1/8 0:02 『永遠なるもの』
今回のコメント。
ふぬ~っ!
腹が減ってきた!
これは……ドライブタイムなのでは!
(理屈がよく分からない)
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考えて出てきたのはこの前デジカメに撮った事件の足だけ写っている死体の写真だった。場違いだと思いながら、自分の中の気持ちを巻き返したくて、必死だった。慌てて鞄から写真を取り出し、彼女へ差し出す。
「最近追ってる事件なんだ?」
「なにこれ?」
「警察の事件捜索現場」
この前取った、腐乱死体の写真だった。自分が胸張って言える写真がこれしかない。
だが差し出してから、しまったという思いと、興味深く彼女を観察する赤石がいた。しまったっていうのは完全に和気藹々雰囲気ぶち壊しの写真だということ。興味深いのは「黒い怪物」を知っているかもしれない張本人だから、何らかの反応があるかもしれないという期待だった。
木崎は写真を受け取ると、まじまじと見つめる。しばらく「へえ~」とか言いながら写真をあらゆる角度から眺め、とあることに気づいたようだ。写真越しに木崎の瞳が赤石を捉えた。
「赤石君、真ん中に写っているのって……」
「……うん」
赤石は意味ありげに頷いてみせる。二人の間に一瞬の沈黙が流れた。どう反応を見せる?
そして、木崎は「ぷっ」と吹きだすと写真を返してきた。
「あはは。宇宙人? 良く出来てるね」
どうやらゴシップ記者だと聞いたので、でっち上げ写真の見せたと思ったようだ。赤石はかなり落胆した。「凄い」とも思われなかったし、同情されたような気がする。赤石は改めて確認してみた。
「信じないの?」
「うーん。小学生の時なら信じたけどね」
頬杖をついた木崎は視線を外した。もう木崎に尊敬されることはないだろうと、赤石は自棄になりながら突っ込んだ質問をした。
「じゃあ、小学生の時、こんな怪物をみたことは?」
次回更新は1~2時間後!(90%)




