『突然、夜の出会い』
この作品は、Pixivに掲載されているイラスト版『突然、夜の出会い』をイメージして執筆した短編小説です。
※Pixivでイラストを併せて見ることを推奨いたします。
『突然、夜の出会い』 | 詩名時くい #pixiv https://www.pixiv.net/artworks/107312034
夜の帰り道。派手な髪色の少女。彼女とは……ただ他人として、すれ違うだけの時間だった。
だが、今日の足取りは遅い。まるで彼女に惹かれているような不思議な感覚が残り続ける。
変な日だ。おかしな思考を正常化し、家への歩みを速めようとしているのに。
一度通り過ぎたはずのお互いが、わざわざ意味もなく振り向いて、偶然にも目が合った。
普通なら見ていたことに気づかれたら、その気まずさや罪悪感、焦りや恐怖で逃げるように走っていた。
思考は違えど、行動までは変質者のそれだったから。そんな意図はなかったが、こんな状況なら怖がらせて不安にさせたに決まっている。
冤罪をかけられる可能性だってあった。なにか言われる前に逃げ出すしか、この異常行動をなんとかする選択肢がなかった。
でも、少女は違った。自分も違った。
夢のような話だが、彼女はなにか求めているものを見つけたみたいに、自分に微笑んでいた。
それをじっと見つめることしかできなかったけど、なにか言わないと誤解されそうだと思い、とっさに話しかけた。
「「────あの……!」」
同時に口を開いた夜。この出会いほど、"運命"を感じた人は他にいなかった。
読んでいただき、ありがとうございます!
小説やイラストを書いてます、詩名時です。
こちらの作品、なにやら物語が動きそうな書き方ではありますが、このお話の続きはまだ考えていません。
この小説の続きを断片的に書きたいなぁとは思っていますが、続編の作成を約束するものではないことをあらかじめお伝えしておきます。
ご理解いただければ幸いです。
お気軽に反応をいただければ今後のモチベーションに繋がります。
続編を希望される方は何なりとお送りください。
ありがとうございました!