2/27 3:31 『永遠なるもの』あとがき①
今回のコメント
今起こったことをありのままに話すぜ。
僕がお酒を飲んだらどうなるか。
少しテンションがあがる。
少しおしゃべりになる。
そして……
かなり眠くなる。
そう、そうなんだ。
さっきまで0時過ぎだなぁと思っていて、気づいたら2時50分だった。
な…何を言っているのかわからねーと思うが、
俺も何が起こったのかわからなかった…
つまりはそういうことだよ。
そう、K I Z E T U してたってことだよ。
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あらためまして、『永遠なるもの』をお読みくださってありがとうございます。
今から四回ぐらいに分けて後書き(作者の言い訳)を載せたいと思います。
あくまでの余興なので、楽しんで読んでくだされば幸いです。
【きっかけ】
まずはこの話を考えたきっかけについてです。
最初に思いつたキッカケはふとしたことでした。
会社での人事異動でした。
七月に大きな人事異動があって、僕が今の仕事を始めた当時の人たちが皆いなくなってしまったんです。
「寂しい」という気持ちもありますが、それ以上に簡単に受け入れて淡々と仕事している自分がいたことに驚いたのが、九月でした。
(遅っ!)
人がいなくなる事に鈍感になっている自分が嫌だなって思ったのが始まりでした。
ちなみに。
以下が僕が最初にメモした内容です。
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永遠なるもの
突然友人が転勤でいなくなった。
独りぼっちの私。
変わらなくて、確固としたものが欲しい。
彼? 家族? 仕事?
永遠に私に寄り添ってくれるものってなんだろう。
サンタクロースにお願い
永遠なるものをください
自分から幸せを手放したくせに
「幸せになりたいよ」
どんどん願いを叶えていくごとに醜くなっていくサンタクロース
人を幸せにするごとに疎まれていく』
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お分かりだと思いますが、ここですでに大木の原型があります。
話をもどして。
何かがなくなってしまう事に敏感になろうと言う事じゃないんです。
誰かがいなくなる
↓
意外と平気
という流れの中で、思考プロセスが抜けているような気がしたのです。
そこで、あえて別れに敏感な主人公を置いて、気持ちを再構築しようと思ったのが最初です
これがキッカケの一つ。
そしてもう一つは、ネット上でのこと。
ネット上では簡単に出会いや別れがあります。
本当に前触れもなくいなくなったりするんですよね。
僕自身はHPを十年やってきた人間なので、色々と人の移り変わりがありました。
やっぱり誰かが音信不通になることは本当に辛い。
「人がいなくなる事に翻弄されないためには、どうしたらいいんだろう」
っていうことは常々考えている事です。
色々端折りますが、結論としては「自分が変わらない」でした。
成長しないって意味じゃなくて、自分からは決していなくならないって言う意味ですね。
数多くの場所に書いていますが、ネットは突然いなくなる代わりに、突然復活されたりもする。
でも、復活というためには帰る場所が必要なんです。
帰る場所はべつに「なろう」のようなサイトでもいいですし、個人のHPでもいいんですよね。
(もちろん新天地でっていうのもありです)
そこで、僕は「帰って来たよ」って言える場所があっても良いよねって思ったんです。
んで、僕自身が「永遠なるもの」の一つであればいいんじゃないかと考えたのです。
とはいえ、
「永遠なるもの」であっても、別れに鈍感であってはならない。
仮に鈍感であっても、「出会いや別れ」について考えたプロセスは大切にしたい。
っていう気持ちが根底にあって、この話を考えたのでした。
そして九月終わり頃にHPの日記で初めてこの話に触れました。
ちなみにこの段階では短編(30kb=15000字)の予定でした。
完成した今となっては、引きつった笑いしかでてきませんが……
次回更新は1~2時間後。(80%)
不安定な数字。