10/1 1:40 コトダマプロット編3
今回のコメント
・このプロット、二時間ちょいで作ったので、さすがに粗が目立つ。
だが、気にしない。
だって、めんどくさいんだもん。(最低発言)
・プロット完璧にしたところで、本文が面白くなければ意味がない。
本文で遊びができる余地残さないと、読んでる人も説明文臭いなと感じる。
結局書く段階で変更あると思うし。(言い訳)
タイトルや人名を考えてないのはデフォルト。
僕は人名なんかいつも最後になるから。
・僕の見立てでは、いつものリープの文体だと三万字は必要かなと思う。(駄目じゃん)
これをいかに省略したりするのかがポイントだね。
ターニングポイントとかミッドポイントとかは、単にこれで話が少し変わりますよ、っていう目安だからね。用語の意味はネットで各自しらべてチョ。
分かりやすくするためのものだから。エンタメ目指さない人には必要ないと思います。
・本文はもう少しアイデアを寝かせてから、書こう。締め切り間際に。(もはや誰も突っ込めない)
ちなみに。
プロットも同人誌に載せる予定なので、プロットは後で削除します。
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んじゃ、プロット行きますか。
タイトル、ログラインも再掲。
タイトル:揺らぎ(仮題)
ログライン:
プライドの高い男が、愛する人を失う過程で、プライドを捨てて行き、自信を持っていた価値観が揺らぎ、やがて全て失い、狂う話。
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■プロット
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1:起
テレビの料理番組で料理人をコケ下ろす主人公。
威厳のある様子を描写。
各メディアに影響力がある料理評論家であることを描写。
テレビ局をでると、とあるレストランに向かう主人公。
そこでは妻が待っていて、結婚記念日を祝う。
愛妻家である姿を描写。
テレビ局での態度と対照的に書く。
毎年、このレストランで祝うことを記載。
ある日、主人公がテレビ局で出番を待っていると現れる男。
食品会社を自分で立ち上げたという男。
胡散臭い様子を描写。
「紙の食事」を主人公に説明。試食と食品に対するコメントを依頼。
※「紙の料理」とは特殊な印刷機で料理の写真を紙に印刷したもの。
味や香りは印刷した料理そのもの。
激高する主人公。料理は五感で感じるもので、「紙」だけで表現できるものではないと主張。下衆と言われ追い出される男。
主人公のこだわりを描写。
怒り心頭で家に帰る主人公。
すると、妻が家で倒れていた。
病院に連れて行かれる。検査の結果。妻が重病に冒されていれ、余命僅かと知らされる。
◆ターニングポイント1
→妻が倒れて、余命僅かと知らされる。
◆セントラルクエスチョン
→はたして評論家はプライドを保ったままいられるのだろうか。
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2:承
妻が病気に。(余命わずか)
料理が食べられなくなる。
うわ言の様に、記念日には料理が食べたいと言う妻。
迫る結婚記念日。悩む、主人公。
病室でも食べられる一流料理があれば……せめて味だけでも感じて欲しい。
「紙の料理」を思い出す主人公。
自分のプライドと妻の願いを比べ、妻の願いを取る主人公。
「紙の料理」の業者へ。
散々嫌味を言われるが、じっと耐える主人公。
紙を提供する代わりに、テレビ・新聞・ラジオ・インターネット等の媒体で宣伝するように依頼される。
悩むが、妻のために承諾する。
妻に紙を食べさせる。泣いて喜ぶ妻。
自分のした事は正しかったと胸をなでおろす、主人公。
◆ミッドポイント
→妻のためにプライドを捨てる。(きちっり描写)
評論家が宣伝することで爆発的に売れる紙。
「紙の料理」の宣伝マンとして、さらに名を馳せる評論家。
病人にも最高の味わいを与えることができる。
ダイエットにも効果アリ。
健康に良いものとしてもてはやされる。
反対する人もいる。(料理は五感派)
やがて、その中にも造反者が出てくる。(周りに流されて意見を変えていく)
普通の料理を極めたものだけが辿り着く逆。
逆に良いよね! 言い出したらきりが無い「逆に」地獄。
途中から評論家の手を離れてブームがコントロールできなくなる。
※価値基準が自分に無い人への批判精神。
本当にアナタは自分の頭で考え、良いと考えているのか?
世間で言う「良いもの」とは本当に自分にとって「良いもの」か。
本物とは何か。
「紙の料理」を推進する主人公。
しかし、「紙の料理」をほめるごとに体調を崩していく。
反対にお金はどんどん入ってくる。
テレビ上でとうとう、反「紙の料理」派と対決。
嘘に嘘を重ね、相手を正しいと思いつつも、批判して、勝利を収める。
その夜、妻の病室へ
一年後の結婚記念日の日。
主人公の愛情が伝わって一年持った妻。
病んでいる主人公には妻が足かせにしか思えない。
不意に妻の首を絞めるが、妻は抵抗せずに「ごめんね」と謝る。
怖くなって手を離す。
その後、すぐに妻が死ぬ。(病死)
◆ターニングポイント2
→妻の死
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3:転
この頃から決定的に精神のバランスを崩していく。
相変わらずもてはやされる紙。
狂ったように宣伝する主人公。
妻が死んで好きなようにできたはずなのに、宣伝を続けている。
金にもの言わせて、豪遊。欲におぼれる。
一緒に馬鹿騒ぎの業者の男。
男の夢は欲望を満たすことだと叫ぶ業者の男。
しかし、主人公は記念日だけは忘れなかった。
妻のいないレストランで結婚記念日。
ここで本心を吐露。
料理長が現れる。
「今日でこのレストランも閉店です。あなたのせいですよ」
(「紙の料理」ブームの煽りを受けて閉店)
と、刃物を持ち出し、さされる主人公。
病院送りに。
妻が入院していた病院へ入院。
看護師長から手紙を渡される。
妻が生前書いた手紙だった。
そこには「好きに生きてください」と書かれた手紙。
ようやく、真実に気づく主人公。
妻は自分のために自尊心を押して、無理していたことに気づいていた。
自分が足枷になっていることも知っていた。
「大切なモノ」のために「もう一つの大切なモノ」を押し殺していた。
それれが地続きであることも忘れて。
プライドをもって評論する主人公の姿が好きだった妻。
プライドを捨ててまで自分を守って欲しくなかった。妻自身もプライドを持って死にたかった。
◆ターニングポイント3
→妻の手紙
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4:結
▲案1
自分のテレビ番組で全て暴露。
紙の料理を燃やして、大騒ぎに。
全てを失うが、やり直そうというオチ
もしくは全てを消し去ろうと狂う主人公の様で終わり。
▲案2
「紙の料理」に細工をして浮かれている人間を巻き込む。
※この方法をとる場合は「紙の料理」側の人間を醜く描く必要がある。
死人も辞さない。
▲案3
業者の男を殺し行く。
※この方法も業者の男を醜く描く必要がある。
例)妻の急死に業者の男が関わっていた等
▲案4
1~3以外で書いていくうちに浮かんだ案。
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とりあえず今回はここまでかな。
んじゃね~