11/15 23:25
今回のコメント
【速報】メガネのフレーム折れる【不吉?】
メガネ拭いてたら折れた~~~~っ!
簡単に折れた~~~~~~っ!
何故?
不吉なことの前触れでは……(心当たりないけど)
仲間の超人に良くないことが……
ロビンマスク辺りになにか起こっているのでは!?
(若い人にはなんのことやらというネタ)
でもメガネ折れたのは本当。
あと四日ぐらい持つよね。
接着剤とか使ったらくっつくよね?(直すつもりか)
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アクシデントはあったものの、充実した選挙活動を三日目にして送ることができた。帰りに正門を覗いたが、すでに人影はなく、僕達は心残りながらも、現実世界に帰った。
滝川邸に戻ると早速食事の準備を始めた。ワイワイとした雰囲気の中、準備は進む。一際高月先輩がムードメーカーとなり、話題の中心となっていた。僕と滝川先輩は高月先輩に負けないよう話をする。
「あらあら、なんだか今日は賑やかね。良い事でもあったの?」
僕らを見た真琴さんの質問には誰も答えることができず、愛想笑いがやっとだった。
数分後、完成した料理を皆で食べた。もう合宿四日目ともなれば、慣れたものだ。滝川先輩の妙な提案もなくなり、ちゃんとした料理が並ぶ。「いただきます」の声と共に皆食べ始めた。
だけど僕はなんとなく食欲がわかない。あんなに選挙活動を頑張っていうのに。箸が動かない僕の視界に高月先輩が入ってくる。
「草弥君、食べないの? まさか……また味付けを……」
「いえ、間違っていませんよ。だって高月先輩、今回は盛り付けしかしてないじゃないですか」
「あっ、そうだったね……って、よく確認してるね、君。それに言葉にトゲがある」
「うっ……違イマスヨ。タマタマ見エタダケデス」
「急に片言にならないで」
高月先輩のジト目に耐えられなくなった僕は、無理やりおかずを口に含んだ。食欲がないと言っておきながら、いざ口にすると意外に食べることができた。さすがは料理が上手い滝川先輩だ。
「滝川先輩、本当に美味しいです。変な企画を考えなければ、毎日食べたいぐらいですよ」
黙々と食事を取っていた滝川先輩は頬を引きつらせた。
「お前……ぬけぬけと恥ずかしい台詞とよく言えるな」
「い、いや、別にお嫁さんにしたいとか、良い奥さんになりますねとか言ってないじゃないですか!」
「別に私は『恥ずかしい台詞』と言っただけで、具体的なことは、なにもいってないぞ。それに、こんなことでプロポーズされても……困る」
プ、プロポーズって! 一気に僕の顔が熱くなるのを感じた。何か言い返さなきゃ。うーん、うーん……わかんない!
1~2時間後に更新っ!