表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天才たちは異世界での極振り生活を夢見る※改訂版更新中(あらすじにリンクあります)  作者: 月那
第二部 第四章 クエストで七大強豪国巡り③・武装国家ファイラズア~難関クエストに挑む我らってはたから見たら異質なんだろうな~
83/175

第七十七話 元凶退治3

「ってあっぶねぇ!?ロシュートテメー何してくれとんじゃおら!」


「あーちゃん思ってること全部声に出てる!」


おっと失敬失敬。


そんなことよりHPごっそり持ってかれたんだが。

あの神様の反応考えてたらもろに当たった。

あの神様…なんなんだろう。

これとばっちりってやつだよね?

サーセン。


真面目に避けながら真面目にこの攻撃について考えなければならない。

最近知ったことだが、魔術は魔法よりも低コストで大ダメージを与えられる、らしい。

魔族ってなんでこんなにハイスペックなんでしょう。

で、悪魔だからもちろん使ってるのは魔術です。


軽く見積もって朱夏の魔法の3分の1くらいの威力は普通に行くんじゃない?

「なんだたったの3分の1か~」と思ったら大間違い。

朱夏の火力なんて勇者パーティのイースさんに届いてるんだからな!?

何なら超えてる可能性も無きにしも非ず!

そんな火力を紙防御力の四季神メンツが受けたらどうなると思う!?

無論ダメージえぐいですわ。


そんなこんなで私としてはほわっつって感じなのです。


いい加減うるさくなってきた炎攻撃に対して[空弾]と[桜]、そして新作魔法の[蕗ノ薹]混ぜた複合魔法大量生産してぶっ放す。

綺麗に相手の攻撃を消してついでに本人に直撃した。

最初からこうすればよかったよ。


ダメージくらって若干吃驚している間にフルノさんが距離を詰める。


「『狼牙裂キ(ガロウザキ)』!」


赤い光を短刀に宿してそれをそのまま回転の勢いで奴の身体を袈裟斬りにする。

それだけにとどまらず、その余波で鈍い音が響いた。

音の感じからして骨が折れた音…かな。

聞いていい思いする音じゃない。


「が・・・はぁっ!人間の、分際で…!」


約半数人間じゃないけどそれは良いんすか。


屈辱とでもいうように顔をゆがめた奴の身体からは滝のように血が流れ続けている。

下にある炎にあたっては蒸発し、消えていく。

見てて鳥肌が立つわ…。


さっきの技、名前から推測するに、肉食獣が餌となる動物の肉を食いちぎるのを模した技じゃなかろうか。

と、いうことは必然的に傷も大きくなるはず。

そして傷が深くなればいくらあいつでも傷の治りが遅くなるに違いない。


本日初の大きな傷を作ることが出来た。

ただ、地味に再生している気がする。


この世界において、傷は現存する体に接していれば修復可能、腕が撥ねられたりした場合は…修復は不可。傷口をふさぐだけにとどまる。

奴の場合もそうだと思う。


あー…考えろ。

再生能力をどうにかしないと勝ち目がない。

悪魔の中でも下級悪魔(ローデーモン)中級悪魔(ミドルデーモン)上級悪魔(ハイデーモン)と連なる悪魔とは一線を超える強さを持っていると言われている。

再生能力も折り紙つきだろう。

傷口さえそのままにできたら…。

…。

傷口をそのまま?


どっかの漫画でそんなシーンなかったか?

…!

あったあった!

どの小説原作の漫画とは言わないけど、空間属性の魔法で傷口に干渉できなくしたやつ!

まあその後主人公がその効果ごとスキルで食ったけど。


まあそんなチート野郎ではないはずだからいけるっしょ。


そんなわけで即興で魔法を発動させる。

空間属性って便利なもので、味方が弄るのは可能だけど敵には絶対に破れないという構造にすることも可能なため、割とあっさりその魔法は発動できた。

[無色床(フロア)]もどきとこの魔法…適当に[敵攻不可壁シールドバリア]とでも名付けようか。

バリアとシールドってほぼ同じだって?

金央じゃないんだからネーミングセンスを求めないでほしい。


まあ結果は大成功。

見たところ再生してないし一気に畳みかけたらいける。


その意思をくみ取ったのかタキト君がスキルを発動する。


「『魔法銃連弾マジックライフル』!」


魔属性を付与した暗い紫の弾丸がロシュートに一撃も外さず刺さる。

命中率が怖いところだが、うちにも命中率バケモノの鬼畜野郎がいたなと思いなおす。

やっぱりこのメンツ異常だよ。


そんな中、不意にパネルが開かれる。

チラ見すると望んでいたものがそこにあった。


ロシュート=ルード [Lv.68]


[HP:428/940]

[MP:964/1160]

[ATK:1700]

[MAT:2100]

[VIT:1080]

[DEF:1020]

[INT:900]

[RES:1000]

[DEX:760]

[AGI:1200]

[LUK:900]

[STP:0]


{やっぱスキルレベルあるっぽいからここまでが限界だけど有効活用して!}


朱夏の声が聞こえてくる。

これだけでも十分だ。


勇者様には及ばないがだいぶだいぶなステータスをしてらっしゃる。

わかればやることは決まっている。


もう自動回復はないことはわかっている。

だから、じりじりと削っていくだけ。


けど、結構わからないこともある。


ここまで見えるんだったら私たちのスピードとか、攻撃力とか、ステータス系のことは把握できてたのでは?

なのに驚いたり、レベルが低いからと嘲笑したり。

まさかこいつレベルしか見てないのか?

それとも、何かの縛りでレベルしか見えない?

本来ここまで見えるはずなのに、とか。


わからん。

でも、目標の一つは達成した。

次回でバトル…終わると思うな~。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ