2/27 4:18 『永遠なるもの』あとがき③
今回のコメント
あれ? あとがきもすぐに終るって思ったのに!
書いても書いても終らない……
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前回書いた内容はあくまでも、最初の動機であって、書いているうちに色々変わってきたこともありますよ。
(おぼえていれば後述しますが)
今考えると短編にしてはテーマが、でかすぎたなぁと反省しています。
時系列で話を追います。
そして、メモ書きされたアイデアは、九月末に考えた割に、すぐに放置しました。
(これが長引いた原因では?)
理由は『トロフィー』を書いていた事。
サンタクロースが出てくるので、12月まで考えなくて良いやって思った事。
(その割には「1K→2DK」という短編は書いている)
以上の二点です。(今、パッと思いつくもの)
とにかく、半分忘れた状態でした。
こういう話は結構多いですね。
複数の短編や長編のアイデアのメモ書きが机周りに散乱してますから。
(整理整頓しろよ)
ちなみに僕はアイデアを書くときはアナログな場合が多いです。
手で書かないと頭が上手く働かない気がするんですよね。
特にアイデア段階では。
……で。時はアッというまに流れて肝心の12月ですよ。
この時点でまだ短編のつもりでしたから、いつもの調子で、12/23(金)~12/25(日)の間で書けばいいやなんて思ってました。
だって、この段階ではまだ話のボリュームは大木編だけでしたから。
では、これがなぜ章仕立てになったのか。
理由はこのままだとまた「感情だけの話」になりそうだったからです。
この辺りは感覚の問題なので、上手くは表現できませんが、書きます。
丁度「トロフィー」が選挙編を書いていたということもあり、キャラクターの心理描写に偏った話の展開が多かったんですね。
自分のなかでちょっとイライラしてました。
心理描写に偏った話が悪いわけじゃないんです。
お話としての推進力が何か失われているような気がしたんです。
「興味の持続」をどこにもっていくかですね。
「キャラクター達の心理描写」で読者の興味を誘うか。
「お話としての展開」で読者の興味を誘うか。
簡単に書くとこんなところです。
んで、僕が得意としているのは……いや、僕が書いてて楽なのは、
「キャラクターの心理描写を追う」という書き方でした。
今回もこれだけを書いておけば、もしかしたら、短編のサイズで終ったかもしれない。
(完成した後で考えると、ちょっと無理だったかも)
だけど、自分としての欲求として「お話としての展開」でもちゃんと書いてみたい。
特に今回は「伏線」をバンバン張って、「繋がった時の快感」を重視したい、と考えたのが章仕立てにした理由でした。
(上手く行ったかどうかは別として)
特に前半(1~4章まで)はその意識が強いですよね。
ただ、これも5章書く時には変わっていくんですが……
では早速ですね、各章の説明をしようと思います。
次回更新は1~2時間後(70%)
ちょっと減らしてみた。




