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11/7 21:57 文学フリマ日記

今回のコメント


今日の夕飯。


肉団子。

秋刀魚の塩焼き。

ごはん


以上。


11/3に文学フリマについて書いたのですが、

間違って消してしまい、面倒になって修復するのを止めました。

とはいえ、やっぱり書いておこうと思い、ここに載せます。


また文章量おおくてHPの日記に載せられないんだよね……



***********************************



先週、文学フリマに参加しました。

念願のサークル参加です。


前回と会場が変わって、広い場所になりました。

僕の会場のイメージとしては、そうさく畑っぽい感じです。

そうさく畑は文机で初めて参加したイベントです。


とはいえ、今回周りは皆小説や評論の本ばかり。

みんな活字を中心に表現している。


なんて言うか、「活字だって集めれば、こんなにいるじゃん!」っていう気持ちでした。

会場は一階と二階に分かれています。

僕達は一階でした。


いつものように準備を始めて、主催者側の挨拶も終わって、文学フリマが開催されました。


僕の中では、見本誌があるので、それを読んでからじゃないとなかなか、来てくれないだろうなという考えでした。

案の定、前半は全く売れません。


商品の配置を変えたり、積んであった本を減らしたりと試行錯誤しました。

が、やはり前半の時間ほどは全く売れませんでした。


そこで、僕は売場を離れることにしました。

目的はもちろん、又吉探――じゃなくて、同人誌を買うことです。


二階に見本誌があったので、読みふけります。

(この時点で又吉の事は忘れている)


以下はあくまでも僕の印象です。


小説は表紙や出だしが全てですね。

短編だったら一作品は読みます。

大抵は最初の話を読みますが、目次があれば、面白そうなタイトルのもの。


評論は見出しの面白さや企画の面白さで手にとってしまいます

今回買った二冊もそんな感じでした。


一冊目は前回も買った本の第二弾が売ってたので買いました。

これは現在の高校生バンドが文化祭などでどのような曲を演奏しているか(コピー曲)、調査した本です。

果たして今の高校生はどんな曲をコピーしているのか、このネタだけで僕は買おうと思いました。

いざ内容をみてみると、意外に彼らが演奏している曲が古い。

しかし、僕の世代(やや下の世代かな?)にはピッタリの曲の数々。


エルレとかB-DASHとかRADやナンバガもありましたね。

女性のバンドだとチャットモンチーとかGO!GO!7188が定番でした。

まさに僕が新譜が出たら、CDを買いまくってたバンド達ですよ。


これにくるりとか中村一義とかエレカシとか10-FEETだとかスピッツ、イエモン、RIZE(なんとなく世代バラバラ)があったら、僕はお前等最高って言いますが。(お前の意見はどうでもいい)


さすがに奥田民生はなかったな。カッコいいのに。

あとは希望としてはロストインタイムとか斉藤和義とかあと~(もういい)


そして洋楽も少なかったね、レッチリとレイジぐらい?

ビートルズとかもあったかな。

僕が聴いた高校時代の文化祭はビートルズ、ディープパープルやガンズ、ニルヴァーナでしたね。

……と昔語りはコレぐらいにして。


他にはピックアップしたバンドのインタビューも載っています。結成した経緯とか音楽の傾向とかわかって面白いです。

小学生からバンドしている子っているんだね、すごい! とか、結構簡単な理由(先生が自動的に部内で振り分けたバンド)でバンド結成してるのねとか、十代の女の子ってぽいノリとか(急にオードリーの「へへへへ」のネタをする)なかなか興味深かったです。


って、いかん。

話が逸れた。

こんな本も文学フリマで売ってます。


二冊目は文科系女子に映画を絡めて色々分析している本です。

これも面白かった。


文科系女子を6つのタイプに分けて、オススメの映画とかを紹介してました。

が、全体的に文科系女子を啓蒙するため内容なので、文科系女子の人が見たら怒るんじゃないかなぁと思ったりもしました。


「このままではいけないよ、文化女子!」みたいな雰囲気を感じるこはできました。

これはアニオタに向って「現実見ろよ」と言っているようなものなのですが、これを笑える人は文科系女子ではないか。文科系女子に自覚的にどっぷり浸かって、自虐的に笑うしかない人でしょう。

多分僕が文科系女子だったら、確実に後者ですけどね!(自慢にならない)



というか、文学フリマから離れてしまった。

こんな感じで、見本誌をみて、ぐるぐる会場を回りました。

キャッチーな絵柄のサークルさんも、もちろんありましたが、基本的に文字による宣伝。これは普段のイベントにはない雰囲気ですよね。絵がない分さすがに大人しめですが。

硬い本から軟派な本まで全部で文章を書いた人間がいて、実際に売りに来ている。会おうと思えばサークルのブースに向えばいい。

悪くないなぁと。プロになる=価値がある、と言う現場ではないのでね。

なんとなくギスギスした感じもないし、皆活字が好きで買う側も売る側も集まっている。

ずっとこればっかりだと嫌だけど、年に二回ぐらいこんな気持ちになれるイベントがあっていいじゃないかと思いました。

これは買う立場に立ったときの気持ちですけど。


なんて事を考えたり、歩いたりしている内に一時間半ぐらい経っていた事に気づき、いそいで売場に戻ってみると、無事本が売れていました。


僕が戻ってからも数冊売れました。

「見本誌の本ってこれですよね」と言って買った人もいましたから、当初の考えどおりともいえます。

知名度ないからしょうがないっていうものありますね。


なんというか、全体的に淡々と時間が経過していきました。

初めて参加した「そうさく畑」を思い出しました。


なんでかなぁ……と考えて出た結論は、新幹線の中、想さんからもたらされました。

それは「知った顔が少ない」でした。

初参加のときと現在の違いって、本当にそこだけだと思います。

色々な人と知り合っていたんだなぁって実感しました。

四月から始めたばかりですけど、本を作る喜びだけじゃなく、人と知り合うことの喜びを得ていたのだなぁと痛感しました。


ただ、もう一つ思ったことがあります。

じゃあ、もっと文学フリマに参加して、同じ状態を作れば良いだけじゃんとも思いました。

こればかりは継続と行動しかないのかなぁ……う~ん……


とか、考えていると16時が過ぎ、文学フリマは無事終了。

皆で机や椅子を片付け(普段は机までは片付けない)、帰ることにしました。

確実に次回も来てやると心に誓ったイベントでした。

ちなみに来年の5/6開催です。



更新は1~2時間後

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