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1/2 4:29 『永遠なるもの』⑳

今回のコメント。


今回もよそ事してて(現実逃避ともいう)全然かけてない!


でも、書けただけ偉いよね!

自分で自分を褒めよう、ナデナデ。


さて、明日もまたがんばろう。



***********************************



 穢したくなった。あの笑顔をぶち壊してやりたい。自分がこんなに落ち込んでいるのに、簡単に笑顔を見せるなんて許せない。夕方とあいまって薄暗いきもちが、幼き赤石に芽生えた。

 そして彼女に近づく。やはり笑顔で赤石を迎えた。無言で押し倒してみた。だけど木崎は笑っている。余計に苛立ちがこみ上げ、馬なりになって手を上げた。


「皆、同じだね」


 やはり笑顔のまま木崎は赤石に言った。彼は心を見透かされたようで急に気恥ずかしくなった。何か汚いものと同じ扱いにされたような気持になったのである。レギュラーに選ばれなかった怒りを女の子にぶつけた自分。情けなさがこみ上げた。馬乗りになったままで赤石はようやく声を上げて泣いた。


 それ以来、練習が終ると木崎の待つ公園へ寄り道をするようになった。たまたま耳にした新しい父の話。苦しんでいるのかもしれない。幼いながらに赤石は「自分のしたことを帳消しにすることが出来るかもしれない」と思いつき、何とか解決するように奔走した。




今日はここまで。


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