表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
382/539

1/28 5:39 『永遠なるもの』

今回のコメント。


くそっ、朝生見てなかったら、もっと早く書けたのにっ!


リープのバカバカバカ!


この単細胞!


あとでこの二時間が重荷になっても知らないんだからねっ!


……くそう。

だが、後悔はしていない!

とはいえ、反省はする!



***********************************



「大木さん、結婚は?」

「してない」


 いつの間にかお互いの現状を話し始めてしまった。本当に木崎を小学生の頃、苛めてたんだろうか、と思ってしまうぐらいに、木崎は屈託なく話をしてくれた。


 だからと言うわけじゃないけど、私は少し気が緩んだせいもあって、不躾な質問をしてしまう。


「今社長なんでしょ? すごいね。大学はどこ?」


 私の言葉に初めて木崎は答えにくそうに苦笑した後、ポツリと言った。


「……出てないよ。高卒だから」

「そうなんだ。ごめん」

「別に謝る必要ないよ、事実だし、悪いことでもないし。それにしても私、大卒に見えるの? ちょっと自慢に思ってもいいかな~なんてね」


 確かに私が謝ってしまったことで、バツが悪くなったのは事実だ。木崎が冗談にしてくれたお陰で深刻な状況にはならなかった。これがプライドの高い社長となれば、機嫌を損ねたのかもしれない。


 それからしばらくは別の話になった。だいたいが、綺麗な肌についての話だった。なんでも自社で作った、南米で取れた魚を原料としたクリームが肌に効いているらしい。一瞬、宣伝か、営業か? と怪しんだけど、欲しいのであれば無料で進呈するという話を聞いて、疑いは晴れた。


 私はすっかりリラックスして、何杯目かの焼酎を飲み干した時、木崎が私の耳元へ小声で質問した。


「大木さん、さっきの話の後でごめんなさいね」と前置きした後、下から覗き込むように言った。


「さっき別の子と話をしていたのを聞いたんだけど、求職中なんでしょ?」




次回更新は1~2時間後!(45%)

低い数字とは言え、目はパッチリです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ