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冒険の書 第1章   作者: 本多 泉那
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序章4

「君にピッタリな職があるんだよね。着いてきてよ。」

そう言いながらヨネアさんは歩き出す。そんなことを言われてしまっては行くしかない。一体どんなのなんだろう。

ヨネアさんに着いて行ってから数分がたった。

ちょうど大通りからはずれ、路地裏に差し掛かった時だった。

「おうおう。この道通りたいなら金だしなぁ?」

なんとも、テンプレなヤンキーが現れた。

(まじか、めんどくさいなぁ。俺そんなに力ないから普通に負けると思うんだけど)

とヨネアさんに目で無理だから逃げましょうと合図を送るが。それに気づいていたのかわざとなのか「ヒナト君、頑張って!」

笑顔で言ってきた。あの人今絶対無理ってわかってたのにわざと言ったな。まじで覚えとけよ。

「やるっきゃないかぁ」

辺りを見る周りには家と家の壁、壁の傍にはゴミ箱が合った。

ゆっくりと辺りを見ていると

「何よそ見してんだよ!!」

ヤンキー殴りかかってくる。それを避けるが、肩に微かに当たった。やっぱり真正面でやりあったら負ける。さすがに女性の前で負けたくない。男の意地ってもんがあるんだ。

とりあえず、気配を無くす。

「な、どこ行きやがった!?」

そのすきに壁と壁を蹴り、相手の反対側までまわる。その間にこそっとあるものをとる。

(あとは、後ろからうなじを叩く!)


(どこなんだ?!みたいに俺は焦らない、なんせ俺の能力は殺気を察知する能力。あのガキが殴り掛かるその瞬間は殺気がわかる。馬鹿なガキだ。)

その瞬間自身の後ろから殺気を察知した。

「馬鹿め!!」後ろに思いっきり振り返りざまに殴り掛かる。

(やったな。)

そう思った時には意識が無くなっていた。


「凄いね!お姉さんびっくりしちゃった!」

ヨネアさんはそんなことを言ってくる。

「はぁ、はぁ、それなら、、良かったです。」

めっちゃ体力を使った。

「まさか、先にゴミ袋を投げて自分は横から相手のうなじを叩くなんて普通じゃ出来ないよ」

「うんうん、合格だね」

そんなことをヨネアさんは言ってくる。

「え、これなんかの試験だったんすか?」

「そうだよ、流石に君でもどんくらいの力が見てみたかったしね」

そう言いながらヨネアさんと路地を抜ける。

そこには1件の家がたっていた。

「ようこそ、我が組織へ」

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