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天才たちは異世界での極振り生活を夢見る※改訂版更新中(あらすじにリンクあります)  作者: 月那
第二部 第三章 クエストで七大強豪国巡り②・ツゥーリア国とムジュアル・ズイカ~ボス倒したりまたあの人と会ったり忙しいんだけど休ませて~
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第五十七話 新クエスト

第二部第三章開幕です!

「ハァッハァッ…ちょ、氷人休ませて」


「…まだ500mなんだけど」


「おいてくよ朱夏~」


「あーちゃん待て!おいていかないで!私を一人にしないで!」


一周したらまた会えるというのになんで今生の別れみたいになってるんだ。

現在拠点外周を走りまくるというランニング教室が開かれている。

秋白と金央はそれぞれの用事があるので今は三人でダッシュ中である。

装備は外して全員運動用のジャージ姿なのだが、なぜ氷人はこんなにも様になるのか。

正直言ってちょっと色っぽさあるよね貴方。

スポーツ出来てイケメンで勉強もできて色っぽさもあるとかガチチート野郎じゃないか。

神様ー恨むぞー。


とりあえず体力皆無の朱夏は放っておいて私はさっさと進む。

これでもマラソン大会上から数えたほうが早いんだぜ?なめんなよ。

あ、ついでにAGIの力借りてるのでくそ速いですありがとうございます。

ただこういうところ小回り効かないからちょっとスピードダウンしないといけないんだよね。

頑張ってフルスピードで曲がれるように頑張ろう。


今日の新聞はフォース国に用事があるという秋白に任せることにして、[俊足]のレベル上げをする。

あっという間に一周できたのでAGI極振りってやっぱりスピードえぐいなと内心思った。


とはいえ、なかなかレベルアップしない。

まあ、体力付くと思えばいいか。


一時間ほど走り込みを終えると朱夏はこの世の終わりを見たような顔になっていたので水を渡したらすぐ飲んですぐ生き返った。

この子の体質は何なんだろう。


昼頃になると、秋白が帰って来た。

新聞を持って。

少し苦笑いして帰って来たので何があったか聞くと、あ~と口にする。


「いや~うちのギルドに直接クエスト依頼があったと言いますかなんといいますか‥」


‥‥?


「わっつ?」


嫌な予感がするので私は逃げたい!逃げさせろ!断じてそういうことは所望してないんだ!

そんな私を見てサクッと秋白が要件を言う。


「クラーケン討伐しろってさ☆ふざけてるよね☆」


「ノー‥‥」


目が死んでるよ秋白。

まあ昨日の新聞の文面で何か嫌な予感はしていたんだ。

ついでにネイルスさんがトップの方々に連絡したんでしょ?

それさ、その人たちに依頼が行ってめんどくさかったら“世界四位倒したギルドいるのでその子らに回したらいいんじゃない”的なこと言って回避できるよね!?

ネイルスさん…恨む。


よし、これは作戦会議だね!!

どうなろうが知ったこっちゃない!生きて帰ろう!

まあそんなこんなでテンションぶっ壊れたまま金央が返ってくるのを待っていたのであった。


*******


「なーにそれー」


見事な棒読みで金央が反応する。

パンを食べながら私はうんうんとうなずき、


「とりあえずこれ蹴れるわけだけどどうします?」


と問うてみる。


「…蹴る理由の方が大きいよね。俺らまだLv.25あるかないかくらいだし」


「ただ、レベルが50くらいのネイルスさん達倒しちゃったからそれくらいの実力があると思われてもおかしくないよねぇ」


「「「た~しかに~」」」


氷人の意見に訂正を入れる朱夏。私含め他三人は肯定する。

まあ、確かにそうなるかな。

実際は上位属性スキルのごり押しなんだけど。

遠い目で思考し、途中で放棄する。

やめやめ。


「で、どうします?受けます?」


「…しょうがない、うけよ」


朱夏が聞いて氷人が返す。

氷人あんまり断れない性格だからな~。

告白とかそういう系以外は。

好きなものと嫌いなものの区別はちゃんとつけるからね。


「んじゃ、明日にでも行く?」


「そうだね、さっさと終わらせないとスタッフさんがうるさそう」


「朱夏メタい」


まあ、そんなこんなでクラーケン倒すことになったのだった。


*******


クエストを受けるにはキア大河、スリア平原を超えて港国ツゥーリア国から船に乗らなくてはならない。

そこまでは徒歩もしくは馬車ということになっているが、私たちは即決で徒歩移動とした。

なぜか?

ボス戦前にスキルと魔法を鍛えるためだよ!

平原なんだから多少ドンパチやっても問題ないだろう‼


というわけで体力なんて途中でキャンプすれば復活する!スキルを伸ばし、モンスター狩りながらレベル上げながら目的地までGO!という感じになった。

長いとは言わせない。要点をしっかりまとめていると私は思う。


そんなこんなで出発した私たち。

季節はもうすでに夏だが、それほど熱くはない。

地球温暖化がないっていいな。

あ、冬は寒くなるか…やばい。


キア大河は幅が10~20mある巨大な大河だ。

途中からはディア湖の水も流れ込むため、運河として使われることもある。

その橋は途中途中にある小島を繋いでいるため、実際の川幅よりも歩く長さは長い。


ザァアァ…と言う水の音を聞きながらわたる。

すると、秋白から今ここで言うか!?という発言が飛び出した。


「あの…一個伝え忘れてたことがあるんだけど…」


「「「「ん?」」」」


「魔導書…レベルによって解禁されるスキルあったんだけど…」


‥‥。

なんだって?

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