1/12 23:58 『永遠なるもの』パスタ反省会
今回のコメント。
重大なことが今日判明した。
和風スパゲティは基本茹でるだけらしい。
しっかり炒めてた!
だから焼きそばみたいだったのか!
……ということも知らないパスタ素人。
次こそは、スパゲティらいしいスパゲティを作るぞ。
おー!
でも、次はナポリタンを作ろうと考えています。
(ここで発表することではない)
なに? ここはスパゲティ発表の場になってるの?
(違います)
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「やっぱり、何か詐欺行為を働いているって事か?」
「誓って言う。やましいことはしていない。詐欺行為でお金を取った事はない」
仲井戸は俺をじっと見つめて真剣な姿をアピールするが、赤石の答えはグレーだ。危険は拭えない。とはいえ、木崎に関係することなら放置しておけない。もちろん樅山のことも気になる。赤石はもう少し探ることにした。
「そうだな……もう少し詳しい話を聞きたい。俺はどうすればいいんだ?」
「引き受けてくれるのか?」
「内容次第だ」
すると仲井戸は頬に力を入れた。数秒後、溜息と共に話し始めた。
「樅山という記者は、新聞者に我々のネタを提供しようとしているらしい」
「なるほどな。俺に樅山の行動を阻止して欲しいというわけか」
「そうだ」
仲井戸は徐々に調子を取り戻して来たのか、躊躇する様子もなく答えた。赤石が眉間にシワを寄せた瞬間、話の続きを切り出す。
「ただし、一ヶ月でいい。あと一ヶ月待ってくれと頼むだけでいい」
「一ヶ月?」
今が十二月の中旬だから、来年の一月の中旬にばれてもいいということか。証拠を隠す気アリアリじゃねえか!
「樅山が納得するとでも思ったのか?」
「そこはお前の力で頼むよ」
答えは簡単だ。無理に決まっている。俺でさえ、証拠隠滅するってわかったんだ。樅山が納得するはずがない。赤石が腕組みをして考え込む。仲井戸が心配そうに赤石を下から覗いた。
「赤石、木崎のためだと思って頼む」
くっ、決まり文句だと思ってやがる。赤石はムッとした気持ちを抑えるがやっとだった。
次回更新は1~2時間後!(45%)
低いぞ! やる気でろ~