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9/19 23:29

今回のコメント


・今日のGO-HAN!


ごはん

焼き魚(あじのみりん干し)

ゴーヤチャンプル(最後の逆襲)


以上。



グッスリ休憩を二日とってしまった。

いや~、なんかすぐ考えすぎて寝ちゃうんだよね。(言い訳)

んじゃあ、仕切りなおしていきましょう!


***********************************


 今度は高月先輩が僕を見つめる番だった。先輩は僕の頬を軽く叩いて反応をうかがったり、周りをぐるぐる回る。顎に手を当て、考える仕草をした高月先輩は、ぽんと手をうった。


「――あっ! アンタ、もしかして日記部の後輩? 平光先生のテストね!」


 考えれば簡単なことだ。ここは美国先輩の日記で、高月先輩は美国先輩を慕ってた。日記に過去の高月先輩が登場しても不思議じゃない。


 人も動物も存在しない世界で、唯一存在する存在、それが高月先輩だった。美国進がいかに先輩のことを気にかけていたか伝わってくる。正直、愉快な思いはしないが、気持ちは分かった。僕の日記でも同じようなものだから。


「へー、アンタ、私より何年下なの?」

「二つです」


 僕の答えに高月先輩は頭を抱えて天を仰いだ。なんというかオーバージェスチャーだなぁ。


「なんだ~、すぐ下じゃん。もっと何百年先から来ましたとかロマンないの?」

「そんなSFみたいなことが簡単にあるわけないでしょ」

「つまんない」


 高月先輩は本当に詰まらなさそうに口を尖らせて拗ねてみせる。感情表現が比較的ストレートだ。今まで見たことないような先輩の態度に僕は違和感が拭い去れない。二年生って言うことは、たった一年前だというのに。なんだか新鮮だ。


「はっ。こんな事してられない、美国先輩を探さないと。一刻でも早く御堂真理みどうまりの思い出を私で塗り替えるんだから」

「御堂真理? 誰ですか?」


 すると高月先輩は僕に詰め寄り、「はぁ? 常識なんですけど」と言った。


「美国先輩の想い人。先輩が一年だったとき三年だった日記部部長。私とは入れ違いだったから直接はしらないけど。アンタ、日記部だったら歴代の部長ぐらい知っておきなさいよ」


 ……想い人って。言葉はさておき、美国進に好きな人がいたなんて初めて聞いたぞ。まてよ。この高月先輩は一年前の高月先輩であって……色々内緒にしている情報を知っているかも。と、僕が思ったのとほぼ同時に高月先輩が右手を高々と上げた。


「はいは~い、質問!」

「な、なんですか?」


 ずいっと高月先輩は僕に近づいて、やや神妙な面持ちで質問をした。





今日は多分、更新すると思うよ。

更新するとすれば1~2時間後。

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