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1/17 1:48 『永遠なるもの』

今回のコメント。


トマトソースのチキンパスタを作ってみました!


結果的には……かぎりなく失敗に近い!


行なったこと。(※は一口感想)


パスタを茹でる。


※量が多すぎた。100グラムは多すぎた。(二回言ってみた)


野菜を切る。(玉ねぎをナポリタンと同じ形に切る)

鳥のむね肉はすでに切ってあるモノを使用。


※量が多すぎた。


フライパンで野菜、ムネ肉を軽く炒める。(塩コショウ入れる)


※炒めずに最初から水か何かで煮たほうがよかったのかな?


その後、ホールトマトを野菜とムネ肉の上に入れる。

大きなトマトの塊が四つ。しばらくそのままで、野菜と肉に混ぜる。


※トマトって塊のままでいいの?


コンソメの素(粉末状)をいれようと思ったが、どういれるか分からず、お湯で溶かして流し込む。お湯の量が小さめのコーヒーカップ一杯分ぐらい。


※コンソメは水で溶かすべきだったのだろうか……


トマトの塊に疑問を抱き、箸でほぐす。


塩コショウを振り掛け、その後、砂糖を少々入れる。


※これも加減が分からん。


片栗粉を溶かすが、勝手がわからず、まず別の皿で水と混ぜたときに水っぽかったので、多めに片栗粉を入れる。

そして溶かした水を半分流し込む。


※片栗粉入れすぎた! 加減がわからん!


すると一気にとろとろになり、というかとろとろを通り越してドロドロになる。


野菜の量も多く、どうみてもカレーをパスタにかけたような見栄えになる。


完成。(なの?)


モグモグと食べてみると、塩コショウをかけ過ぎたっぽい。

他の味があまりしない。トマトの味はするけど。



これは改善点がいっぱいやで!

(どう直していいかちっとも分からないけど……)

パスタ王への道は遠い。


続く(続くの!?)


これ、本文より多くね?

(気のせいです)



***********************************



「私も行く」


 なんてことだ。赤石は心の中で頭を抱える。なんとしても振り切らないと。


「駄目だ。木崎には関係ないだろう」


 本当はあるけど。赤石は木崎に背を向けて歩きだそうとした。すると、強く腕を引っ張られた。


「無理やりついて行ってもいいけど?」

「頼むよ……」


 赤石の困り顔に対して木崎の引きつった笑い。赤石は頭をかくと腰に手を当てた。


「後でちゃんと話そうと思ったけど、木崎がいるとまずいことになるかもしれないんだ」

「……なんで?」

「いや、それは……」


 自分で言うのもアレだが、完全に墓穴を掘ってしまった。本当に木崎といると自分のペースが作れない。赤石は観念して事情を話すことにした。


「お前の会社、何ていう名前だ?」

「どうしたの急に」

「いいから」

「……プリンセス株式会社」


 樅山の資料に書いてあった会社名はプリンセス研究所だった。赤石はなんですぐに気付かなかったのだろうと自分を責めた。木崎=きさき=妃=プリンセス。単純だが、まさかここまで一緒だとまったく分からない。


 嫌な予感だけが的中しやがる……赤石は思わず舌打ちした。


「私がいるとまずいって……まさかウチの会社が関係しているの?」


 赤石は黙って頷いた。木崎は掴んでいた腕から手を離した。口元を歪ませて、引きつった笑いをする。


「仲井戸と緑川もお前の会社にいるんだろ?」

「……え? そうなの? 関係会社がいくつもあって全ては把握していないの。ごめんね」


 木崎は引きつった笑いのまま謝った。少しだけ昔の面影が過ぎった。


 ここまでで分かったことは、木崎は何も知らない可能性が高いということだ。ある程度情報を伝える必要があるな……木崎の反応をみて最終判断を下そう。赤石は事件のあらましを説明した。


 イケメンクリームの事は除外して、樅山と緑川が関わっている人材派遣のバイトで詐欺行為をはたらいた可能性があると伝えた。逆恨みに思った赤石の同僚が、緑川を狙っていることを伝えた。今日にも襲われる危険性も伝えた。


 終始、引きつった笑いのまま聞く木崎。表情はほとんど変わらない。完全に昔のような表情だ。おそらく地が出ているのだろう。突然すぎて反応できない……と言ったところか。全てを伝え終わった後、木崎の反応を待った。すると、数秒して、下を向いていた彼女は赤石へと顔を向けた。


「警察に連絡しましょう」


 この時点で赤石の中では木崎のシロが決まった。自分たちの会社の不利を省みず、命の危険を取ったのだ。


「待て。今から警察に行っても間に合わないかもしれない。警察への連絡はウチの記者に任せよう」


 赤石はやはりシロだとわかった木崎をなんとかして救いたい気持になっていた。そのためには事を荒立てずに進める必要があった。


「駄目だよそんなの!」

「俺達が樅山より先に緑川……デブリを見つければ問題ない! バイトの件はあとで問い詰めればいい」

「でも……」

「一緒に探そう」


 赤石は木崎の手をとって強く握った。彼女はゆっくりと赤石を見上げる。


「分かった。赤石君を信じる」


 木崎の言葉を聞いて赤石は少し心が痛んだ。自分が仲井戸に対していった言葉が反芻されたからだ。


「でも二時間だけだよ。それ以上は探せない。警察に行きましょう」

「決まりだ」


 二人は緑川を探すことになった。





今日はここまで。

週初めは無理しない。(いつも無理してないだろ)

というより、ガソリン入れてないことに気付いたので今から入れに行きま~す!

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