12/27 23:37 『永遠なるもの』⑮
今回のコメント。
今日の夕飯
スペアリブ
マカロニサラダ
ごはん
以上!
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DVDの映像が終る。
【皿頭健之助】
「ファ●キン、フ●ッキン!」
【面接官】
「あ、見終わりました?」
【皿頭健之助】
「はい。感動しすぎて、思わず罵っちゃいました」
【面接官】
「ですよね~」
【皿頭健之助】
「いい時代になりましたね。ようじょの仕事でイケメンになれるなんて」
【面接官】
「ですよね~」
【皿頭健之助】
「なんだか裏がありそうで怖いですよ」
【面接官】
「ですよね~」
【皿頭健之助】
「あるんですか?」
【面接官】
「deathよね~」
【皿頭健之助】
「し、死ぬんですか?」
【面接官】
「……」
【皿頭健之助】
「黙ったよこの人!」
【面接官】
「冗談ですよ。死ぬわけないじゃないですか」
【皿頭健之助】
「決して安心はできないですけどね」
【面接官】
「ちなみに『逝化面X』はバイト当日まで使用しないでくださいね」
【皿頭健之助】
「分かりました~」
【面接官】
「じゃあ、これをどうぞ」
【皿頭健之助】
「なんですか?」
【面接官】
「師匠のDVDです。分かり易いようじょへの接近の仕方を説明してます」
【皿頭健之助】
「はあ……」
【面接官】
「まぁ、師匠って僕なんですけどね」
【皿頭健之助】
「アンタかい!」
【面接官】
「じゃあ、バイト当日にお会いしましょう」
【皿頭健之助】
「なんだか上手く行き過ぎて怖いんですけど」
【面接官】
「私も怖いですぅ~」
【皿頭健之助】
「やめて! 本当に不安になるから!」
【面接官】
「冗談はさておき。ようじょと合法的に接触できるチャンスですよ」
【皿頭健之助】
「気になるのが、マニュアルに書いてある『ようじょの願いを聞くこと』なんですけど」
【面接官】
「マニュアル通りすればだいじょうヴイ!」
【皿頭健之助】
「古っ……分かりました。では当日」
【面接官】
「……と、言うことでね。二時間ぶち抜きで『猫まっしぐらスペシャル』をお送りいたしました」
【皿頭健之助】
「もうええわ!」
【面接官】
「わーわー、ゆーております」
【皿頭健之助】
「お時間です」
【面接官・皿頭健之助】
「さようなら」
皿頭健之助、ドアを閉めて部屋を出て行く。
面接官、内線電話をかける。
【面接官】
「あ? デブリちゃん? うんうん、こんなのでいいの? ちゃんと議員さんにアピールしてくれた? うんうん。それならいいけど。ちゃんと間に合うんだろうね? 年に一回なんだから失敗は許されないよ」
「ちょっと師匠と違うんですけど良いですか?」 終わり
更新は1~2時間後(85%)