10/2 20:28
今回のコメント
・よし、今日もぼちぼち行きますよ!
とにかく、少しずつでもゴールへ向かうぞ!
半歩でも四分の一歩でもね。
諦めなければ、
どんなに遠回りしても必ずいつかはたどり着く。
そう。
iPhoneならね。(iPhoneギャグ)
ちなみにiPhoneは持ってません。
ドコモユーザーなので。(なにそれ)
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「亜也が不機嫌になった原因って、明白だろ。美国日記の世界で、私がお前達に再会した時は、亜也をお姫様だっこして、その後平手打ちされた場面だったが」
「うっ……」
「それでも何もなかったと?」
「あれだけ見ると確かにそうだけど、違うんですよ……ってちゃんと説明したじゃないですか!」
美国進の日記世界から戻ってきた後、滝川先輩から半ば強制的に問い詰められた。僕は包み隠さず話して納得して貰ったつもりだったが、事あるごとに責められて困る時がある。
滝川先輩は困った様子で顎に手をあて、考えるそぶりを見せた。
「どうせ、痴話げんかだろうと思って放っておいたが、もうすぐ期末テストだ。いい加減仲直りしてもらわないと困る」
確かに平光先生から、期末テストが近づいているという話は聞いていた。今回は数回にわけて行なうので、実際の期末テストよりやや早めに行なわれるという話らしい。
「でも、ちゃんと小テストは受けてますよ。輪転の誓いも使ってるし」
「お前は、まったくわかってないな」
「なにがですか?」
「輪転の誓いを使って、日記世界の危機を脱したとしても、亜也の気持が楽しくなければ意味がないんだ」
部長が使う日記帳は、手書きではなく、思ったことが文面にそのまま反映されるものだということ思い出した。物事を解決しても、部長のなかにわだかまりがあれば、それは辛い日記になる。平光先生の判定にまで影響しかねない。
「だから、分かるな。お前達が仲直りしないと。中間テストの後みたいに」
「わかりました」
返事をしておきながら、僕は方法がまったく思い浮かばなかった。
ご飯食べに行ってきます。
更新は1~2時間後。