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8/29 4:15

今日のコメント。


・やばい、録画していた番組が溜まりすぎてる。

ハードディスクの残り容量が30%を切った!

これは1TBに手を出すしかないのか。

禁断のTBの世界へ……



********************************



 しかし、僕の質問を聞いて高月先輩の表情が変わった。つり目気味の瞳に力がこもり、睨まれているような印象に。口を一文字にして黙ったことが相乗効果を生んだ。これは地雷を踏んだのか? 僕の顔は絶対に引きつっているに違いない。

「そんなの『部長』と『それ以外』に決まってるだろ」

「夕実っ!」

 いつの間にか僕の背後に滝川先輩が立っていた。この人忍者の末裔じゃないだろうか。僕の背後に立ちすぎだろ。僕が殺し屋だったら殺されてるよ? 殺し屋じゃないけど。

「亜也も黙っている必要はないだろ。このまま順当に行けば、草弥だって部長になれるんだから」

「ええっ!? 僕が?」

 なんだかニヤつきが止まらない。入部して一時間もしないうちに部長候補ですか? とんだ大物ルーキーだなぁ。と思いつつ平静を保つために指で頬をかいて誤魔化した。

「だって、一年生の部員はお前一人だろ」

「あっ。ああぁ……」

「なんだそのガッカリした返事は」

 一瞬でも「選ばれ者」と勘違いした僕が恥ずかしくなった。単なる消去法だった。

「だが、その前に私が部長になるだろうけど。なんのトラブルがなければな」

「へ? なんで滝川先輩が? 高月先輩と同い年じゃあ……」

「違う。私は二年生だ」

「で、でも、高月先輩とタメ口を」

「亜也が許可してくれたから」

「ええっ!? そうなんですか?」

 急に話を振られた高月先輩は瞳を大きく開けて驚く。二人の視線を浴びて「あ、あの……」とか小声で言いながら、口許に手を当てて考える仕草をする。

「今まで二人だったし。夕実はこんな感じだし」

「『こんな感じ』を具体的に教えて欲しいな」

「傍若無人、弱肉強食」

 さすがの滝川先輩も二の句が次げなかったらしい。「っ……」と言ったまま黙ってしまった。高月先輩、意外と辛辣だな。滝川先輩は固まっていたが、しばらくして、立ち直ったらしく、咳払いをした。

「コホン。なんにしてもだ。今日からお前も日記を書いてもらうぞ」

「なぜですか?」

「ここは日記部だ!」

 忘れるところだった。でも、いきなりで書くことがない気がする。あるとすれば、沙和に日記部を止められた、滝川先輩にナニをアレされた、高月先輩が泣いてた。ぐらいしかない。最後の泣き顔を思い出して胸がチクリと痛む。どれも書けないよ。

「日記を書いたら、部長に提出。次の日にノートにコメントしてくれるから」

 なおさら無理。高月先輩に読まれることを前提に書くなんて絶対無理!

「一応部活動だからな。大手を振って亜也と日記のやり取りできるんだ、良かったな。だが日記で告白なんかするなよ」

「しません! それに、いきなりなので書くことがありませんよ」

「心配要らない。嫌でもできる」

 滝川先輩は腕組みして、口を歪ませる。とても含みのある言い方だ。心配になって高月先輩を見ると厳しい目つきで僕を見つめていた。目が合った瞬間、プイッと横を向いた。余計不安になる。

 すると三人が黙った一瞬の隙をついて扉からノックする音が聞こえてきた。

「来たか」

 滝川先輩の呟きと共に高月先輩が扉を正面に僕の前に立った。




お風呂入ろ~う。(ホント、どうでも良い情報)

んで少し書いたら今日は終わりつーことで。


更新は1~2時間後。(こう書いておけば大丈夫)

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