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2/5 0:54 『永遠なるもの』

今回のコメント。


そろそろ現実逃避したくなる時間、皆様いかがお過ごしでしょうか。

自分の文章のバリエーションの無さに、何度も「フ●ッキン」と呟いております。


「この子はこんな単純な子じゃないんだよ、ね? 分かってよ!」

っていう気持ちが溢れていますが、上手く言葉で表現できません。


文学的意味やお話のテーマを考えながら文章書くような、器用さも志の高さも持ち合わせておりません。

ただただ、自分のキャラクター達の気持ちと幸せが重要なのでございます。

あと、伏線の回収も。(これはついでかもね)


さぁ、蔑みたまえ!

お前みたいな奴は作家を名乗る資格ねえと!

そうさ! 僕はキャラクターのセールスマンさ!

と開き直って執筆に戻る……と。


あの、これ、愚痴ってるだけなんで読んでる人は気にしないでくださいね。

気にされても困ります。

本人は意外とノリノリで書いてますし、読んでいる人には楽しんでもらいのでね。

ただ、この連載はこいういう愚痴込みで、執筆のドキュメンタリーなんですよ。

これさえも楽しんでくれたら嬉しいですよ?

(って、これ説明しないと駄目なの?)



***********************************



 話が一段落すると、緑川は俯いて歩いた。私は横目で見てため息をついた。


「そんなに真実ちゃんと会うのが不安なわけ?」

「絶対に怪しまれるよ。というか疎まれる」


 私は手刀を振り上げると緑川が身構えて「ちょっと待ってよ!」と叫んだ。


「大丈夫だって。子供なんだからきっと細かい違いなんて分からないよ」

「細かくないけどね。別人なんだから」

「大丈夫、任せておいて。アンタは大船に乗ったつもりでどーんと構えなさいよ」

「どーんと沈まなきゃいいけど」


 私は軽く飛び上がってチョップをお見舞いした。頭を摩りながら涙目でみる緑川を大声で笑った。


 どうしたんだろう……私。自分でもよく分からない位にテンションが高かった。人のこと心配している暇はないのに、なにやってんだろ。


 ううん。今は人助けに専念することにしよう。私は「自分でもよく分からない気持ち」に蓋をした。




 公園に到着すると、いつも通り真実ちゃんがベンチに座っていた。周りをきょろきょろと伺っているところをみると、緑川(三田だった頃)を探しているらしい。


 私を見つけると真実ちゃんは、瞳を大きく開け、ポニーテールをせわしなく揺らして走ってきた。近くまで来るともう一人いる事に気づき、スピードが緩んで、やがて一定の距離を開けて止まった。


 真実ちゃんの視線がどう考えても私の横を見ている。これはフォローしないと!


「あのね、真実ちゃん。このおじさんはね、三田の友達なの」


 私は肘で緑川をつついた。緑川は慌てて自己紹介を始めた。ロボットみたいに角ばった動きで前に出る。


「は、初めまして、み、み、緑川って言います」


 沈黙。真実ちゃんは離れて突っ立ったまま。妙な緊張感が辺りを包む。私がフォローしようかと手をさし伸ばそうとした時、真実ちゃんは緑川を中心とする半径を保ちながら私に近づき、後ろから足にしがみついた。完全に拒否された瞬間だった。


 緑川が口を開けて小刻みに震えいる。魂のようなものが口から抜けたように見えた。





次回更新は1~2時間後。(35%)

っていうかさ、この数字アテになるの?(お前が言うなよ)

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