スパイが潜入してきました。・・・どうしましょ。
門門門門門門門門 門門門門門門門門
門門 門門 門門 門門
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門門 門門 門門 門門
門門門門門門門門 門門門門門門門門
門門 門門
門門 こ の 書 を 門門
門門 読 む 者 は 門門
門門 全 て の 門門
門門 勉 強 を 門門
門門 捨 て よ 門門
門門 門門
門門 門門門門
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読者諸兄への 御忠告です。
この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。
必ず、ご了承の上、お読みください。
この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。
作者は 一切の責任を 負いません。
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##### 恥劇珍奇想体験の弐 転生【E】⦅⚆.⚆⦆の巻 #####
##### 【ゼロのショウテン】【木竹屋】奉公控え帖-10#####
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***** 第五八話【消費税】*****
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「【消費税】で 御座いますか」(ᐟ⚇ᐠ)
「さよう、この【ゼロの商店】街にも お達しが有った」
「全ての、売り上げの10%を 納めよと」
「しかも、【ほっとけ屋】〖かもうな屋〗は 無税だと、馬鹿馬鹿しい話よ」
「お歴々様方の お怒りは ごもっとも とは存じますが」(ᐟ⚇ᐠ)
「私めのような 裏道の小店に どうせよと」
「其方のような小店も、売り上げの 10%が 取られるのだぞ」
「店が立ちゆくまい。そこでだ、【ゼロの商店】街 全体で反対するのだ」
「そうすれば、お上も 再考なさざるを得まいよ」
「申し訳ございません。この度は 控えさせて 戴きます」(ᐟ⚇ᐠ)
「【木竹屋】だけが 抜けると 云うのだな」
「【ゼロの商店】街の 申し出を 蹴るのだな」
「申し訳ございません。この度は 控えさせて 戴きます」(ᐟ⚇ᐠ)
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***** 第五九話【㋚の男】達 *****
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税務署の査察が入った。
「はい、これが捜査令状です。そのまま、動かないで。品物も動かさないで。
商品等、一切触らないで下さい。机、魔算器、私物その他一切、触ってはいけません」
【木竹屋】主 人【日堂】(ᐟ⚇ᐠ)
番 頭【外堂】Ĭ(ꕕដꕕ)Ý
店 員【手代見習アッパラパーE】⦅⚆.⚆⦆
事務員【パート悪魔甚兵衛】(∵)
派遣員【丁稚アーカ】(・凸・)【丁稚ムーケ】(・凹・)
預店員【お嬢様】
一人一人、別個に、事情聴取された。家宅捜査もされた。
「矛盾点が無い」「兵器群も財宝蔵も別次元」「ここに有るのは 百均のゴミばかり」
「次元鏡で 別次元に 置いてある物を、ここに 有るように 見せていただけ」
「商品見本と言われれば、それまで」「見せただけでは、課税対象には ならん」
「これは、【タレコミ】が 間違っていたとしか」「とんだ【骨折り損】でしたな」
「税務査察の面子丸つぶれ」「ネタ元には、きちんと、お話せねば なりませんな」
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***** 第六十話【中悪魔ガテンドンゴロス】(Ⰲ)怒る *****
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「【小悪魔ヂェーシヒェーギ】よ。『失敗しましたァ。ゼームショに 睨まれましたァ』
それで逃げ帰って来たァ、あっ、アッ、Aっ、@ッ、eっ・・・」
【中悪魔(Ⰲ)】の怒髪は天を突き、摩擦電気がバチバチと、火花を散らした。
あたかも、イカヅチが乱れ飛ぶ 雷雲のような 有り様であった。
「殿に 申し上げます」(監査役【小悪魔ササオキナイ】(.Ⰾ.))
「なんじゃ、爺」(爺は【中悪魔ガテンドンゴロス】(Ⰲ)の育ての親)
「此奴の失態の責任云々よりも、税務署対策が 先で御座いますぞ」(.Ⰾ.)
「税務監査が 入りましては 一大事、【ゼロの商店】街に出しましたる【悪魔書店】。
ここが、潰れては、【ゼロの商店】街の 我々の橋頭堡が 無くなりますぞ」
「ヌヌヌ、爺(.Ⰾ.)に任す」(Ⰲ)(育ての親には、頭が上がらない、のだ)
「それは なりませぬぞ。あそこの税務署は 固いので有名」(.Ⰾ.)
「そんじょ 其処らの 奴ばらのようには 参りませぬ」
「どうせいと 申すのじゃ」(Ⰲ)
「早速にも、ゼロの政府に 献金攻勢を かけませぬと」(.Ⰾ.)
「それも【K3十】のように、形振り構わず。莫大な献金と闇献金を」
「それでは 課徴金を払ったほうが、安上がりでは 無いか」(Ⰲ)
「それは いけませぬ」(.Ⰾ.)
「【悪魔書店】は、【ゼロの商店】の 大事な橋頭堡で 御座いますぞ」
「脱税をしたとあっては、【ゼロの商店】街の町役人を 辞退せねばなりませぬ」
「町役人で無くなれば、今後の活動に 大いに支障をきたしまする」
「そもそも、御先代様 御他界の砌・・・」
「分かった分かった、爺の話は長すぎる。爺の云う通りにするわ」(Ⰲ)
「されば、爺(.Ⰾ.)は 大蔵財務省と 金策に当たりますわい」あたふたと 走り去った
・・・・・
「フウーッ、爺(.Ⰾ.)と 話すと 疲れるわ」(Ⰲ)
「お疲れ様でした」と【小悪魔ヂェーシヒェーギ】(ꔹ)
「『お疲れ様』では 無いわ。そもそも、おのれの失態が 原因ではないか」(Ⰲ)
「お怒りは ごもっともで 御座いますが。この度の失態は【敵を甘く見た】のが原因」
「さすれば、スパイを送り込み。敵の内情を探り、弱みを握るのを 優先するべきかと」
「ふむ、それが出来るスパイに 心当たりが有るのか」
「へへーっ、一人。コヤツ 全ての魔法を 持っておりますが」(ꔹ)
「先天的に 魔力が10Pしか有りません。しかも 魔力が増えないので御座います」
「それでは、魔法が使えぬでは無いか。そんな者に、スパイが出来るのか?」(Ⰲ)
「そこで、御座います『なんの魔法も 使えない者が、スパイなど 出来る訳が無い』
と、彼奴等も考えましょう。【凍れる宇宙】は ご存じで 御座いますか」(ꔹ)
「そんな 宇宙で 生きている生物が おるのか」(Ⰲ)
「その宇宙にも、スパイが居ります。
現地語で【忍者】【草】などと 呼ばれて居ります」
「此奴らは、魔法を使わず、スパイを行います」(ꔹ)
「俄かには信じがたいが、良かろう任す。が、今度失敗したら、分って居ろうな」
「へへーっ。必ずや、【木竹屋】の 弱みを 見付けます」(ꔹ)
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***** 第六一話【見習い丁稚ヌーカクーサ】(・.・)*****
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「本来なら、一見は雇わぬのじゃが、あのジジイ(ꕹ)の 紹介状では そうもいくまい」
「だが、魔法が使えぬのでは、丁稚じゃな。仕事は少々きついぞ」
「今日から【見習い丁稚ヌーカクーサ】じゃ」
「へへーっ。有難うございます」
(しめしめ、なんとか、潜り込めたぞ)
***** 第六一話の2 【木竹屋】奥座敷 *****
「ふん。間諜かな」(ᐟ⚇ᐠ)
「ご主人様も、そうお考えで」Ĭ(ꕕដꕕ)Ý
「いくら何でも、魔法を使えない者が、続けて入って来るなど、有り得ませぬ」
「そう思いまして【甚平】に見せたら、【小悪魔ヂェーシヒェーギ】の使い魔の中でも、
一番使えない【ミソッカス】(・.・)と 呼ばれる者で 御座いました」
「使い潰しましょうか。それとも、行方不明に」
「いやいや、せっかくの贈り物ですよ。有り難く頂戴致しましょう」
「そうですな。棚卸の手伝い!でも!させますか」
***** 第六一話の3【ショッキングピンクの暖簾】の奥*****
「これは、旦那様、この品は、どこに片したら、宜しいでしょう」(・.・)
「そこに有りましたか。どこに仕舞ったか、失念してました。よう見つけましたな」
「その品は、魔法関連の棚に・・・いや、この品は 魔法使いには 要らぬ物」
「旦那様、この品は どのような物 なのでしょうか」(・.・)
「ああ、これね。魔法具なのだけれど、魔法使いは 使わぬ物なのだよ」(ᐟ⚇ᐠ)
「【百万分の一魔法器】と言って、極々微量の 魔法を 使う物なのだ」
「まあ、こんな微量の 魔法を 使う方など、そうそうは居ないがね」
「だ、旦那様ア~」(・.<)
【見習い丁稚ヌーカクーサ】が いきなり【日堂】に縋りついてきた。
「なんですね、いきなり、びっくりするじゃ、ありませんか」
「これが 有れば 私も魔法が 使えるんですね」(>.・)
「そりゃあ、使えますが。最大出力が、精々【石火の光】くらいですよ」
「それでも、売値は100万チロ。出せますか」
「ウあぁアァ~~~~~~~」泣き崩れる【見習い丁稚ヌーカクーサ】(T.T)
「ふむ、何か事情が在りそうですね。そこにお掛けなさい。お話を聞きましょう」
泣き泣き語り始めた【見習い丁稚ヌーカクーサ】時々鼻水を しゃくりあげながら。
「(・_・D フムフム、生まれた時から 苛められた。魔法が 使えないせいで・・・」
「【小悪魔ヂェーシヒェーギ】の 使い魔になっても、虐められ 続け・・・」
「お使い魔さんでしたか、驚きました。この【日堂】驚きまして 御座いますよ、はい」
「ホウホウ、この【木竹屋】にスパイとして・・・うむうむ、なるほど」
「【木竹屋】の弱みを握って来いと、成功したら、魔法を使えるようにしてやると」
「だが、あのケチン坊が、100万チロもする 魔法具を 呉れる訳が無い・・と」
「はいはい、分かりました。もう泣きなさんな、分ったから」
「スパイとは言え、一旦、お店の者となった。これは ご縁と云う物」
「商人は【御縁】を 大切に しなければなりません」
「『躓く石も、縁の端くれ』。決して悪いようにはしませんぞ」
「【見習い丁稚ヌーカクーサ】さんや、あの【百万分の一魔法器】ですがね」
「とある魔法具と 組み合わせると、普通の魔法が 使えるんですよ」
「はあ、でも丁稚の身分では、とても買える訳が・・・」(・.・)
「まあまあ、話は 最後まで お聞きなさい」
「貴方のように、虐められていた方は 他に居なかったですか」
「それは。もう、ペーペー達は、【泣きの涙】で居ますから、いくらでも」(・.・)
「ほう、相当数、いらっしゃる。それはそれは、うんうん」
「【見習い丁稚ヌーカクーサ】さんや」
「貴方『この【木竹屋】にスパイとして』と言いましたよね」
「どうです。アルバイトする 気は ありませんか」
「旦那様、それは どう云う事でしょう」(・.・)
「簡単な事ですよ、【泣きの涙】の方達を 紹介して 頂ければ 良いのですよ」
「でも、裏切りがバレたら」(・.・)
「ですから、貴方は、今のまま、ここで スパイを 続けるのですよ」
「【木竹屋】の弱みは、こちらが 教えます。それを、あちらに 知らせる」
「優秀なスパイの 一丁出来上がり」
「【泣きの涙】の方達、一人につき、紹介料1万チロ出しますよ」
「【百万分の一魔法器】の100万チロですが、当店は 店員割引も 有るんですよ」
「やります。やらせてください。何人でも 紹介します。居なければ、引き摺ってでも」
・・・・・続く