9/4 21:18
今回のコメント
・やはり緊張した場面を書いていると逃げたくなる。
頑張れ自分っ!
・そして文章量から考えるとある悩みが発生している。
このまま話が進めば必ず指摘されるだろうことがある。
今のとこと開き直って断行するつもりだけど……毎日迷ってます。
(今のところ何も言えない)
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静かな旧校舎の四階。僕の足取りは重かった。昨日の失敗をまだ少し引きずっている。
高月先輩は銀行強盗との小テスト後、僕と一言も言葉を交わさなかった。高月先輩と言葉を交わさないなんてよくある事だけど、なんだかすごく遠くに存在を感じてしまう。
木造の扉を目の前にして僕は深呼吸する。考えても仕方ない、とにかく滝川先輩もいれば問題なしだ。ノックをするとゆっくり扉を開けた。
扉を開けた先にはいつものように椅子に座って日記を読んでいる高月先輩の姿があった。こんな時でさえも夕日の暖かい光と先輩のコラボレーションには目を奪われた。辺りをうかがうとまだ滝川先輩の姿はなかった。僕は心の中で舌打ちする。
「失礼します」
平静を装い、いつもの席に座ろうとする。だけど珍しく高月先輩が日記から目を離し、僕を一瞥したので、いつもより離れた席に座ってしまい、机の端と端に座る形になってしまった。完全に僕は先輩を恐れている。くそっ、僕のヘタレっ! と心の中で罵った。高月先輩はすぐに視線を日記帳に戻し、いつもの沈黙が訪れた。
公開している文章は少ないですが、まだ投稿できない会話分なら量産中です。
伏線たてないといけないからね。
次の更新は1~2時間後(やればできる……のか?)