10/15 0:06 コトダマ執筆編②
今回のコメント
・この書き方でいいのだろうか……思案中。
(締め切り今日なのに)
***********************************
ここは某テレビ局の収録スタジオ。料理番組を収録していた。二人の料理人がお互いの得意料理を競い合い、食通の評論家が優劣を判定する番組。司会者である男は手を挙げ、判断を仰ぐ。
「それでは審査員の方々判定を!」
巨大ディスプレイ上に各審査員が選んだ料理人の名前が表示される。三人のうち二人は別々の料理人を上げた。そして三人目、本島真人に勝利者の判断は委ねられた。息を呑む料理人たち、司会者、観客。
しかし、一向にディスプレイが表示されない。真人に注目が集まる中、彼は腕を上げて交差させ、大きくバッテンを見せた。番組ではおなじみの両者失格の印である。
ふたりとも認めない、本物の料理人ではないという意味があった。
「やはり今日もでました、本島印! 両者失格です」
司会者が叫ぶ中、うな垂れる料理人たち、肩をすくめて困り顔の審査員、拍手をする観客がそれぞれカメラで映され番組は終了した。
本島は拍手で見送られ、スタジオを出ようとしたところ、審査を受けていた料理人が彼に駆け寄った。彼の手には包丁。観客や番組スタッフは悲鳴を上げる。料理人は一気に詰め寄った。
しかし、本島は寸前で気づき、包丁をかわして、手を蹴り上げる。包丁は飛んでいった。囲む番組スタッフ。料理人は取り押さえられた。料理人を見下ろして、本島は叫んだ。
「本物とは常に正義であり、絶対的価値観である!」
収録スタジオ中に響き渡った声。番組観覧者は彼に喝采を送った。
ぐぬぬぬ……1~2時間後更新