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70話 失望《FAKE》

挿絵(By みてみん)


才覚

身に宿すは

信念


失望

この身は

果てて生まれず


冷えた心

「これで第1世代分の測定試験を終了とする。つづけて第2世代能力の測定を開始するが体調のほうは如何か」


『問題はない。さっさとはじめてくれ』


 スピーカーを通して信の声がブースに返ってくる。

 はじめのころは気が散っていた様子だったが、すでに平静を取り戻していた。

 身には普段まとっている武器やコートの類いを帯びておらず、パラダイムシフトスーツのみをまとう。

 修練を繰り返した彼の肉体は鉄の鎧の如き陰影を作り上げている。幾度とない仕打ちを与えられた筋繊維はさながら白亜の彫刻のように美しい。精巧な美として佇む彼の精神をも象徴していた。


『…………』


 信は、指示を待ちながら真剣な眼差しを己の手の中央に注ぐ。

 握っては開いてと繰り返しながら肉体動作を確認を行う。

 そうやって真っ白い部屋にただ1人立っていると、まるで額縁に閉じこめられてしまっているかのようだった。


「これは驚いたな。彼は30年に1人……いや、50年に1人いるかいないかの逸材だ」


 源馬は口元を手で覆いながらぽつりとこぼす。

 ブースにごちゃごちゃと並んだ機器のモニターには、先ほど得たばかりの測定値が羅列されている。


「なんという美しいフレックスなんだ! 1動作行うにしても消費量が少なく、常人の半分ほどの消耗しかしていない!」


「最大量も1000を超えています! 彼、同世代の若者とは比較にならない凄まじい量を保有していますよ!」


 他の測定員たちもきゃいのきゃいのと黄色い声で歓声を上げた。

 すでに第1世代分の測定は完了している。測定内容は体内フレックスの最大量消費量回復量を計るというもの。

 そして信は測定と判定を行う大人たちの期待をことごとく裏切って見せた。


「これで第2世代能力まで網羅しているというのか! ならば彼は純正の状態で《四柱祭司(スクエアプリースト)》たちと同等の域に届きうるぞ!」


「補助や指導すらなしにここまでフレックスの扱いに長けているなんて人類史上初ですよ! 若くしてどれほど過酷な錬磨を行ったというのでしょう!」


 測定員の白衣たちは興味と驚きを隠そうともしない。

 大人たちの反応から見るに彼がそれだけ有用な結果を叩きだしたという証明だった。


「では暁月信くん! つづけて第2世代能力の測定に入らせてもらう!」


 源馬の声さえうわずるほど。

 期待を一身に受けながらも信は微動だにしない。

 閉じていた双眸をそっと開く。


『……ああ。つづけてくれて構わない……』


 こちらに返ってくる彼の声は常にクールで率直だった。

 そして第2世代能力の測定が順当に開始される。


「……この後にオレかぁぁ……」


 甘いやら、苦いやら。

 次に待機しているミナトは肩身が狭い思いを強いられた。

 同じ環境で育った親友が優秀であることは鼻高々なことに変わりなし。だが心の奥底には小さじ1つほどの嫉妬が燻る。


「彼、もの凄い。測定ランクオール5ははじめて見た」


「うわっ!? びっくりした!?」


 いつの間にか隣に少女が立っている。

 声を発すまでいるという気配すら感じさせなかった。


「最大量1000超え……消費はおよそ52%……回復量は分間32……超人並み」


 少女はたじろぐミナトに目をくれやしない。

 厚くぷるりとした唇に指を添える。

 エナメル質のように光沢ある非常に幅の広い尻を突きだしながら計器のデータを読み進めていった。


「あれ……君とはどこかで? いやナンパとかそういうやつじゃなくてね?」


 ミナトは少女の臀部と顔とで視線を交互に彷徨わせた。

 記憶の片隅で覚えている。どこかで彼女と出会った気がしてならない。

 すると少女はミナトを見上げ身体をちょん、と横に傾ける。


「わからない? 私アナタ殺そうとしたのに?」


「大事件じゃないっすか」


「そう。とても大事件だった」


 しばし横並びなる2人の間に微妙な沈黙が流れた。

 もし出会いに生殺与奪が関与するということは、平常時ではない。となれば革命のとき、あるいは革命に至るまでの過程だろう。

 ミナトは天恵を得て両手をぽんと打つ。


「ああ! ウィロメナ1人に壊滅させられたっていうあの――」


「違う。私たちは武器を破壊されただけ。いいようにやられたわけじゃない」


 少女は、ぷっくり頬を膨らましながら否定した。

 しかしどうやら正解らしい。彼女はおそらくチーム《キングオブシャドウ》のメンバー。

 記憶力はさほど悪くなくても革命時は人が混み合っていた。そのため全員の顔を覚えるほどの余裕はなかった。

 ミナトが口をつぐんでいると、少女のほうから友好の証が差し伸べられる。


「私、リーリコ。リーリコ・ウェルズ。リコでもリーリーでも好きに呼んでくれて構わない」


「オレはミナト・ティールだ。あだ名はないぞ」


 ミナトは軽く微笑みながら手を握り返す。

 源馬のときとは違ってちゃんとした人の感触だった。

 しかも小さく柔らかい女の子らしい肌感がずっと握っていたいと思うほどに心地よい。安心感が違う。

 リーリコもつられるようにふふ、と頬を緩ませる。


「知ってる。アナタとても有名人」


「だからといってその有名人に会いにきたわけじゃなさそうだな」


「勘がいい。私の目的は彼の能力を推し量ること」


 そう言ってガラスのほうに視線を配りながら目を細ませた。

 おめつけ役とでもいったところか。彼女は8代目人類総督の懐刀でもあるともっぱらの噂だ。

 ミナトも一緒にあちらを眺めながら「ふ~ん」と喉の奥で低音を転がす。


「で、まだうちの信は危険に見えるのかい?」


「不明確だからこそ警戒は怠らない。でも向こうもこっちに気づいてる。警戒してくるから情報が集めにくい」


 それはそうだろう。というのがミナトの感想だった。

 あの信が忍び寄る得体の知れない少女を警戒しないわけがない。どころか現状老若男女問わず常に全力警戒態勢なのだ。

 なのにリーリコは安全性を確認したいため接近する。そうなると信はさらに危険性を忌避し距離をとる。ある意味で悪循環に陥っているといえよう。


「だからこうして彼がもっとも油断するアナタの近くは効率的」


「ってことはとりあえずオレは危険じゃないって思ってもらえてるのかい?」


「アナタは大丈夫。ミスティも認めてる。なにより草食動物より安全」


 リーリコの分析力はさすがだった。

 信がこの船のなかで唯一気を抜くのは友と認めた者がいるときくらいなもの。


「そうだ。彼から情報が得られないのならアナタに尋ねる手もある」


 そう言って彼女はミナトの制服の裾をいじらしげにきゅ、と握った。

 そのまま半歩ほど身を寄せるようにして腕を絡めとる。


「えっと……ほどよい感じのが当たってるんだけど……」


 ミナトの肘に弾力のある柔らかなものがむにゅりと押しつけられた。


「当ててる。使えるものは使うのが私たち《キングオブシャドウ》の流儀」


 ミナトが距離を置こうと1歩横にずれた。

 するとリーリコはすぐさま接近し、「逃がさない」腕を抱きしめるようホールドする。


「情報を得るためなら媚びを売ることも厭わない覚悟」


 フッ、と。尖らせた唇から甘く温い吐息を吹く。

 耳奥を吹かれたミナトは、背を這い上る快感にぞくりと震えて身を強ばらせる。


――クッ! このチャチャさんフリークのオレがこのていどの色香如きに惑わされてたまるか!


 そうでなくても彼女のまとう未来スーツは露骨だった。

 全身を覆っているもののあらゆる箇所がきわどく透かすデザインをしている。

 さながら劣情を駆り立てるための飾り(アクセサリー)。黒地越しにあたる感触は顕著で体温すら感じとれてしまうほど。


「どう? なにかしらの情報をお漏らししてくれる気になった?」


 加えてリーリコは甘く芳しい香水のような香りまで備えている。

 年頃の男ならこれだけでコロリといっていたに違いない。

 しかしこちらは諸行無常の世に生ける屍アザーの死神だ。


「負けてたまるかァ! 素数の4!」


「……4は素数じゃない」


 ミナトは鬼神の如き形相でぎりぎり踏みとどまっていた。

 別に信の情報をリーリコに明け渡すのはどちらでも良かった。

 が、喋ったら負けた気にするから歯を食いしばってでも喋らない。


「っていうかオレだって信とは離れてたし聞いたところで知ってる情報しかだせないぞ!」


「知ってる」


 リーリコは驚くほどあっさり身を引いた。

 あれだけ熟れていた瞳からもすぅ、と一瞬のうちに熱が冷める。


「……へ?」


「それにだいたいの情報はもうもってる。だからこれはただアナタをからかってるだけ」


 どうやら本当にからかっていただけらしい。

 ミナトは「……」酸っぱい顔でただ呆然とするしかなくなってしまう。弄ばれた男心。

 彼女とて専門なのだから大抵の情報くらいすでに揃えていてもおかしな話ではない。信がどれほど堅物であっても身から錆はでる。


「そもそも私も彼をそれほど危険とは考えてない。だけど――」


「7代目人類総督とのラインがないと証明されるまではいちおう監視をつづけなくちゃならない?」


「ん、そういうこと。ノアのみんながまだ彼を受け入れられない可能性が高い。これもミスティの指示」


 つまり信用を得るために払う必要経費といったところか。

 ミスティは民衆の感情を調整しなければならないのだ。信という少年を安全であると確証が欲しい。

 そうなると今のままの彼ではいつまでかかるかわかったものではない。周囲の信用が自然と構築されるまでは監視を我慢することになるだろう。

 こちらで話している間にも、あちらでは試験がおおよそ好調に進んでいる。


「す、すごいまるで教本を体現するかのようだ……! 第2世代能力の扱いの巧さでいえばノアでトップクラスかもしれない……!」


「《重芯(モード)》、《雷伝(システム)》、《不敵(プロセス)》、《亜轟(ショット)》のすべてが平均値を大きく上回る!? しかも既存の能力に留まらず派生する形態も見事に使いこなすなんて!? どれほどの研鑽を積めばここまで極まるというの!?」


 その実力たるや、だ。

 測定する大人たちが揃って目を剥き声を震わせる。


『…………』


 いっぽうで監査対象は眉ひとつ動かすことはなく佇む。

 ただ淡々と。現れる標的に対して言われるがままの能力を発動していくのみ。

 重力の増減をはじめとし雷光、障壁、必殺。第2世代のそれらすべてを涼しい顔で披露、網羅していく。

 これには《四柱祭司》の源馬でさえも惜しみない賞賛を送る。


「もし君がアカデミー講師としての基礎を学びフレックス開発に準ずるというのならば、俺が率先し《四柱祭司》の席へと推薦しよう」


『その必要はない。俺は俺自身だけで手一杯だ』


 信は、ちらりとガラス越しの源馬を一瞥した。

 すぐさま目を逸らし、静寂と孤独をまとうのみ。


「非常に惜しいが《四柱祭司》として個の自由を尊重せねばな! だが気が変わったらいつでも門戸を叩いてくれ! 君の力にはそれだけの価値と未来がある!」


『…………』


「以上で測定試験は終了となる! もうプレイルームからでていいぞ!」


 源馬がマイクにむかってテストの終わりを告げた。

 信はとくに返事すらせず。こちらの測定室のほうへのっそり動きだす。


「では次はミナト少年の番だ。君は第1世代を使えぬ特殊性質と聞いている。だから君は第2世代能力のみを示してくれ」


 ようやく出番が回ってくる。

 会話のおかげで緊張はさほどない。

 ミナトは大きく伸びをしながら歩きだす。


「それじゃ。信にはなんとなく遠回しに色々伝えておくよ」


「そうしてくれると嬉しい。あと私を見つけるたびに睨むのも止めるよう伝えて欲しい」


 リーリコも小さく手を振って彼の背を見送った。

 信の結果は聞くまでもない。《四柱祭司》に勧誘されるくらいなのだから余裕で第2世代認定だろう。

 上々な結果を前にして気後れすることはある。が、それでも心が折れるほどではなかった。

 やる気満々のミナトがテスト部屋に入ろうとする。


「…………」


 と、信が出入り口付近で止まっていた。

 開いた扉のところから前に進もうとせず。なにやら胡乱げにまつげの影を伸ばす。

 うつむきがちに顎を引いたまま出入り口で棒立ちになっている。


「どうした? さすがに気疲れでもしたのか?」


 ミナトが心配になって尋ねた。

 だが信は「なんでもない」すっ、と横を通り抜ける。

 そのまま部屋の奥に向かっていってしまう。


「……変なヤツ」


『テストを開始する。マークを屋内に床に表示したからその上に立ってくれ』


 白くマス目だらけの屋内に源馬の声が響き渡った。

 スピーカーから指示を受けとったミナトは「了解(ヤー)」と返す。

 いつの間にか床に描かれている×印のところへ小走りぎみに急ぐ。

 そして×印の上にミナトが立つと、ぽーんというコミカルな音が広い部屋に響いた。


『標的は円形。目標までの距離は50mとなっています。なるべく中央の赤い点に当てるよう意識しながらテストを開始してください』


 スピーカーを通して滑舌の良いハキハキとした指示が舞い込んでくる。

 部屋は白く、広大かつ殺風景。壁に描かれたマス目のみで平衡感覚を奪ってくる。

 そんな無機質な白凪ぎの中央にはただ1人だけが存在していた。


「……ふぅぅ」


 慣れぬ環境だがやることは決して変わらない。

 ミナトは肺を満たし、すぼめた口から長く吐き出す。


――ここから始まるんだ。


 指先が震える。呼吸を刻むたび喉奥で空気の詰まりを感じる。

 緊張は、ない。ドクドクと鼓動が早まっていく。暑い。高揚感が腹の奥からみなぎってくる。

 自然と笑みがこぼれていた。誰かに微笑むのではない、もっと自分本位で野性的な笑み。


――これからオレもこのノアで……きっと蒼に目覚める。


 ミナトは、流線型のメタリックブルーが装着された右腕を持ち上げる。

 しっかりと左手で補助を入れることも忘れない。

 肩から指先まで1本の直線を意識することが大切だ。それでいて肩は顎に寄せすぎず、腕は伸ばしたさい肘をロックする。この時中指と繋がった中手骨先端――拳――が目標に対しての照準器と思えばいい。

 空間に描かれる的への距離は50m。遠間には折り重なるよう円が浮かんでおり、その円には小さく点数が書かれている。


『周囲の気配に気をとられぬよう心を諫めろ。いかな状況であっても最高の結果を尽くすんだ』


 ミナトは構えていた右腕を下げた。

 親切なのだろう。しかし源馬の声に集中を乱されてしまう。

 ひらひら、と。脱力した手を横に振って指先から逃げた血流を戻していく。

 どのみちここまできたら腹を括るしかないのだ。蒼の力を使うための通過儀礼(イニシエーション)とでも考えるしかない。


「……ふぅぅぅぅ」


 いつもより多めに肺を縮める。

 深呼吸からやり直す。まったく同じ動作で下げた右腕を構え直す。鋭敏かつ強力を意識して再び気を籠めなおした。

 厚いガラスのおかげで外の音は聞こえてこない。視界から外れてしまえばもうここは1人の園となる。


――切り替えろ。アザーでビーコン係をしていたときと同じだ。生きるためを意識しろ。


 すぅ、と。徐々に瞳から色が失せていく。

 アザーという過酷な環境を肌と脳裏に映写する。と、今度は意識して心を切り替えることに成功した。

 仕事に向かう直前にいつも行っていたことだ。数日ていどで身体が感覚を忘れることはない。繰り返した日常でもある。


『……稀に見る凄まじい集中力だ。この声でさえもう届いていないのだろうな……』


 雑音が耳に届く。も、脳までに至らない。

 自発的に外部からの刺激となるものすべてを排他した。

 流線型のメタリックブルーが標的を定め、鋭利に輝く。


「――っ!」


 担い手が気を籠めるのと同時――しゅぅ、という風切り音が射出される。

 腕に革で固体されたワイヤー射出装置。もといフレクスバッテリーから1本の蒼き光沢が呼吸の止めとともに吐きだされた。

 ワイヤーは空気や重力等の抵抗を物ともせず、一路を描き空を切る。

 そして閃光は見事50m先の標的を中央へ貼り付いた。


「良好だ。それどころか絶好調に近い」


 上々な結果を見て思わずニヤリと口角が上がる。

 狙い通り。今なお繋がった蒼き閃が能力の正確さを証明していた。

 緊張する場面に弱いというわけではない。そういう場はアザーでいくらでもくぐり抜けている。

 後は結果を待つのみとなった。この特異な能力を見てどれほど素っ頓狂な声がスピーカーから聞こえてくるか楽しむだけ。


「……あ、あれ?」


 しかし待てど暮らせど、だ。

 賞賛や賛辞もなければ驚愕もなく。空間には透明な静寂が満ちつづけた。

 ミナトは首を回して厚いガラスのほうを見る。


――……ああ。やっぱりそうか。


 視界が移動してはじめて上にモニターがあることに気づいた。

 それによって繋げていたはずの蒼が無意識下で消滅する。

 ガラスの向こうで時を止めていた者たちが、ようやく機械的な動作で動きだす。

 その見るどれもがこの世のものと認めず。丸く剥かれた眼球に浮かぶ瞳は微細な震えを引き起こしている。


『君は……いったい……なにをしているんだ?』


 この部屋自体がフレックスを測る機器のような空間だったのだ。

 立ち入った人間の所有する力を数値化して現す。そういったシステムが組まれているのだろう。

 そしてモニターには、延々と――0101010101010101010101010101010101――呪詛の如き数字のみが平行しつづけている。


――もう……うんざりだ。


 あれだけ煌々と灯っていたはずの光が消え失せていく。

 はじめからそんなものなかったか。ただ仄暗い失意だけが広がっていた。

 アカデミーで証明されたのはただ1つだけだった

 この身には蒼が宿らない。



……  ……  ……  ……  ……





















間章@2~3話

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