2/12 19:37 『永遠なるもの』
今回のコメント。
久しぶりにファミレス行ってきた!
四時間ほど粘って、何とか最後までの流れを確認できた!
最近書いてて特に思ったのが、気持ちとお話のバランスが凄く悪かった。
何ていうか、読んでいる人には分かりづらいかもしれないけど、
僕の場合はお話と感情が一致していないと上手く書けないのです。
感情が先行すると、お話が停滞、停滞感が同じようなことを何回も書かせてストレス。
お話が先行すると、上っ面を掠め取っているだけの文章を書いているようでストレス。
だから僕がプロットを書くときは、お話の整合性というよりは、
感情とお話の整合性だったりします。(皆そうなのかもしれないけど)
話を戻すと最近、特にお話が先行している気がしてたんです。
このままでは自分の感情が納得しない気がしました。
んで、昨日は一日なにもせずボーッとして、頭空っぽにしました。
そして今日、プロットが完成するまで家に帰らんと誓って、ファミレスに籠もる。
(良い迷惑)
んで冒頭の「何とか最後までの流れを確認できた!」に繋がりました。
さぁ、後は書くだけだ!
だけど、それが一番の問題だ!(駄目じゃん)
まぁ、ぼちぼち行きます。
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真美ちゃんは私をちらちらと伺いつつ、話し始めた。
「お姉さんも明日来るんでしょ?」
「うん、来るよ」
すると彼女は後ろ手にして左右に揺れだした。なんとなく私は嫌な予感がする。自業自得といえばそうなのだけれど。彼女は私の予想通りの言葉を口にした。
「じゃあさ、真実も言ったから、お姉さんのお願いを教えて」
「私は……」
それ以上、何も答えられなかった。こども相手なんだから、適当に答えればよかったのだけれど、それを自分自身が許せなかった。とは言え、答えられるような願いは……ない。
「お姉ちゃんも明日までに考えてくるわ~」
「うん。じゃあ、その時教えてね」
真美ちゃんが小指を差し出す。私は頬を引きつらせながら小指を絡める。子供との約束はちょっと拘束力があるんだよね……
その後は普通に遊んで今日は終わりとなった。私と緑川は真美ちゃんに手を振り、公園を後にする。歩きながら、私は緑川に彼女の願いを伝えた。緑川は黙って聞き、話が終ると一つ頷いた。
「多分大丈夫だと思う。非現実的なことじゃない限りできるから。感情をすべて笑顔につなげられるようにすればいいんだよね」
「アンタ、本気で言っているの?」
「真剣に検討した結果だけど」
確かにそれで彼女の悩みは回避できるかもしれない。だけど……
「彼女の両親を復縁させるとかで良いじゃない」
「多分それじゃあ、別の悲しみが彼女を襲うよ」
私は反論できなかった。今まで自分に起こったことが一つでも回避できていれば、幸せになれたのかと言えば違うと思うから。
もっと、どんな出来事がやってきたとしても普遍的な「何か」が必要になってくる。それはきっと私を命ある限り永遠に守ってくれるはず。
私が答えられないでいると、緑川は話を続けた。
「彼女はそれを見越して笑顔が欲しいっていたんじゃないのかな?」
嫌だな。嫌悪感が私を包む。倫理的に許されないからじゃない。きっと同属嫌悪だ。
「そ、そりゃあ……色々な事があるけどさ。笑っていれば解決できるなんて……ないんだよ」
「でもそれが小さいあの子の生きる術なんだ」
とてもよくわかった。真実ちゃんと緑川の言うことはもっともだ。
なんども「だけど……」という思いが振り払えないのも事実だった。
「そんなの絶対に違う……」
珍しく緑川は、はっきりとした口調で答えた。
「もう、彼女は諦めたんだよ」
「なんでそんなことが言えるの?」
「諦めた同士だから、わかる」
私だってわかるよ。だけど、それを賛成したら、どこまでも落ちていく気がする。
次回の更新は1~2時間後(90%)
確率が高い時ほど怪しい。