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天才たちは異世界での極振り生活を夢見る※改訂版更新中(あらすじにリンクあります)  作者: 月那
第二部 第一章 ステータス強化~だからって大乱闘する必要ないでしょ…~
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第三十六話 初クエストは順調。

ふむ…。

魔法の有用性ユーティリティが一気に上がってしまった。

これは魔法開発は結構いいアドバンテージになるのでは?

というか、朱夏以外はこれ使えばカスイ攻撃することもなくなるのでは?

我天才か⁉


よし、クエストに戻ろう。

さっきのスライムが薬草ドロップしたから今16個。

あと四匹から十匹!

よしやるぞ。


というか、昨日の大乱闘なければ薬草二十個くらい余裕だったんだけど‥‥

なんせ昨日ほぼ全員がHP五割切ってたから使った。

薬草が回復できるHPは一個で20~30。全員自分が持ってるの使ったんだけど、秋白とかが足りなくなったから上げた。で、十五個ぐらいになったと。


今度から氷人と一緒に薬草回収(スライム狩り)しに行こうかな。

なんか違う?そんなことないよ(笑)


っと目の前に魔物の群れ(スライムの大群)が。

メッチャわらわらしている上にカラフル。

ベーシックな水色と緑とピンクと赤と…。

んー…上位種、とかじゃないよね?そうだったらお陀仏確定なんだけど。

ベスがついたり後ろからひょっこり騎士が出てきてナイトがついたりしたスライムいないよな?

ましてや三匹重なってタワーついたり九匹集まってキングついたりしないよな?


こんなこと言ったらいろんな人に怒られそう。

断じて現在XIまで出てる日本一有名なRPGの世界にいるわけじゃない。

うん。

黙ろう。


とりあえずさっきできた風の球…[空弾]とでも名付けようか。それを連発する。

魔法って寿命削るんだっけと思い出したが、いや、一日の活動可能時間を削るだけ。

寿命というより生命エネルギーを変換して出すものだ。

ならばよし。今日早めに寝よう。


当たった先から群れていたスライムはどんどん消えていく。

黒いエフェクトありすぎて気持ち悪い。

どんどん黒の粒子のようになって消えていくスライムを見ていると、弱者って強者の前で話すすべもないんだなと今更のように思った。


世界一ギルド決定戦でもそうだった。自分たちがいたら?

とんでもない。決勝に出れる強ささえないのに?

だからって開き直って強くなくても生きていける、というのは違う。

魔王がいるから。

私たちの拠点に万が一強い魔物がいたら、即座にやられるのがオチだろう。

強くならないと、やっぱり生きていくのも苦しい。


だからって弱者の気持ちも考えられないやつはただのゴミだ。

自分が一番知ってる。


…なんか感傷に浸ってしまった。

やめやめ。こういう空気嫌い。

薬草…お、10個くらいある。

戻ろう。


「に、しても…。あと30分あるな…どうしようかな」


ゆっくり歩きながら新魔法の開発でもするかな…。


******


「蒼桜ありがとね~迎えに来てくれて」


「いいの。女子が暗いところ一人でほっつき歩くもんじゃないでしょ」


メラルドさんに見送られ、私は金央と共に帰路をたどる。

外は黄昏時。数分前から街灯がつき始めた。

多分電気は使わず、うちの拠点で使っているような光石を使っているんだろう。

もしくは魔法陣が一個一個書いてあるのかも。


金央を見ると手は少し汚れている。まめができてないのはこっちに来るまでも結構やってたからかな。たくましい子だな…。

金央は最近レベルの伸びがいい。経験値のたまりが早いからだ。

鍛冶経験を積んでも経験値は上がる。便利な世の中だ。

戦えない人でも強くなれる、結構いいシステムだ。


「今日は蒼桜なんかうれしそうだね」


「そう?…あ、魔法出せたからか」


「?魔法?」


上目遣いで尋ねてくる金央。ク…かわいい…。

魔法の説明と出し方を説明すると金央がおお…と感嘆し、少し考え、私に尋ねる。


「その魔法に木属性もいれたら強そうだね」


「?…でも私まだ木属性持ってない」


「え、でもいろんなゲームの木属性ってあるじゃん。それイメージして入れてみたら?」


‥‥


「貴様天才か?」


「ふふん、だろう?」


そうだ。イメージだけでいいなら他のもできるじゃん。

よし、明日やろう。

幸い報酬金5000Gあるからちょっとくらいさぼってもいいのだよ。


木属性に空属性。

としたらエネルギー砲みたいなやつがいいのかな。

まあ、考えすぎると今日魔法を使いすぎたツケが来る。

少しぼーっとしよう。


すでに上った月。

星の位置は似ているようで違う。

でも、安心感がある。

どうしても違う星だと思えない。

でも、違う星。


ああ、ぼーっとしようって思ってたのに頭回してないと落ち着かないな。


******

翌日。


昨日は早く寝た。おかげで体はすっきりとしている。

というか体内時計と寸分違わないから朝日浴びなくても体内時計が狂わない。

これ素晴らしか。


さて…拠点の外に来てみたけど、魔法のイメージ固めよう。


イメージ的には[空弾]が透明でわかりにくいからそれに緑色の光と木属性をプラスした感じ。

ってか私めっちゃこの世界に適応してるな。

やっぱりこういう自由な人生っていいよな。


ッと…集中集中。

[空弾]に木属性のイメージ…。

イメージ…。


すでに発動させ、飛ばさないままキープしている[空弾]に徐々に緑色の光が入り始める。

透明の幕の中に緑色の光があふれたようになった。


成功!やっぱ私天才!一発!

…でも昨日朱夏も一発でできたんだよな、火魔法。

やめやめ。今はこの達成感に浸りたい。

名前をどうしようか、と考える。


「よし、[生空弾]にしよ」


新しい武器が増えた。

黒のエフェクトは比較的電子的なデザインのイメージですが、一気に密集してると気持ち悪く見えるかな、と思いました。集合体恐怖症の人が悲鳴を上げそうです。

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