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ネガティブ過ぎる彼は.....  作者: 舞姫 琉(まいき りゅう)
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俺なんかの隣でごめんね

文化祭さぼりたい.....

俺達翔平と舞は6組へと向かった。

既に6組には人が結構いた。

俺達が教室に着くなり何人かが話しかけてきた。



「よ~翔平おんなじクラスだな!」



「だな!一年間よろしくな!」



「おうよろしく!」



「舞~おんなじクラスだよー、やったね!」



「だねー今年一年間よろしくねー!」



「よろしく~。」



流石主人公と女神だ。

教室につくなりクラスのほとんどの人が話しかけてきた。

そして俺には0。

ほぼ全員が俺の事をチラチラ見るだけだった。

まぁ何故チラ見かと言うとこのカーストトップの二人と何で一緒にいるんだよとっとと消えろとおもっているのだろう。

全くその通りだ。

俺なんかは二人の慈悲で話しかけてもらっているのだから俺みたいな底辺はささっと自分の席へと向かおう。

俺がちょうど自分の席へと戻ろうとするとちょうど先生が教室に入ってきてみんな自分の席へと戻った。

みんなが席へと着くと先生が喋り出した。



「えーこの6組の担任をすることになった斎藤(さいとう) (ひろし)だ。一年間よろしくな。とりあえずすぐに体育館に向かうぞ。」



俺達は担任の指示により体育館へと向かった。

体育館へ向かう途中やはり翔平と舞はみんなに話しかけられていた。

俺はやはり誰もはなしかけてこなかった。

だが視線らしきものはあちこちから感じた。

まぁ気のせいだろ。

俺なんか見ても誰も得しないしな。

体育館でやった事は生徒会からの知らせと生活指導の先生からの話そして部活の表彰だ。

それが終わったら教室へと戻った。

教室へと戻ったら担任からの手紙などを受け取った。



「えー今日はもう特にやることがないしかしまだ時間があるので何かやりたかったらお前らに任せる。」



すると誰が言ったのか耳が痛くなるほど声をあげた。



「ハイハーイ!俺席替えしたい!」



すると教室が一気に騒がしくなった。

俺から席が遠い人などは喜んだように手を上げていたり、逆に俺の隣の人なんか絶望したような表情をしている。

ふむどうやら俺と席が隣によってあまりの絶望さでさっきの事が聞こえてなかったようだ。

だがすぐに席から立ち声をあげた。



「いやいやまだ早いでしょ!しばらくはこの席でいようよ!ねぇ!翔平君!舞さん!」



「俺は席替えしたいかな 上手くすれば剛と席近くなるかもだしな.....。」



「私もしたいかなー てか何で私が剛君のとなりじゃないのよ......。」



どうやら二人とも席替えをしたいようだった。

しかし最後はなんて言ったんだ?

まぁ兎に角席替えで俺の隣になった人。

先に謝っとくよ。

俺なんかの隣でごめんね。



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