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天才たちは異世界での極振り生活を夢見る※改訂版更新中(あらすじにリンクあります)  作者: 月那
第二部 第一章 ステータス強化~だからって大乱闘する必要ないでしょ…~
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第三十五話 異世界と言えばクエスト

よし、まじめにやろう。


ギルド集会所にはたくさんのモニターにそれぞれ「推奨Lv.10」とか「世界ランキング100位以上推奨」といった張り紙がしてある。


どうやら冒険者ランクは存在しないようだ。

そして、推奨といったあたり強制的に「このランクじゃないとだめ」方式ではなさそうだ。

図書館で見たことだが、この世界には貴族が存在しない。


…ちょっと意外だった?

魔王が現れてからというもの、人類は少しでも戦力を作ろうと全世界、人類全員を平等とした。

もちろん国王はいれど、それはあくまで仕事。身分は関係なし。らしい。

反乱起きなかったのかと思ったが、起きる前に機械神の例の罰則制度ができたため全員黙った、らしい。


改めて神様って怖いんだなと思ったものである。


で、冒険者はラノベや漫画で見るあたりランクを上げていって最終的には貴族になったりだとか地位を貰うのが目的だったりするが、そういうのがないから、特にランクでとやかく言われることがない、ということかな。


さて、そんな反乱を起こそうとしたのはその代の人間どまりで、その先は特に何を思うこともなく「これが普通」つまり常識として人類平等、亜人(獣人とか)も人間同様、妖怪だって魔族だって平等だぜ。ただし魔王は許すな。的な奴が植え付けられた状態。私らから見たら軽くホラー。洗脳やんけ。

とは思ったが、まあ貴族が阿呆なことを起こさない限り平和か。貴族がうんたらは一番めんどいやつだからな。


ただ、ランクの代わりに世界ランキングが基準になっている。

クエストの成功確率や一人当たりのクエスト受託率、そして一番求められる戦闘力。あと信頼感とか。そういうのを組み込んで集計したものが世界ランキングに反映される。


…某ヒーロー漫画の奴思い出したけど無視無視。

ここは異世界だから問題ない、と思いたいが、地球文化を絶妙に取り入れてるあたりちょっと不気味なことには変わりない。


とりあえず私らの場合世界ランキングが反映されてないのでレベルでものを見たほうがよさそうだ。

町はなんとなく歩いていたら把握した。

そして余った一時間!。

正確には一時間十五分だが、金央迎えに行く時間に十五分当てて一時間な。


どうでもいい、十五分くらい。

余った一時間は…ソッコー終わりそうなクエストでも探すか。


今前大乱闘したおかげかLv.12まで上がっている。

なんでこんなに多いんやと思ったら、EXP…基経験値は「何かの経験を得た時にたまるポイント」の総称らしい。


つまり、「戦闘経験」とか「勉強経験」とか「鍛冶経験」なんかもポイントとして加算される。

変な、あんまり口に出さないほうがいい経験もカウントされると聞いたことがあるが、機械神ふざけてやがるわと思った。

なぜそうしたよ。


無意味なことを言ったってしょうがない。とにかくクエストして暇潰そう。


「Lv.10以上推奨」の欄を見る。

薬草採取…薬草採取?

ちょっとkwsk。


[薬草採取]

[「薬草」を20個採取して、納品する。モンスターからのドロップでも可]


はあ…。なるほど。

薬草…薬草?

あ、スライム倒した時にドロップしたじゃん。

今…何個だ。

ふむ、15ね。

後5か。


薬草…国の外に出ないといけないな。

よし、一回出て戻ってこよう。

ついでにスキルを試すいい機会。

魔法も…使えたら便利だな。


よし、いったん図書館で魔法について学んでから行こう。


******


よし、今20分経ったね。

後40分で最低5匹とエンカウントか。


転移魔法陣がある場所まで歩いていく。


さて、魔法って今ではスキルの一歩手前的な認識だからか、スキルを少し簡略化したものを無詠唱で打ち出すイメージをすれば割と簡単に取得できるらしい。


簡略化…。


例えば[春風]だと暖かい風が渦を巻いて風の勢いでダメージを与える感じだけど、これを簡略化するなら、“暖かい”と“渦を巻いて”が余計か?風の勢いだけでダメージを与える感じかな。

としたら、ただ単に風を吹かせるだけじゃなくってちょっと空気弾的な奴にした方がいいのかな。

でもそしたら簡略化とは言わないのでは…。


んー…取得条件がアバウトすぎて何がなんやら。

ちょっと練習してみながら山入るか…。


転移魔法陣に乗り、国の外へ。

拠点のある山の麓あたりでエンカウントを狙う。


…よし。ちょっと魔法頑張ってみよう。

やっぱりイメージするモノが違うからか、人によって魔法の形は様々だ。

だからまぁ…頑張れってことだよ。


元々魔法の取得がめんどくさ…ゲフンゲフン、難しいからスキルができたようなもので、それだけイメージを形にするのは難しい。


エンカウントするためにぼーっと歩きながらイメージ練習してみる。

こう…風押し出す感じ。


あ、できた。

直径10cmほどの風の弾丸のようなものが一直線に飛ぶ。

と、その先にスライム。

軌道はぎりぎりスライムを避けそうだが・・・頑張ったら軌道ずれたりしないだろうか?

念じてみる、とスライムに向けて直撃した。

で、スライム倒れた。


…[春風]とほぼ同じ威力なのだが、これどういうことだ。

簡易術だからといって必ずしも弱いということじゃないってことね、理解したよ。

後々判明することですが、何でルリフェニアの人にとって魔法のイメージが難しいか、というとスキルのイメージしかないからです。その点蒼桜たちは地球のいろんな技や魔法(二次元)を見ているのでイメージしやすかったんじゃないでしょうか。そういうところは転移して来て得をしたもののひとつかもしれません。

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