序章3
「え?」
何が起こったのか分からず、理解するのに時間がかかった。1秒ほど固まっていたが、俺恐る恐る顔を上げた。そこにはセイヤが立っていた。
「ち、おい!ガキ早くここから逃げるぞ!」
そう言ってセイヤが手を差し伸べてくる。俺は、何も考えず反射的に手を握った。
「セーレはもう、壊滅状態だ!村の人間達は俺たちが来た時には、半数以下になってやがった。くそが!あと少しでも早く俺らが村に帰ってきていれば、、」そう言いながら、セイヤと一緒に村を走る。
「今から、避難場所にお前を送ってやる。さっきユウからお前の相棒も保護したって連絡が来たんだ。あ、ユウってのは俺らのパーティーの女の奴だからな」それを聞いて少し安心する。あとはこのまま避難場所に行って それで セイヤ達が他の魔王軍を倒してくれる。だから俺はもう戦わなくていいのか。そんな、馬鹿みたいな事を一瞬でも考えてしまった自分を殴りたくなる。確かにさっきは何も出来なかった。それでも戦わないと行けないことはわかるんだ。だから!!
セイヤがこっちを見てくる。
「おい?大丈夫か?早く避難するぞ!」
俺は、立ち止まった。
「何してんだよ早く行かないと魔王軍に追いつかれるぞ。」
まだ、足も手も震えてるけどそれでも
「俺は、戦うよセイヤ。この村を襲ってきたあいつらは絶対に許せない!」
腹の中で何かが変わる感じがした。
セイヤは驚きを隠せないでいた。「ば、ばか言ってんじゃねぇ。お前はまだ子供だろ?こんなところで早死する意味なんてないんだよ」
セイヤが何度も説得してくるが俺の決意は揺るがない。こう見ると、セイヤが優しい人なのがよく分かる。彼は自分よりも他人を優先してしまう、そん人なのが話していると伝わってくる。
「心配してくれて、ありがとうセイヤ。でも、たとえここで死んでも構わない。この村が俺は好きなんだよ。」
そんな俺を見たセイヤからため息が出る。
「これは、何言っても無理か。分かったよ一つだけ条件がある。」
「何?」
「俺も連れてけ。お前がこれから何するかはわからんがお前だけ1人にしては行けないだろ?」
「もちろん!こっちとしても心強いよ!」
初めて村に戻ってから笑顔になったのかもしれない
「それで、一体何をするんだ?」
セイヤが聞いてくる。一応この村に帰ってきた時から考えていた方法があった。
「これから、敵の本陣に攻め込むんだ!」
セイヤが大声で叫ぶまで1秒も要らなかった。
作者は決めました!
これからは毎日投稿にします!!(平日のみ)
実を言うと頭の中ではこの物語の終わりまでのプロットを考えているのに、中々モチベが上がらなかったので、無理やりモチベあげてやる戦法で行きます。何日続くかはわからん。




