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10/20 0:59

今回のコメント



あっ、麦茶のパックがない!

買ってくると、すでに父親が買ってた。しかも50パックも入ってる!


わわっ、卵がない!

買ってくると、すでに父親が買ってた。しかも近所の自動販売機で20個ぐらい!


くそっ、考えていることは同じか!

ちなみに、かつお節は僕の勝ちでした。(勝負してたの)


っていうか執筆まるで関係ない。



***********************************



 滝川邸に到着すると早速料理に取り組むことにした。僕が真琴さんを呼びに行こうとしたところ、滝川先輩に引き止められたが、僕は身の安全の確保を第一として、真琴さんを監修役として呼んだ。滝川先輩はガッカリしたようだけど、高月先輩はホッとしていた。


 食事の後はミーティングを行った。僕の言ったでまかせの公約の内容を煮詰めるためである。それにしても滝川先輩はいつになく真剣だ。それだけ御堂真理に負けたくないのだろう。高月先輩もこの頃にはすっかりいつもの調子に戻っていた。


「草弥、よそ見するな。亜也なんていつも見慣れてるだろ!」

「ち、違――」

「君ねえ。はぁ……」


 なぜ、僕の場合だけ良いように解釈してもらえないのだろうか。

 こうして二時間ほど今後の方針について話し合った。

 

 その後、自由時間となり、僕は自室へと戻った。携帯電話を確認すると、沙和からメールが十件以上届いていた。とりあえず内容を抜粋。


『いまどこ? なにしてるの?』

 合宿っていってあるだろうが。


『まさか、高月先輩と懇ろな仲になってる?』

 懇ろって……むしろ呆れられていたし。


『パジャマ姿とかみて、鼻の穴伸ばしてないでしょうね!』

 鼻の穴は伸ばせないぞ。鼻の下だろう。


『私も止まりにいって井伊?』

 漢字の誤変換が激しくなってきたぞ……


『要返信! 馬鹿! 阿呆! 要返信!』

 言葉が端的になってきな。


『あす……いや……みや……』

 なに言ってるのかわからねえ!


 僕はすぐに電話をかけた。すると一コールで沙和に繋がる。


「十四件だよ。電話かけてくるまで! 遅い!」


 とりあえず僕は通話をきった。

 するとすぐに電話がかかってきた。電話に出た瞬間、僕は先手を打った。


「心配させるようなメールしてきたのはどこのどいつだ」


 僕の言葉に、沙和落ち込んだ声が聞こえる。


「……ここのドイツ人です」


 分かってるならそれでよし。沙和だったらこんなこと平気でいえるのに。





更新は1~2時間後です。

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