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冒険の書 第1章   作者: 本多 泉那
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序章1

眩い光が消え、少しづつ周りが先程の場所ではないことが分かってきた。

見えてきた光景は、ただただ広い平原と吸い込まれそうになるほどの綺麗な青い空だった。

(すげぇぇ)

あまりの光景に唖然としていたが後ろからの声によって我を取り戻した。

「どけどけ!!」

ものすごいスピードで馬に乗った青年が怒鳴ってくる。

「わぁっ!」

「道のど真ん中でつっ立ってんじゃねぇぞ!」

「す、すいません、、」

あまりの勢いについ謝ってしまった。

確かによく見ると、俺が立っている場所は道になっていた。そんな俺を横目に青年は通り過ぎて行った。

(そうだ、俺はこの世界の敵を倒しに来たんだった。)

よし!っととりあえず歩いてみようと思った時、自身の腰に重みがあるのを感じた。

(あれ?、短剣が俺の腰に鞘に入った状態であるぞ?まさか神がくれたのか、もしかしてめっちゃいい素材で作られてるんじゃ!)

期待を胸に鞘から短剣を出してみる、現代では暗殺の任務が多かったため短剣があるだけでもなかなかに嬉しい。

(これは、大事に使おう。まあ、剣はいいとして俺は、何をしたらいいのだろう?)

この世界に対しての知識もないし困ったものだ。

すると、急に俺の後ろから声をかけられた。

「なにかお困りですか?そこの若いお方、」

あまりの気配の無さに驚いて後ろを振り返るとそこには白い髭の生えた爺さんが立っていた。


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