1/12 0:54 『永遠なるもの』遥かなるスパ伝説
今回のコメント。
昨日のパスタでさっそく作ったぜ!
和風スパゲティー!(活動報告より)
玉ねぎ
まいたけ
ツナ
おろし大根
パスタ!
え? パスタってどれぐらいゆでるの?
た、玉ねぎが大きすぎた!
まいたけ少なっ!
ツナとおろし大根は勝手にアレンジ!
(こういうアレンジする人は料理下手)
出来上がりをみて……なんか焼きそばみたい。
(思ってはいけない感想)
総合したら美味しかったよ!
うんうん、見た目じゃないよ、料理も人間も。
(全然上手いこと言っていない)
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すると仲井戸の顔の動きが止まった。少し口を突き出し、すぐに引っ込める。わずかに鼻から息を吐き出して、ゆっくりと話始めた。
「ウチの研究所が詐欺を働いてお金を巻き上げているという噂だ」
「実際はどうなんだ?」
「まさか。そんなことしなくても金は十分にある」
「出所はハッキリしているんだろうな」
「お前まで疑うのか?」
「数年一緒に働いている同僚と、二十年ぶりに会った同級生、どっちを信じる?」
一瞬、仲井戸は言葉に詰まった。自分を落ち着かせるように、掌を赤石に向けて「抑えて、抑えて」というジェスチャーをした。
「赤石、聞いてくれ」
「まだ、お前を信用できない理由がある。アイツはな、取材する時は偽名を使うんだよ。当然、樅山はお前のところへ言った時にも使ったはずだ。本名を知っているなんて、怪しさ満点なんだよ」
「くっ……」
太股へと手を置き、仲井戸は深く下を向く。その後完全に黙り込んでしまった。
なるほど結局詐欺の片棒を担げっていう依頼だったのか。赤石は仲井戸を冷めた視線で見つめた。二十年経てば変わるものだなと思った。
仲井戸が黙り込んでかなりの時間が経とうとしている。時折独り言を呟くが、それ以上は何も言わない。赤石は時間の無駄と判断して立ち上がろうとした。
同時に仲井戸は顔をあげて、ひどく動揺している表情を見せた。そして、深く息を吐くと目に力がこもり、仲井戸は赤石に話しかけた。
「じゃあ、これならどうだ。俺は信じなくて良い。木崎由貴を信じるって言うのは?」
「……木崎。どういうことだ。何か関係あるのか?」
赤石に対して勝ち誇ったような歪んだ笑みを浮かべてた。かなり腹が立つが、これは聞かないわけにはいかない。仲井戸は手を組んで両肘を机に乗せ、少し前のめりの体勢になり、小さい声で赤石に言った。
「これだけは言っておく。『木崎由貴を泣かす会』はまだ続いているって事だ」
久しぶりに聞いたその言葉に赤石は驚いた。と、同時に焦燥感を覚える。
自分と木崎と過ごした時間は止まっていたのに、コイツは変わらずに動いていたっていうのか? 赤石はわざとらしく、驚きながら仲井戸に確かめた。
「なに言ってるんだ? 泣かす会ならとっくに……」
「気になるだろ? お前が協力してくれれば、全て話す。今、世間に我々の事がバレると困るんだ」
「やっぱり、何か詐欺行為を働いているって事か?」
「誓って言う。やましいことはしていない」
マジでもう限界……
今日はここまで!(早いっ)




