表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天才たちは異世界での極振り生活を夢見る※改訂版更新中(あらすじにリンクあります)  作者: 月那
第二部 第四章 クエストで七大強豪国巡り③・武装国家ファイラズア~難関クエストに挑む我らってはたから見たら異質なんだろうな~
82/175

第七十六話 元凶退治2

吸収か~。

体力以外でも吸われてるやつあったら怖いな。

ただ、ステータス確認してる暇あったら攻撃叩き込んだ方が有意義ってやつよ。


ただ、ここでちょっとした問題が発生してる。


私たちは朱夏の魔道書から[太陽無効]とか[火無効]とかもらってるからこんな感じの火属性魔法根こそぎ効かないんだけど、タキト君たち零メンバーはそんな便利なもの持ってないので思いっきりダメージ受け始めた。


これはいけない。


とりあえず立体属性スキル[無色床(フロア)]使って彼らを空中に移動させてから私は特攻する。


後方からタキト君の魔法銃による攻撃がロシュートを襲い、朱夏もそれに参戦している。

彼は弾いたり、相殺したり、よけたりと忙しそうだ。

ただ、避け方や攻撃の仕方には無駄がない。

ボスモンスターは周期的に復活するというし、仮に魔界みたいなものがあるとしたらそこで鍛錬してるのかな~。

技術がすごいのよ。


ただ、スピードで言えば私の方がロシュートよりは何倍も速い・・・と思う。

[空間切断]使えば致命傷は与えられるけど、これクールタイムを要求されるからちょっと嫌い。

まあ、最悪他のスキル使って魔法乱発しまくれば勝てる。


「『空間切断』‼︎」


双短刀の片方にそのスキルを付与し、もう片方には[朧月]を。


一瞬で彼の目の前に現れたこともあってロシュートは驚いた顔をしていたが、関係ない。

これを振り下ろせば、終わる…?


その慢心は、一言で破られる。


「『(スキル)封印』」


「ッッ!?」


勢いのまま振ったその刃は致命傷には至らず、奴の身体をいつもより浅く袈裟斬りにしただけにとどまった。

袈裟斬りにしただけってパワーワードだけど、こいつ再生能力がおかしいから。

ふざけてる場合じゃない。


さっきのわけわからんスキルでタキト君たち支えてた足場も消えてしまったため、一応魔法で同じものを出す。

魔法は封印できないのね、ならまあ…いっか。


前線はフルノさんが代行で行ってくれたので今のうちにステータスを確認しておく。

自分のステータスを見た私は顔をしかめる。


なんだろう。

文字だけ透明になった感じ。

そこに文字は存在するけど、見えないようになってる的な。

状態異常欄にも封印って書いてあるし。


要するに全部のスキルが使えない状況ね!

笑えねえ。


[朧月]とか[囀]使えないの結構痛いんだ…。

あれか力がすごいからサクサク倒せて快感なんだもの…。


まあ、悔やんでも仕方あるまい。


[桜]あるし、[空弾]と組み合わせれば結構な火力を期待できる。


「蒼桜さん大丈夫ですか?」


「ん、スキル使えなくなっただけ」


「それ結構問題あるのでは…?」


まあ、タキト君が言うことにも一理あるさ。

ただねぇ…。


私元々MP増強系が少ないから魔法メインの戦いしてるわけ。

だから別にスキル無くなっても困るのは属性攻撃の耐性が無くなるだけで…。

…。

大問題だった。


「大問題だったことに気付いたよ。ありがとう」


「この場合言われてもあんまりうれしくありませんね!?」


その会話が聞こえていたのかそうじゃないのかは知らないけどあの悪魔が私メインに攻撃ボカスカ打ってきやがった。


鮮やかな色の炎が頬をかすめていく。

随時[空弾]で相殺するなり避けるなりする。

ただ、こっちにヘイトが向いてるってことはそれだけ他の人に攻撃は任せられるってこと。

避けられるぎりぎりの速度で走り続ける。


金央はこのところ出番が無いように思うが、それは単純に彼女が()()()()()だからだ。

前も言ったでしょ?

この子一応自衛はできるし、戦闘にも参加させるけど基本自衛なんだ!

暇があったら盾職同様に攻撃受けてヘイト稼いだりするだけで。


いまは金央が朱夏と秋白を守りながら天井にいる奴を何とか落とそうと考えてるところ。

秋白は[飛刃(フレード)]で遠距離攻撃はちゃんとしてるけど、いかんせん防御力がどうにもならないので基本後衛である。


リュウヤ君があたりに爆魔をばらまいたと思えば、フルノさんがいるロシュートの近くに向かって息龍レスロォンの種族能力、吐息ブレスを口から吐き出す。

それは霧のように広範囲に及ぶ炎の吐息で、フルノさんに集中していたロシュートの肌を焦がしたようだ。


フルノさんは自由落下によってその炎からは逃れていた‥‥


「頭の方が熱いから燃えたかと思った~」


いや、ちょっと当たってたね。

髪の毛ちょっと焦げてるよ。


だが、ロシュートは流石炎系を使う四天王だからかダメージは少ないように見える。

そもそもダメージを与えてもすぐ回復される。

その回復力をどこで授かったのか私は問いただしたい。

そして神様は何でこんなに攻略がめんどくさい生き物を作ったのだろうかと。


どうせ機械神さんがノリでやっちゃったんでしょ。

魔王の配下いるよね~。ついでに四天王とかいたらよくないかな~とか。

そんなかんじでやってそう。

本当はもっと何かを見つめてこれを作ったのかもしれないけど、被害者側からしたらそういう感想にしかならないっていうことを知ってほしい。


知ったところでこの神様は知らんぷりしそうな気がするけど。


戦いながら機械神さんディスってる冒険者ってどうなんだ…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ