2/7 0:30 『永遠なるもの』
今回のコメント。
今日のご飯!
味付け手羽元を焼いたもの。
もやし
ヒラメを煮たもの。
小エビが入ったサラダ(コンビニで買う)
以上!
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夜は不安を打ち消すように計画を練った。明日は二十三日だ。仲良くすることと、願いを聞く事を両立しないといけない。
考えてみれば、あの時は倒れたけど、今は体力が有り余っている……体は鈍り気味だけど。孤立無援じゃない、緑川がいる……全然アテにならないけど。
たくさん作戦を考えるんだ。やれることをやるんだ! 今何時? え? もう二時回っているの? 今日じゃん。もう二十三日じゃん。とにかく、今は作業に没頭しないと。
私は無い知恵を懸命に絞った。私が何とかしないと……なんとか……
――なんとかしないと!
気づくと私はあのオフィスにいた。時間はまだ三時だ。今からもうひと踏ん張りすれば、間に合うかも。私はソファから起き上がった……ように見えた。
――まだ間に合うかも。
目を開くと椅子からず落ちた私がいた。絨毯の上で横になったまま数秒、頭をボーッとさせた。このままもう一眠り……と思ったところで目が覚めた。周りが明るい。
急いで起き上がると、すっかり日が昇っていた。慌てて携帯で時間を確認する。完全に遅刻だった。待ち合わせの時間から一時間過ぎている。
私はすぐに緑川に電話をした。だけど、まったく電話に出ることはなかった。舌打ちをして、取るもの取らずに外へ駆け出した。どうして肝心な時にこんな間抜けなの私はっ!
緑川の家に着くと、ドアに『先に行きます』と張り紙があった。助かったと思いながら公園に向う。
走りながら思う。途中で会わないということは、真実ちゃんは公園にいるってことだ。果たして緑川だけで真実ちゃんを引きとめることが出来るだろうか。
もしかしたら、真実ちゃんに逃げられて、落ち込んで帰ってこないだけかもしれない。私がいないと作戦も立てられない奴だ、きっとそうに違いない。
あの角を曲がれば公園だ。私はスピードを緩め、歩き出す。息を整えるためだ。本当は結果を見るのが怖いだけかもしれない。私は角で立ち止まり、そっと公園を覗いた。
遊具の配置も木々の生え具合も何一つ変わらない。いつもの場所。
唯一変わった事と言えば、ベンチに誰も座っていなかったってこと。
そしてブランコで緑川と真実ちゃんが遊んでいたこと。
なんだ。上手くやってるじゃない。私はホッと安心した。
と同時に込み上げる思い。
「私がいなくなったら上手く行ったじゃん」
今日はとりあえずここまで。(無理はしない)