その方なんと申したな」(.Ⰾ.)
「【手代見習いE】と申します、
こちらは【手代見習い付き女丁稚】【お嬢様】で 御座います」
「【手代見習い付き女丁稚】で【お嬢様】は、面白いのう」
(はて、連絡用の 虱が憑いていない)
連絡用のシラミは 全て【お嬢様】に 喰われていた。
「その方の店に 遣わした【小悪魔】じゃがのう、粗相は無いか」(.Ⰾ.)
(【小悪魔ヂェーシヒェーギ】(ꔹ)に付けた紐。例え 異次元・異宇宙に行ったとしても
絶対に切れぬ【不空羂索】。それが切れた。なれば、彼奴は死んだはず)
「【手代心得バンキチ】ドンですね。宝物蔵の管理を やってますよ」⦅⚆.⚆⦆
実は、不空羂索も【お嬢様】が喰った。【お嬢様】は 何でも 良く喰うのだ。
「ホウホウ、無事、あい勤めて居るか。安堵致したわい」(.Ⰾ.)
(ワカラン。【木竹屋】め、やりおるわい)
「一度、顔を見せるように、伝えておくれ」
(やむを得まい、直接聞く以外ない)
*****【木竹屋】奥座敷*****
「監査役様(.Ⰾ.)、大分に焦れて来たようですな」
「ハイ、旦那様。しかし、分りませぬなあ」
「どうして、あれほどの御方が、何の手も打た無かったのでしょう」
実は、手は打っていたのだが、【お嬢様】が 全て喰っちゃったのだ。
【木竹屋】の主(ᐟ⚇ᐠ)も 番頭Ĭ(ꕕដꕕ)Ýも 気づかない【知らぬが仏】
「さて、それは分からぬが。そろそろ、次の手を打ちましょうか」
「あの方が どう出るか、楽しみのような 怖いような」
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***** 第六八話【木竹屋】宝物蔵の秘密 *****
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【手代心得バンキチ】(ꔹ)は、今日も、ホコリを払い、磨き上げ、並べ直し。
とは、言うが。何しろ宝物蔵は広い。東京ドームが幾つ入るんだ?と云う位。
仕方なく 使役魔300匹を召喚、その使役魔も 疲れ果て バタバタ倒れて行った。
1日が終わる頃には、悪魔力も体力も、全て使い果たし、ヘロヘロのヨレヨレ。
「監査役権限で、悪魔力を 縛られて いなければ。これでは10分の1も力が出ぬ」
「【手代見習いE⦅⚆.⚆⦆】みたいに、〖ノーナシ〗だったら、良かったのに」
青息吐息。ゼイゼイ、肩で息しながらも、考えていた。
(見つけたぞ。【木竹屋】の秘密。宝物蔵に有ると 思い込まされて 騙されたわ)
(まさか、【ショッキングピンクの暖簾】が 入口だとは、
使い魔が あそこで 消滅してなければ、気が付か無かった)
*****【木竹屋】奥座敷*****
「【手代心得バンキチ】(ꔹ)さんや。日頃 良う 働いて 呉れてるのう」
「有り難い事じゃ、この通り、【日堂】礼を申しますぞ」(ᐟ⚇ᐠ)
「旦那様、そのような 過分な お褒めの言葉、畏れ多い事で 御座います」(ꔹ)
「【手代心得】として、当然の仕事で 御座います」
・・・(あんな仕事量が、一人でこなせるか、少しは考えろ。○○野郎め)
「ですが、そなた、監査役様に 連絡しなかったのですか」
「テレパシーひとつ、でも宜しいのに、連絡しない。それは不義理 と言うものですぞ」
「いかに 旧主とは 言え、ご挨拶無しは 頂けませぬ」(ᐟ⚇ᐠ)
「心得ぬ事で、申し訳 ございません」(ꔹ)
(○○野郎、テメーに こき使われて、テレパシー使う 悪魔力も 残ってねーんだ)
「一度、監査役様に ご挨拶してきなさい。ご心配して 下さっているそうだ」(ᐟ⚇ᐠ)
「へへーっ。ご配慮いただき、有難う御座います」(ꔹ)
・・・(ヤッター、絶好のチャンス)
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***** 第六九話 知恵比べ (.Ⰾ.) vs(ᐟ⚇ᐠ) *****
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*****【中悪魔ガテンドンゴロス】の城 *****
「と言う訳で、参りました。監査役(.Ⰾ.)様」(ꔹ)
(アホウめが、彼奴の手のひらで 踊らされているのも 分からぬか、やれやれ)(.Ⰾ.)
「見つけましたぞ、【木竹屋】の秘密。宝物蔵に 隠し扉が13」(ꔹ)
「いやはや、この扉は いずれも 異次元錠、異界に 繋がる扉で 御座いました」
「しかし この扉は、いずれも罠。ひとたび、開ければ 必ず痕跡が残る」
「スパイを 引っ掛ける 巧妙な罠でした」
「私なればこそ、見破れたのですぞ」鼻息荒く語る(ꔹ)
「フムフム、で」(.Ⰾ.)(前置きが 長いわ、やれやれ)
「本当の秘密の扉は、目の前に在ったのですぞ。私の慧眼は、それを見逃しません」
「【ショッキングピンクの暖簾】。これこそが、【木竹屋】の秘密だったのですぞ」
「暖簾の秘密を暴くのは、それはもう、大変な苦労で御座いました」(ꔹ)
本当は、使い魔が 消滅したので、偶然 気が付いたのだ。
が、そんな事は オクビにも出さず。鼻を膨らまして 報告する(ꔹ)
「中は、どうだった。何が有った」(.Ⰾ.)(そんな事、聞いとらん。イライラ)
「はい、《昆虫館》で御座いました。ところがで御座いますよ。覗いてみてビックリ」
「いやもう、その臭いこと臭いこと。悪魔も逃げ出す臭さとは、あの事で御座います」
「臭い事など、聞いて居らん。中の事を 聞いて居る、中は何だったのじゃ」(.Ⰾ.)
「ヘッ、いや、それはで 御座いますね、あの、こき使われて、暇が・・・その」(ꔹ)
「『扉を見付けましたが 中に何が有るか分かりません』と、殿に 申し上げるのか」
「『なにも、分りません』と。殿(Ⰲ)に・・・そのような マヌケな報告をせよと」
「その方の 魂1個、殿の 預かりとなって 居るのを、忘れている ようだのう」
「ワシが 一言、言上し 其の方の 魂を・・・」(.Ⰾ.)
「ちょちょちょ、お待ちください。そればかりは、御勘弁ください」(ꔹ)
「【木竹屋】の秘密の扉には、仕掛けが御座いまして。鍵が〔魂〕なので」
「使い魔の〔魂〕など、幾らも有ろうが」(.Ⰾ.)(かんしゃく玉が、破裂寸前になった)
「いえ、それが、開ける者の〔魂〕が 鍵なんで、開けると〔魂〕が無くなるんです」
「フーム・・・クックックック クワッハッハッハッハ」
「面白い。【木竹屋】め。知恵比べか、クックックック、久々よのう」
「殿(Ⰲ)に申し上げ、その方の〔魂〕、下げ渡して貰おう」(.Ⰾ.)
「本当で御座いますか。有難うございます」米つきバッタのように お辞儀する(ꔹ)
「さすれば、その方の〔魂〕は2個になる。〔魂〕1個を使い、開けて入れ」(.Ⰾ.)
「ヒィ~~イッエ、そんな事したら、私の〔魂〕が 1個しか 無くなります」(ꔹ)
「1個残るのと、全て無くなるのと、どちらでも好きにせい」
・・・・・続く