8/10 3:07
今回のコメント
・実はこの段階で登場人物の名前を決めていない。
どうしよう……
・まぁ、最初なんでこんなものでしょ。
・どうでも良い情報。
お茶をがぶがぶ飲むときは執筆の調子が悪い時だよ!
集中するとまったく飲まなくなるから。
ちなみに今日は……がぶ飲みだよ!(駄目じゃん)
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顎が徐々に上がり、口元の筋肉も限界に達してきた。最後の灯のように顔中の筋肉を一気に硬直させると僕はもがくことを止め、息を止めることに専念した。だが、長くは続かない。もう駄目だ。頬の力が抜けていく、自然に口が開き、海水が入り込む。「あぁ……」と頭の中で絶望感に打ちひしがれた瞬間、僕の腕を掴んで引っ張る感覚がした。
半開きになった目から見えた光景は 僕を包み込むようにゆらゆらと広がっている黒い長髪。何かを叫んでいるような肉厚な唇。なにより力強いややつり気味の瞳の女性が僕を引っ張っている情景だった。
希望が浮き上がっていった海面へ、連れて行ってくるのかな? 貴方が僕を引き上げてくれるのかな? ジンワリと胸の奥が暖かくなる。助けてもらった安心感で僕は完全に気を失った。
▲主人公回想。
まだ頭がぼんやりしている。目は
「本当にコイツなのか?」
「わからない」
「しかし、事実は事実だからな」
「うん……」
今日はここまで!
また明日~(正確にはもう明日)