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異常調査部〜細菌事件〜【3】  作者: 月ノ羽ルナ
7/9

僕が見つけた

くろうま あおい

「僕は胡景兄さんを貶めたお前を、絶対に許さないからな!必ず後悔させてやるっ!」


怒りの感情を露わにしたくろうまは、人差し指をビシッと黎ヰ(くろい)へと突き指した


巫山戯すざけ かのこ

「あなたのしでかした、不祥の代償は計り知れない。私達に暴かれる前に、自ら認める事を勧めるわ」


黎ヰ(くろい)を睨みつけた、その瞳の奥にはくろうま同様、怒りの感情が滲み出ている


二人に続いて世瀬よせも、鋭い眼差しを黎ヰ(くろい)へと向けると、父親に似たドスの効いた声色を出した


世瀬よせ 芯也しんや

「お前を引き込んでしまった者としての責任は、必ず取らせてもらう」


それぞれが黎ヰ(くろい)へ向けて、宣戦布告の言葉を告げると、彼らは返事も聞かずに部屋から出て行った


黎ヰ(くろい)

「……」


三人分の敵意を、黎ヰ(くろい)は無言で、だけどしっかりと受け止めていた


まるで、嵐が去った後のような感覚に、状況が飲み込めず、いまだ混乱しているめぐるは、頭の中を整理するべく思考を巡らせた


新しい部署が設立された事は、めぐるも噂に聞いていた。それが"情報開示課"で、率いているのが友人だとは、この瞬間まで知らずにいた訳だが…


知られざる友人の顔を目の当たりにすれば、戸惑うのも無理はないだろう


カウンセリングが続いている事や、今まで捜査していた事件についても、世瀬よせは鋭く指摘できる程に詳く、またその事を逆手に取りめぐるを、謹慎処分にしようとした


そんな事実に対しめぐるは、今まで心を開き愚痴程度に話していた事を、世瀬よせは利用したのだと……嫌でもそんな考えがチラついてしまい、自然と俯いてしまう


最初からめぐるを異常調査部へのスパイとし、黎ヰ(くろい)の弱味や不正の証拠を探るように仕組んでいたので、世瀬よせからすれば話を聞くふりをして、黎ヰ(くろい)を追い詰める手札を手に入れていたに過ぎない


だが、そんな事を知らないめぐるからすれば、友人に利用されていたと言う事実だけが突き刺さり、彼の胸は静かに痛んだ


蔡茌さいし めぐる

「……どうして、そこまでするんだ」


無意識に出た言葉は、友人へと向けられたものだった


めぐるがスパイとして異常調査部へと移動して来た事は、黎ヰ(くろい)も知っていた。情報開示課が設立された時点で、いずれこんな状況が訪れる事も予想していた


だから、この時がくれば世瀬よせが何故、めぐるをスパイとして送り込んだか、何を目的としているのか、それを説明する気でいた


黎ヰ(くろい)

「……」


だが、今のめぐるを目の当たりにしてしまうと黎ヰ(くろい)は、予め用意していた筈の言葉が喉から出てこなかった


黎ヰ(くろい)

(いま説明した所で、混乱させるだけだよなぁ〜。それに、紾ちゃんにとってあいつは友人なんだよな)


心を許した相手が、自分を利用した。そんな事実すぐに受け入れろと言う方が難しいだろう……いや、自分を裏切った奴なんだと恨んだ方が、楽なのかもしれない


でも、蔡茌さいしめぐるは楽な方へ考えないからこそ、悩み悲しみ苦しむ


元を辿れば自分が原因だと、黎ヰ(くろい)はこの時初めて、過去の自分が下した決断に揺らぎを感じた


それは決して後悔ではなく、過去の話をした後、めぐる黎ヰ(くろい)をどう思うかへの、漠然とした不安だった


黎ヰ(くろい)

(紾ちゃんがもっと、自己中心的で絵に描いたような嫌な奴なら、俺もやりやすかったんだがな。この感情は……厄介だねぇ)


先程、世瀬よせが異常調査部を活動中止にしようとした時、事情を知らないめぐるは、それを止めようと必死になった


その態度からも、めぐるが異常調査部を通して、在籍しているメンバー達を"異常"な者として、接していないのだと改めて認識でき、同時に大切に思ってくれているのだと分かる


嬉しい思いと同時に黎ヰ(くろい)の中で、不安は増していく


黎ヰ(くろい)

(俺は恨まれる事を望んだが、そんな俺を紾ちゃんはどう思う?)


今更、思い悩んでも過去が変わる訳ではないと分かっていながらも、黎ヰ(くろい)曰く"厄介な感情"は呪縛のように彼の心の中に居座り続けた


ブー ブー


そんな時、黎ヰ(くろい)の机の上に置かれたスマホのバイブ音により、唐突に思考は遮られ画面に【塔沽とうかい】と見えた途端、黎ヰ(くろい)は訝しげな表情になる


黎ヰ(くろい)

(事件からしてみれば、タイミングは良いが俺からすれば、悪りぃ〜んだよなぁ)


心の中で塔沽とうかいに、八つ当たり気味な悪態をつくと、黎ヰ(くろい)はスマホを手に取り通話ボタンとは逆のボタンを押す


あくた 昱津いくつ

「でな…くて、いいの?」


準備が終わったあくたが声を掛ける


黎ヰ(くろい)

「問題ねーよ。元から着信が待ち合わせの合図だからなぁ」


仕方がないと切り替えた黎ヰ(くろい)は、立ち上がった


黎ヰ(くろい)

「今から塔沽二苑に会ってくる。なんでも例の学会に参加中、脅迫状を受け取ったらしい。場所から考えてもおそらく、芥が呼ばれた事件と深く関わってる可能性が高い」


曳汐ひきしお 煇羽やくは

「では、私達はそちらを基に調査を?」


曳汐ひきしおの言葉に黎ヰ(くろい)は、首を左右に振った


黎ヰ(くろい)

「いや、俺だけでいい。あんなのとは、極力関わらない方が人生安泰だからなぁ〜」


塔沽とうかい二苑しおんに対して随分な物言いをする黎ヰ(くろい)に、あくた曳汐ひきしおは顔を見合わせた後、思い思いに喋り出す


あくた 昱津いくつ

「ぼ、く…何度か…会った事ある、けど、いい人…だと思うよ」


曳汐ひきしお 煇羽やくは

「私は面識はありませんが、名医として有名な方なので、活躍などは存じてます。同族嫌悪ですか?」


あくた 昱津いくつ

「属性で…言えば、黎ヰくんと、同じかも」


曳汐ひきしおに同意するあくたに、黎ヰ(くろい)は"あんなの"呼ばわりした塔沽とうかいと同族だと言われ、微妙な面持ちになった


黎ヰ(くろい)

(納得できねー)


内心反論しながらも、チラリとめぐるを見れば、会話は聞こえているが、未だ心ここに在らずと言った様子に、黎ヰ(くろい)はどう声を掛けたものかと悩んだ


あくた 昱津いくつ

「め、ぐる…君!!一緒に…行こう!」


と、急にあくたが、めぐるの背後に飛びついた


蔡茌さいし めぐる

「うわっ、な、なんだ」


無防備だっためぐるは、突然の事に驚き声をあげる


あくた 昱津いくつ

「僕と…一緒に、旅館に、調査しに、行こう」


調査という言葉に反応し、めぐるは頷いた


蔡茌さいし めぐる

「あ、あぁ。そうだな」


先程、世瀬よせが「俺は先に行っている」と言っていた事もあり、めぐるあくたと共に誘蝶木旅館へと行く事に同意する


蔡茌さいし めぐる

(ここで悩んでても答えはでないよな。旅館に世瀬が居るなら、直接世瀬から話を聞こう)


異常調査部に来た情報開示課の三人は、明らかに黎ヰ(くろい)へ敵意を向けていた。確かに黎ヰ(くろい)は署内でも異常だと言われ、常識に反した行動で悪目立ちをしている


だが、世瀬よせ達が彼に向けていた敵意は、そういう次元の話ではなく、もっと根が深い話なのかもしれない


そして、その理由は本人にぶつけてみるのが一番だと、めぐるは自分を納得させる中、曳汐ひきしおの言葉に彼の思考が現実へと引き戻される


曳汐ひきしお 煇羽やくは

「芥さんと蔡茌さんが現場へ向かわれるのでしたら、私は必要なさそうですね」


必要ない。と言われればそんな事はないだろうと、戸惑うめぐるだったが、彼の心とは裏腹に背後に飛びついたままのあくたが、コクリと首を縦に振った


あくた 昱津いくつ

「うん。いいよ、今日くらいは、まかせて」


黎ヰ(くろい)

「今回は、俺を含めて芥も紾ちゃんも、指名されてるからなぁ〜。悪いが曳汐は雑務を頼む」


思いがけない黎ヰ(くろい)の言葉に、めぐるは目を丸くする


曳汐ひきしお 煇羽やくは

「はい。ありがとうございます」


正式に調査に参加しなくていいと言われ、曳汐ひきしおは嬉しそうに微笑む


そんな彼らのやり取りに、めぐるは小さな違和感を感じ、思わず曳汐ひきしおを見つめてしまう


曳汐ひきしお 煇羽やくは

「なんでしょう?」


視線を感じた曳汐ひきしおは、いつもの様に何を考えているのか分からない顔で、めぐるを見た


蔡茌さいし めぐる

「あ、いや…」


どうして調査に参加したがらないのか。なんて聞ける訳もなく、しどろもどろになるめぐるだったが、早く現場である誘蝶木旅館に行きたいあくたに引っ張られ部屋を出た事で、疑問のままとなってしまった



ーー


ーーー


駐車場に着いた二人は、並んであるパトカーのうち、その一台へと足を進める


以前、黎ヰ(くろい)と共に使った黒い車もそこにあったが、今回は黎ヰ(くろい)も外出するので、自家用車を持たないめぐるあくたは、パトカーで現場へ向かう事にした


あくた 昱津いくつ

「ぼく……免許は、あるけど……運転しようか?」


あくたのありがたい申し出に対しめぐるは、旅館に着けば色々と作業をする事になるだろうと気遣い、自ら運転席へと着く


蔡茌さいし めぐる

「いや、今のうちに芥は休んでてくれ」


あくた 昱津いくつ

「あり、がとう」


小さくお礼を言ったあくたは助手席へ、めぐるは運転席へと、それぞれ乗り込んだ


自然な流れでシートベルトをしためぐるは、チラリと助手席へと視線を向ける


あくた 昱津いくつ

「……」


シートベルトをしない所か、探す素振りさえ見せないあくたに、痺れを切らしためぐるが声を掛ける


蔡茌さいし めぐる

「あ、芥…シートベルトしてくれないと、出発できないんだけど…」


あくた 昱津いくつ

「シートベルト?………あ、そう言えば…車って、そんなのが、あるんだったけ?」


あくたのとぼけた言葉にめぐるは、一瞬なにを言われているのか分からず、反射的に疑問を口にした


蔡茌さいし めぐる

「免許、持ってるんだよな?」


あくた 昱津いくつ

「うん。五年くらい…前に、息抜きで…取っただけだから…結局、教習所以外で…乗った事、ないけど…」


ふふふっと笑うあくたに対し、めぐるは心の底から運転手を選んだ自分を褒めた。あのままあくたの好意を受け取っていたら、無事に目的地へと辿り着いていたかも怪しい


蔡茌さいし めぐる

(と言うか、免許の更新過ぎてるんじゃないのか)


などと疑問に思ったものの、いま答えを聞くと怖い気がしたので、めぐるはシートベルトをはめる音を確認すると、ゆっくりとパトカーを走らせた


目的地である誘蝶木旅館へは、旅館が都心から離れた山の中という事もあって、かなりの長距離だった。まだ午前中なので、二人が到着する頃には昼過ぎぐらいになるだろう


特に喋る事もないせいか、はたまためぐるが色々と考え込んでしまっているせいなのか、車内はとても静かだった


あくた 昱津いくつ

「窓…開けて、いい?」


しばらく経った頃、あくたが呑気にそんな事を聞いてきて、めぐるは「あぁ」と頷いた。小さな音と共に、助手席の窓が半分くらい開けられた


心地よい風が車内を流れる


あくた 昱津いくつ

「さっきの…煇羽ちゃんの、こと…気になって…るよね。許して、あげて…欲しいんだ」


何の前触れもなくあくたは、めぐるの心を見透かしたかのように、喋りかけた


蔡茌さいし めぐる

「許すって、不思議に思っただけで、別に怒ってる訳じゃないぞ」


誤解されそうになり、めぐるは慌てて否定する。その言葉にホッとしたのか、あくたはクマが深い目元をゆるやかに細めた


あくた 昱津いくつ

「そっか…なら、良かった」


一瞬、悩みはしたが話の流れでめぐるは、思いきって疑問を口にした


蔡茌さいし めぐる

「その、曳汐が事件の調査に行きたがらないのには、何か理由があるのか?」


よく考えてみると、今までも曳汐ひきしおは表立って行動する事を避けており、黎ヰ(くろい)あくたもそれを了承している……先程のやりとりを思い返し、ふとめぐるはそんな風に感じた


あくた 昱津いくつ

「どうだろう?…僕は、理由は分からないんだ。でも、きっと、煇羽ちゃんは…沢山傷ついて、傷つき過ぎて、悲鳴すら…あげれなかったんだと、思う」


蔡茌さいし めぐる

「え…」


思いもよらなかったあくたの言葉に、めぐるは少し動揺した。曳汐ひきしおが過去に苦しい思いをしているなんて、今まで接してきて一度だって考えもしなかったからだ


そんなめぐるをよそに、あくたは話を続けた


あくた 昱津いくつ

「異常調査部に…来た時は、煇羽ちゃん…死人みたい、だったから」


蔡茌さいし めぐる

「そう、だったのか」


あくた 昱津いくつ

「だから…煇羽ちゃんが、したくない事は…しなくて良いよって、言って…あげたいんだ」


何を考えているのか分からない。そんな曳汐ひきしおの態度の裏には、きっとめぐるが想像もつかないほどの葛藤があったのだろう


それを感じ取ったからこそ、あくたは理由なんて関係なく、彼女を無条件に受け入れ、甘やかすのかもしれない。そんな彼の優しさは、閉ざされた曳汐ひきしおの心を癒したのだろう


そう考えるとめぐるは、先ほどのジョーカー達へと向けられた、感じの悪い態度の理由も少しだけ納得する事ができた


蔡茌さいし めぐる

(芥の優しさを知っているからこそ、殺人事件の重要参考人な訳がないと、曳汐は怒ったんだな)


"塩を撒く"なんて言われた時は、胃が痛くなったものの、曳汐ひきしおの仲間想いな一面を知れた気がして、めぐるは少しだけ嬉しく思った


あくた 昱津いくつ

「煇羽ちゃんはね、黎ヰくんが…見つけてくれたから」


あくたの言った"見つけた"とは、おそらく異常調査部へと、勧誘した事だろうと思った矢先、めぐるの中で何気ない疑問が浮かぶ


蔡茌さいし めぐる

「芥は違うのか?」


咄嗟にでたこの疑問に、あくためぐるの方を向き、嬉しそうに頷いた


あくた 昱津いくつ

「僕の場合は、僕が…黎ヰくんを、見つけたから」


蔡茌さいし めぐる

「それってどういう意味なんだ?」


あくた 昱津いくつ

「賭けに、勝ったんだ」


蔡茌さいし めぐる

「黎ヰと何か賭けてたって事か?」


その言葉から、予想を口にしてみるものの、あくたは首を左右に振り否定する


あくた 昱津いくつ

「僕が、僕に、賭けたんだ。だから……僕が見つけた……」


蔡茌さいし めぐる

「えぇっと?」


いまいち何を言っているのか、要点が掴めず混乱するめぐるだったが、それっきりあくたは何も話さなかった


静まり返った車内に、再び心地よい風だけが流れる


あくた 昱津いくつ

「……」


突然の沈黙にめぐるは、もしかするとあくたが触れて欲しくなかった部分に、土足で踏み込んでしまったのではと、内心焦っていた


蔡茌さいし めぐる

(つい考えなしに、突っ込んだ事を聞いたけど、無神経だったよな。素直に謝ろう)


赤信号で止まったタイミングで、決心しためぐるは、助手席へと顔を向けた


蔡茌さいし めぐる

「すまーー」


あくた 昱津いくつ

「……すー…すー」


"ない"と言う前にめぐるは、目の前のあくたが気持ち良さそうに寝ている事に気づく


蔡茌さいし めぐる

「……そう言えば、さっき散々泣いてたんだよな」


つまりあくたは、泣き疲れて眠ってしまったらしい。めぐるは、さっきまでの焦りが勘違いだったと内心ホッとする反面、この状態で運転手を申し出たのだと思うと、背中に嫌な汗が滴り落ちるのを感じた


蔡茌さいし めぐる

(無免許、居眠り運転は洒落にならないぞ)


なんて事を思いつつ、信号機が青に点灯したので、めぐるはパトカーを走らせる


だんだんと都会から離れ、周りの景色がのどかになってきた辺りで、ふとめぐるはある事に気づき、ポツリと独り言を漏らした


蔡茌さいし めぐる

「いや、違うな」


異常調査部に居る時のあくたは、解剖の時以外は基本的にだらけている。お茶は自分で淹れないし、酷い時はお昼ご飯を箸で食べるのすら、面倒くさがっている


そんなあくたが、教習所でしか乗ってなかった車の運転手を申し出たのなら、その理由は一つしかない


蔡茌さいし めぐる

「つまり、俺を気遣ってくれたんだな」


情報開示課の事で頭がついていけず、おまけに世瀬よせの態度で、かなり混乱していた


そんな自分を、あくたが気遣ったのだと分かると、めぐるは心が温まっていくのを感じた


蔡茌さいし めぐる

「ありがとう」


その言葉は、寝ているあくたには聞こえていなかったが、想いは届いたのだろう、マスクの下の口元は小さく微笑んでいた

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