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天才たちは異世界での極振り生活を夢見る※改訂版更新中(あらすじにリンクあります)  作者: 月那
第二部 第二章 クエストで七大強豪国巡り①・エイフィーネ~初クエストのハードル高い~
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第四十話 冒険の旅へ

第二部第二章開幕!基本的にクエスト中心になります!

今日からクエストをして稼ぎます。


いきなり?いやいや何をおっしゃる。

そのための装備でしょう。

そのために今まで大乱闘したり魔法の練習したりしてたのよ。


ダンジョン攻略とか行くときにはもう火力でごり押しするという案はないにも等しくなる。

ボス戦のときにかつかつになって死にました、という状況が見える。そうなったら、ねぇ?


蘇生手段がないこの世界で死んだら文字どおりお陀仏。

どこぞの某有名RPGみたいにセーブ&ロードなんてできやしない。


ならば、死なないように対策万全に練らないといけない。

この世界の勇者サマみたいな化け物ステータスしてないんだから。



「へくしゅっ」


「どうした、カイト。勇者様が風邪か?」


「茶化すなよ兄貴、大方誰かに噂されてんだろ」



ふう…。

ハイテンションで喋ってしまった。

柄じゃないんだけどな。


まあとにかくバケモノステータスじゃない我々は防御とスキル共にしっかり固めて冒険の旅に出るのです。


そう思いながら目の前の拠点を見る。

ずっとここで過ごしてきたけど、クエストの合間に帰るだけとなる。

誰も入れないように朱夏のスキルでバリアを張る予定だけど。


バリアが張られる。淡い水色のそれはほぼ透明で、注意して見ないとわからない。ドーム状に拠点が覆われている。


朱夏はぎりぎり拠点が入るレベルのバリアを張ったが、その強度は今の氷人でも壊せないほど。

傷はつくが、すぐに修復されるタイプだ。

これなら一応は安心できる。


私たちは拠点を後にした。


******


「朱夏、今回のクエストはなあに?」


「ただの薬草採集。ただし報酬が多い」


「…フーン…珍しい薬草なの…?」


朱夏は軽く答え、疑問を持った氷人が聞く。

今はフォース国を外れ、七大強豪国が八番目、エイフィーネへの道をたどっている。

エイフィーネはエルフ初め、妖精と精霊が住む国だ。

人間や獣人も住んでいるが、七割方エルフ、妖精、精霊が占めている。


「まあ、珍しい薬草っぽいね。これ最初はLv.10推奨だったんだと」


「採集は誰でもできるからね…あたしたちでも行けるじゃん?」


「まあ、おーちゃんの言う通りなんだけど、Lv.30まで引き上げられてた」


‥‥おう?

今聞き捨てならないことを聞いたぞ。


「…まさかそれを受けたということは」


「受けました」


「馬鹿かお主!?」


朱夏、あかん。

こちとらまだまだLv.15~20でっせ。

ステの差がえぐいのよ、レベルが10も違うと。


その心配をよそに朱夏はまあまあと私を鎮める。


「それがソロね。グループなら4~5人でLv.20くらい。ついでに全員極振りだからまあいけるだろうと」


「適当なんか適当じゃないんかわからないねー…」


秋白、ごもっともだ。

でも全員極振りで、それなりにステータスの0欄も少なくなっている。

危なくなったら即撤退、そうすれば別に大丈夫だろう。

…確信持っちゃいけないって言うのはわかるんだけど、どうしても。

安心はしたい。


道は歩くほどに聖なる何かを感じるようになっていく。

周りには蛍のように光るものが飛んでいて、幻想的な雰囲気を醸し出している。

途中途中で休憩をはさみながらエイフィーネを目指す。


流石整備されている道だけあって、モンスターが襲ってくることはない。

歩いているだけでも暇なので、[空弾]の出力調整練習をする。

大きくしたり、小さくしたり、を仲間に気付かれないように繰り返す。

そこは一種のスリルという奴だ。楽しい。


魔法も鍛えれば鍛えるほど使い勝手はよくなるし、こういう道中にやって損はないと思う。

だからといってぼーっとしちゃいけないから、適度にバランスよく両方に集中力を使う。


しばらく続けていると、国らしきものが見え始めた。


森の中、木を天然の要塞とした門が見えてくる。

中心に巨大な木があり、その周りにもたくさんの木がある。

そこに所々穴が開いていたり、明かりがもれていたりするから、木の中を居住区にしているのだろう。いかにもエルフなどの森の民らしい。


たくさんの階段とスロープ、吊り橋でつながれた半分空中都市のような街並み。

下では荷車に大量の品物を積んで運んでいる妖精やエルフ、精霊の姿がある。


門番のエルフに冒険者登録証を見せ、中に入る。

冒険者なら中に入れる、これは全世界共通だ。

各国にギルド集会所はあり、全世界で一斉に情報交換されている。

ダブルブッキングなどのトラブルは発生しない。

よくできているよな、と思う。


この星の反対側のモノが欲しかったら、そこに一番近い国のギルド集会所に向けて依頼をすればいいのだ。便利だー。


町は幻想的な森の生活、といった感じで、思わず目を奪われるが、町の中心にある立派な建物、あ、木か、そこがこの国のギルド集会所。


早速中に入り、この国の地図と周辺情報を見つけ出す。


今回のクエストは、『エイフィーネにあるマルアカの魔林、そこにあるマルアカヒーリーフの採集』となっている。


マルアカヒーリーフ、まあ薬草なのだが、結構なんにでも使える万能薬的な奴らしい。

それを取るだけ、なのだが、なぜか難易度が上がっているという。

なんでだ?

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