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12/13 0:48

今回のコメント


今日のごはん。


マーボー豆腐。

ご飯。

野菜と牛肉を煮たもの


以上!



***********************************



 今の気持ちをそのまま伝えたい。僕はまず滝川先輩の部屋に向った。


 正直、夜に女性の部屋へ伺うのは気が引けるが、明日伝えたのでは遅い気がした。ひんやりとした廊下を歩くけど、僕の気持ちは暖かいままだったので、丁度心地が良かった。


 しばらく歩いて角を曲がったところに滝川先輩の部屋はある。起きているだろうか。少し不安になりながら角を曲がると、先は暗くなっていた。やっぱり寝ているよなあ。僕はゆっくり襖の前まで進んだけど、声をかけようかどうか迷った。


「誰だ」


 襖越しに滝川先輩の声が聞こえた。どうやら寝た直後だったらしい。僕はやや緊張して声が上手く出ないながらも声をかけた。


「……く、草弥です」


 するとしばらく沈黙が続いた。緊張に耐え切れず、小さくため息をつくと少しだけ白い息がでた。と同時に声が聞こえた。


「夜這い?」

「違います」


 思わず即答で突っ込んでしまった。こんなに謝らなければならない場面で何をしているんだ僕は。するとややムッとした印象の受ける低い声で返答があった。


「……じゃあ、なんだ。部外者の私に用なんてないだろ」


 怒るよなそりゃ。あんなに心配してたのにむげにしたから。決して夜這いに来たわけじゃないから怒ってるわけじゃないよな。うんうん。


 ここは誠心誠意謝るしかない。僕は襖越しながら、頭を下げた。


「ごめんなさい。僕が悪かったです。本当のことを一気に知りすぎて、動揺していました。明日からまたよろしくお願いします」


 しゃべり終わってからもしばらく頭を下げた。でも、反応がない。簡単に許してもらえるとは思えないので、今日のところはこれぐらいにしようか。

 と、頭を上げた頃、声が聞こえた。




更新は1~2時間後!

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