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天才たちは異世界での極振り生活を夢見る※改訂版更新中(あらすじにリンクあります)  作者: 月那
第二部 第一章 ステータス強化~だからって大乱闘する必要ないでしょ…~
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第三十一話 主人公フェーズなんですが

本日二話目。

そんなこんなで、国、いや世界でも五本の指に入るほどの鍛冶職人と言われるメラルドさんという人の店についた。結構冒険者になりたての人は優遇してくれるし、なにより質がいいということで訪れたのだ。


優遇って言っても結構色々教えてくれるってだけで値引きを必ずしてくれるってわけじゃない。断じてないから。それで来たってわけじゃないから。うん。


店に入ると、いらっしゃいませーと言う青年の声がした。

奥から緑色の髪を後ろで束ね、その上からバンダナを巻いている好青年、基メラルドさんが顔を出す。

だから顔面偏差値高すぎだろこの世界!

生物神様まさか(顔面偏差値)いじりました?そうですよね?


「お、初めて見る子らだな。見たところ初心者か」


「あ、はい!そうです!」


はっとした朱夏が返事をする。ちらりと金央を見ると…話聞いてねぇ!?

もうすっかり店に置いてある装備品に夢中である。あー職人魂ね…。


「そっちの嬢ちゃんは話聞いてないな(笑)」


あ、メラルドさんすみません。ああなったらうな重出さないと一時間ほど張り付いたままです。


すると朱夏が金央を羽交い絞めにしてずるずると引きずってきた。

朱夏、強い。


その光景に苦笑しながらメラルドさんは金央に問う。


「嬢ちゃん、俺の作ったやつ、どうだった?」


「複数の原料を一気に溶かして作ったように見受けられました。少しむらが残っていますがそれはわざとですよね?素材の力を最大限に引き出すためにあえてむらを作る、私にはそう見えました。そもそも混合物は融点が分かりにくい、妥協せずに最高のものを仕上げたのだなというのが私の感想です」


この子すげえ⁉

わからん、私にはわからないよ。

他全員が唖然としている中でメラルドさんが機嫌よさそうに笑う。


「分かる口だな…?物は相談だ、俺の下で働いてみねぇ?」


「良いんですか⁉」


‥‥ものすごい主人公フェーズ。

とんとん拍子で話が進みすぎだよ。あまりの主人公フェーズに私は驚きが隠せない。

なんやかんやで金央が弟子入りすることになったらしい…。


急展開すぎる!誰か脳を冷却するための氷くれ!


メラルドさんはオーダーメイドの装備を作ってくれると言い出し、時間がかかるから今日はとりあえず売っている物をちょっと割引して買わせてくれると言う。

なんじゃこれ。

ありがたいけど訳わかめよ。


全員分の防具…この世界では大概服が防具になるから、服を買った。何でも特殊な繊維で作られているらしく、鎧を着る人は少ないらしい。大概が服屋で売っているのだが、特殊な効果を付与したりするときは職人に回されるそうだ。デザインもおしゃれで着やすい。


全員でオーダーメイドの装備品の案を話し合っていると、さらに衝撃の事実が目の前に現れる。


「兄貴お客さん?」


「お客さんだから引っ込んどけ…」


「ゆ、勇者さん!?」


衝撃の事実。メラルドさんの弟勇者様だった。

マジかー。マジかー。

マジかー。


お、オーバーヒートする。マジで誰か氷。


「あれ、意外と知られてない?始めまして~」


カイトさんやっぱり能天気だな!?これで18歳!?

のんきに手を振っているカイトさん。メラルドさんは良いからいいからと奥に押し込もうとしている。普通に押し返せてるあたりメラルドさん強いんじゃないか?


とりあえず衝撃の事実を知ったところで、仲のいい兄弟に軽く会釈をしてから店を出た。


******


…えーさて、装備をそろえ終わったということは?

そういうことだね?


大乱闘開幕しちゃうよ☆(泣&ヤケクソ)


攻撃系スキルは[春風]のみ。

前獲得した[俊足I]を発動させてみる。

なんか使うの忘れてたから。

ステータス欄を見るとAGIが20だけ増えていた。

んー20ね。レベル1上がるごとに20増えるってことはカンスト(XX)したら400増えるのか…結構大きいな。つまり今はAGI1020と…。なるほど理解。


さて、私が考えたダメージの方程式。全員DEFが100ほど上がっているので計算のし甲斐がありそうだ。


一応全員ステータスとスキルは伏せておく。まあステータスはわかりやすいけど。


警戒は全員にした方がいい。詳しくはスキルを知らないから。


ステージは拠点周り。拠点も使っていいってことにはなってるし、拠点自体は地球の木より頑丈なこっちの木を使ってるからまあ…でも壊れる時は壊れるよ。


だから極力拠点周りのバリゲート内でやる。


全員好きなところから始めていいことになっている。だから私は木の上。

スタートはパネル機能にある時計が14:00になったら。

3,2,1…


スタート。


とりあえず私は動かないほうがいいと思ってる。

音を出せばなんとなくだが朱夏か氷人が来る気がする。

全員の属性適正は知っている。

だから地面に降りたくもない。


ざわッと音がする。

警戒を強める。


…!

後ろっ!


「『春風』!」


「…ばれた」


氷人。

とっさにはなった春風を避け、隙が生まれる。

いや氷人のことだから生まれてないと思うけど。


着地した木の下で何かをつぶやいた。

=詠唱!


とっさに木の陰に身を隠すと、背後に何かが刺さった音。

ちらりと見ると、氷柱。


危ないもの飛ばすな…。


仲間同士の大乱闘が幕を開けた。

大乱闘開始!

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