10/4 22:59
今回のコメント
・今日の夕食~
厚切りハムを焼いたの。
キャベツの千切り。
シュウマイ。
肉団子
雑炊(急に食べたくなった)
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「あ~、見つけた~! 三人さん、ご案内~」
振り向くと、そこには黒を基調とした着物を着ている平光先生の姿があった。
「いや~、よく来てくれたね~。歓迎するよ!」
僕達は日記世界の平光先生に連れられて、校舎を歩いていた。それにしても……色々ツッコミどころがある。まず我慢できなくなったのは滝川先輩だった。
「はかり先生、私達が誰か、知ってるの?」
「知ってるよ~、数年後入学してくる日記部員でしょ?」
「なぜ、誰から、それを?」
「え? 私からだよ」
平光先生は日記の中の自分とも意思疎通できるのか? 謎だ。滝川先輩も口をぽかんと開けて、次の言葉が出てこないようだ。ここは僕が話を続けよう。
「平光先生、ここは誰の日記世界なんですか?」
「誰の日記世界? 誰って……私?」
誰に聞いているんだ。っていうか、平光先生の日記世界だって?
「私も暇つぶしに日記をつけているから~」
「話主なのに出てますよ」
法則無視ですか。
「私は特別なのです。私にとっては日記世界も現実世界も時間、次元も関係ないからね~」
うわ~なんてチートな存在。そりゃ、テストを実施している本人だし、しょうがないのかもしれないけどさ。先生の掌で踊らされている日記部員の気持ちにもなって欲しいよ。
しかも、こんな不思議なことが起こっているのに全く気にしていない自分がいる。
平光先生の後についていくと、既視感のある風景になっていく。渡り廊下から旧校舎へ入り、二階、三階を抜けて四階に辿り着き、木造の扉に向かっている。そして予想通り日記部の部室の扉を開けて、室内に入っていった。僕たちも後に続いた。
緊張して一歩踏み出す。すると室内は三年後とは少し違っていた。まずカーテンが淡い紫色になっており、テーブルも同系色のテーブルクロスがかかっていた。本棚は変わっていなかったが、カーテンとテーブルクロスがあるだけで、結構印象が違うものだなと思う。
更新は毎度毎度の1~2時間後の予定ですよ。
っていうかやばいよ、ドラゴンズがやばいよ~