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天才たちは異世界での極振り生活を夢見る※改訂版更新中(あらすじにリンクあります)  作者: 月那
第二部 第一章 ステータス強化~だからって大乱闘する必要ないでしょ…~
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第三十七話 属性とは、何ぞ?

とりあえず新作魔法をそこら辺のゴーストに実験台になってもらうため放つ。

クリーンヒットして、一瞬で黒いエフェクトとともに消えた。

流石の威力ですね。


電子音が鳴る。

どうしたパネルさん。

そう思って獲得スキル一覧を見る。


[木属性]

[木属性攻撃にプラス補正がかかる]


[魔闘]

[MATを増やす]


[知性]

[INTを増やす]


増えてた。

ついでに空属性と空耐性もUP。

魔法様様だ。


…そういえば私アタッカーじゃね?

魔法に頼ってどうするし。


…武器に付与すれば解決するくね?

でもどうやるの?


…よし、考えない。考えないよ。


上を見上げる。

この木々を自由に動かせたら楽なのになと思う。

ただ、そんなこと上級スキルじゃないと無理だろう。

もう少し後で考えよう、と思った。


少しぼーっとしていると、拠点から朱夏が呼ぶ声がする。


「あーちゃんちょっと来てー!」


「了解~!」


とりあえず呼ばれたので、拠点に戻った。


******


「で、どうしたの」


「魔法練習に付き合って」


「‥‥‥ちょっと用事思い出したからまた今度」


「用事はないでしょ?」


く…やはりこれでは逃げられない。

当たり前だけどさ。

逆にこれで逃げられると思ったらバカ。

人狼ゲーム無敗記録を持っている朱夏をだますのなんて無理だ。

無理。無理。


「痛くはしないからさ」


「良い方に語弊あるけど大丈夫?」


ヤラシイ意味に聞こえなくもないからな?


さて、朱夏に付き合わされることになったが、これは逆に好都合。

こっちはこっちで新しい魔法を開発できる。

ついでに武器に魔法をまとわせる練習しなければ。


朱夏は魔法を作り出してから打つまでのスパンが短い。そこはやっぱり杖持ちの特権か。

そして今は火の球に水を混ぜようとして、失敗を繰り返している。

やっぱり相反する属性は難しいか…と横目で見て思う。


こっちもこっちで作業は難航中。

武器に引っ付けたままというのが…難しい。

いっそのこと武器から発生させる…!?

おっと解決策が天から降ってきた。

そういえば朱夏言ってたじゃん。


「スキルは武器を発生減、媒体にすることでその威力をハネ上げる」

って。


威力上がるし武器に引っ付けられるしで一石二鳥。この世界はよくできてる…(人生n回目)。


試しに武器に魔力…?生命エネルギー?何かを入れるイメージをしてみる。そしてその先で[生空弾]が生成できるようにも。


花が咲くように空気と緑色の光の幕が双短刀を包む。

うまくいったぁ‥‥。

と思って気を抜いたらその二つのバランスが崩れそうになっていたので慌てて持ち直す。


やっぱり高度なことやってたら気を抜いたら消えちゃうな。

集中力高めないと…。


「あーちゃんあーちゃん!」


「ん?」


頑張って魔法を維持しながら朱夏の方を向くと、

炎と水が共存している魔法が出来上がっていた。

…この子天才だ…。


「そ、それどうやったの…」


「ん…金央が言ってたじゃん?『素材の力を最大限に引き出すためにむらを作る』って…。それ思い出したらさ、完全に混ぜるのは逆効果かなと思ってちょっと崩した」


「おぉ…なるほど」


思わぬところで役に立つ格言とはどの時代でもどの世界でもあるものだな、と思った。

私も頑張ろう、と思ってふと思い出す。

そういえば、属性適正はまだほかにあったはずだ。

属性適正はパネルに記載されている。結構多かったよなと思ったが、勇者様に比べればまだまだ。

えーと、木、空、霧…霧か。

霧属性の説明見てみよう。


[霧属性]

[霞むモノを司る属性。精神系の攻撃をする***、***、その上位の****の一部の力を使用することが出来る。]


ふぁ?なにこれ。

地味に読めないところがあるのは何で?

…ってかなぜ世間一般的にこれが気づかれてない?

気づいてるけど無視してる?


よし、推理。

まず霞むモノね。

普通に霧だね。


で、精神系攻撃するなんかとなんかとそれの上のなんかの一部を使う、と。

わからんし!

ただ、属性の話してんだろうなっていうのはわかる。

精神系。

精神系…。


ずっと考え込んでたら後ろから朱夏に何してんの?ってパネルを覗かれた。

あんたねぇ、仮にも個人情報の宝庫のパネル覗くってデリカシーなさ過ぎ。

まあ今は個人情報出してるわけじゃないから許すよ。


「何この文字化け…」


「分かんないのよこれが…。精神系の攻撃できる属性、って何だろう」


「これじゃまるで…今でさえ多すぎて困ってる属性がまだまだあるということになってしまうじゃないか‥‥」


朱夏があからさまに青い顔をする。

確かに!多すぎて困ってる!

そしてまだまだ増えるとな!

OH.....


確かにそうだな。

わざわざいま判明している属性文字化けさせるわけはないわな。

解明すべき謎が増えたじゃないか!

神様悪趣味!


「とりあえず頭痛くなるから無視しとこ」


「そうね朱夏…」

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