11/21 4:37
今回のコメント
今日も寝オチ、もしくは不貞寝オチだとおもった?
残念! 一回だけ更新でした~
(困った時の残念さやかネタでした~)
あ~、中日負けちゃったねぇ~
でもいいや。明日頑張れば。
へ? たしか先に五勝したほうが日本一だったよね?
は? そんなルールない?
信じないっ! 中日が優勝するまで続くんだよっ!
続くんだいっ! ……はぁ。
悔しいっていうより、終わっちゃったねって言う気持ちが大きいね。
ありがとうって言えたらいいんだけど、ちょっと違ってて、
落合監督、悔い残ったでしょ? って言いたい。
悔いが残ったらまた戻ってきて!(未練たらしい)
とはいえ、十一月の中旬まで楽しませてもらえるとは八月の初めには思ってなかった。
今のメンバーではもう一緒に戦うことはないと思います。そうかんがえると感慨深い。
だけど、やっぱり、八年間ほんとうにありがとうございました!
本当に色々新しい発見もできたし、今後も野球が楽しんで観れそうです。
落合監督の性格上、誘いがあったチームには監督に行くでしょうが、どこに行っても、中日の次に応援するぞ!
あっ、巨人以外にしてください。
でもやっぱり悔しいっ!
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今日の『トロフィー』はおやすみ。
今後の展開をちょっと考えるので。
ということで、困った時の『ア↑コガレ』頼み!
それではどうぞ~
第?席 「モーニングコール」ア↑コガレ
ここは亜古河鈴町。日本の真ん中辺りに位置する、十階以上の建物もない地方都市の一角。
亜古河鈴町の外れに古賀姉妹が住んでいる家がある。
二階建ての家屋に、高校生と中学生の姉妹が住んでいる。
姉の古賀かごめはベッドですやすやと寝息を立てていた。
外はすっかり明るい。すでにお昼を過ぎている。布団とはだけさせて、大の字にになって気持ちよさそうに寝ていた。
「す~す~、『す~』っていうのはすやすや寝てる表現ですよ、むにゃむにゃ……」
寝言であった。断じて寝言だった。
そのとき携帯電話の着信音がした。寄席の出囃子が室内に鳴り響く。
「むにゃ……」
かごめは眠い目をこすりながら、ベッド横の机においてある携帯電話を手に取る。
「はぁい……もすぃもすぃ……」
「あ、俺だよ。俺」
「誰ですかぁ……」
「誰ですかじゃねえよ。阪野だよ」
電話の相手は小中高と同じ学校で幼馴染の阪野将だった。
かごめは目を瞑りながら電話に対応する。
「ふえ? なんの用?」
「『なんの用?』じゃねえよ! お前がモーニングコール頼むっていったんだろうが!」
「そうだっけ?」
「はぁ……お前が『異性の幼馴染が起こしてくれるイベントフラグ立てたい』って言ったんだろう!」
「言ったけ? ごくろぅ……」
「起きろ! 大体十二時にモーニングコールっておかしいだろ。モーニングじゃねえよ!」
「阪野ぉ……そのツッコミは加奈カナに残しておいて……」
「なに言ってんだお前は。とにかく起きろよ……」
「なに? 阪野?」
「ありがとうな。幼馴染で俺を選んでくれて」
「じゃ~ね~」
「おいっ、俺の恥ずかしい台詞返せ、おい、おい! 頼むから明日学校で言いふらす――うわっ!」
受話器の向こうから、大きな物音がした後、女の子の声が響く。
「古賀姉っ! ウチのお兄ちゃんに電話させてんじゃねえよ! 聞いてるのか!」
古賀将に代わって電話に出たのは、将の妹の明菜だった。
「……ふぇ? 明菜ちゃ~ん。でへへ。待ってました。今日も相変らずぅ、お兄しゃん思いでしゅ……むにゃ、むにゃ」
「いっ! ……べ、別に私はお兄ちゃんなんかどうでもいいけどさ、人として、そう、人としてよ! アンタが人として間違ってるって言って――」
「おやすみぃ~」
「あっ、ちょ――」
かごめは携帯電話を一方的に切って、そのまままた深い眠りについた。
五分後。再び携帯の着信音がした。着信音はホラー映画の緊張場面の音楽だった。
眠気まなこで携帯を取る。
「もすぃもすぃ~」
「いい加減起きろ、バかごめ!」
「相変らず、メガネがキツイねえ、加奈ちゃぁん……」
「はぁ? メガネがキツイってなんだよ! ツッコミだろうが!」
電話の主は高校での友達、飯野加奈だった。彼女は主にツッコミ役として、かごめのそばにいる。
「んなことはどうでも良いんだよ。人にモーニングコールさせといて起きろ! 大体十二時にモーニングコールっておかしいだろ。モーニングじゃねえよ!」
「加奈ちゃん……もうそのツッコミは聞いた」
「……くっ」
「くやしかったぁ?」
「くやしくねえよ! ……でも一応誰が言ったか聞いておく」
「ふぇふぇふぇ、誰だと思う?」
「質問を質問で返すな! 『ええ? 年齢ですかぁ? いくつに見えますぅ?』っていわれるぐらい腹立つわっ!」
「くやしかったから、例えツッコミしたねぇ……」
「ううっ……いいから言えよ。誰が先に突っ込んだんだ! 私より先に突っ込むなんてけしからん!」
「阪野だよ」
「はっ……さ、坂野君なの?」
「ニヤニヤ」
「口で言うな。そっか~、阪野君か~、じゃあしょうがないね~」
「ニヤニヤ」
「だから口で言うな! ……ってどうして阪野君がかごめに電話を?」
「おやすみぃ~」
「おい! おい! お――」
かごめは携帯を切って再び眠りに付いた。
三分後、再び携帯が鳴った。アニソンの大御所が絶叫する懐かしい曲だった。
「もすぃもすぃ~」
「鶴来です」
「彩香ちゃん……ってあれ? 彩香ちゃんにはモーニングコール頼んでないよ」
「だから自主的にかけたの。おっきなさ~い♪」
「優しいね。さすが亜古河鈴高校の良心……むにゃむにゃ……」
「寝ぼけるのも大変だね~」
「そういわれるとつらいなぁ~」
「そうそう、まどかちゃんもいるよ。まどかちゃ~ん、かごめちゃんを起こしてあげて」
すると、しばらく無言が続いた。かごめが受話器に耳を当てると、サラサラと何かがこすれる音が聞こえた。
「まどかちゃん、スケッチブックに描いてもわからないよぉ……」
サラサラ音が五分以上続いたので、かごめはそっと携帯電話を切った。
一分経たないうちに携帯に電話がかかる。
「もしもしぃ~」
「俺だよ、或奇目死の主人だよ」
「へ? なんで携帯電話の番号知ってるの?」
「細かいことは気にするな」
「で、どうしたの?」
「っていうか、お前、もう起きてないか?」
「気にしない気にしないで? 用件は?」
「用件から聞くなんて、男みたいだな……もしくは他人行儀」
「たぶん後者だよ」
「うわ~、ハッキリ言ってくれちゃって……わかったよ。電話したのは、今出演しないといつ出られるか、わからなかったからだよ」
「う~ん、よくわからない」
「お前は主人公だからいいよ。あのな、俺達脇役は――」
かごめは面倒くさそうなので電話を強制的に切った。
その後も何件か着信があったが、無視した。これ以上相手をするは危険だと判断したからだ。無言で携帯の電源を切った。
十五分後、ドアの向こうからパタパタと駆け寄ってくる音がする。足音はかごめの部屋の前で止まるとノックされた。かごめは寝たフリをしている。
「お姉ちゃん、もうお昼だよ。起きて。このままだと、日曜日のお昼過ぎに起きて、結局夜寝れなくて、月曜日に遅刻するパターンだよ~」
かごめが返事をしないと、ドアが開かれ、声の主は近づいてくる。
「もう、お姉ちゃんは、私が起こさないと駄目なんだから」
ゆさゆさと体を揺らされ、かごめは目をこすりながら、起き上がる。
「おはよ~」
すると妹の瑠璃は腰に手をあてて、ため息をついた。
「お姉ちゃん、自分で起きられるようになろうね」
「わかったよ~。でも、瑠璃に起こしてもらうのが一番だね」
「なにそれ?」
「褒め言葉」
「はいはい。おべんちゃらはもういいから。お昼食べよ」
「うん」
こうして古賀かごめの一日は始まるのだった。
『モーニングコール』ア↑コガレ 終わり。
ということで今日はここまで。




