表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険の書 第1章   作者: 本多 泉那
7/69

冒険の書 序章2

ゴート爺さんの家にお邪魔すると、すぐに夕飯をご馳走してくれた。

夕飯を食べ終えると急に疲れがどっときた。

(流石に、今日は色々ありすぎて疲れたな。)

そして、ベットにダイブした俺は倒れるように寝てしまった。こうして、俺の旅が始まったのだ。



「いつもいつも、ありがとうねぇ」

「いえいえ、自分がしたくてしてるので」

そう言いながら俺は、村の人の畑仕事を手伝っていた。

「最初、村長さんが連れてきた時はこんな子に力仕事は難しいと思ってたけど、あんた見かけによらず力があるねぇ」

ゴート爺さんの家に居候させてもらってから数日がたった。

俺は、この数日でこの世界の事を調べたり、村の人々と交友を深めていた。

「今日はこのくらいでいいよ、ありがとうねぇ」

「こちらこそ、また何かあったら言ってくれよな婆さん。」

婆さんの家を出て、村を走りながら帰る。

こう見ると、最初の頃はただでかい畑がある村だと思っていたが畑以外にも教会や牧場などの建造物が立っており、現世より発展はしていないものの、

人々が暮らすことが出来る環境が備わっていた。

軽く息切れするくらいに走ってしまったが、ゴート爺さんの家に着くことが出来た。何故こんなにも走っていったかというと、今日は初めて村から少し離れた森に行こうとしていたからだ。

(かなりこの世界のこともわかってきたし、あとはモンスターの事くらいなんだよな)

ゴート爺さんが言うには旅をするならモンスターとの戦闘は避けることは出来ないらしい。と言ってもそこまで危ないモンスターはこの辺にはいないらしく、今から行く森でどんなものか見てきてもいいのではと言われて今に至る。

その森のモンスターは青年の男子なら楽に倒せるくらいのモンスターしかいないらしい。

好奇心と少しの恐怖心をひめ、俺は森に向かっていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ