私の運命の人3
これでひとまず宮崎さん視点は終わりです
御門君が現れた事にも驚いていたが彼が私を庇って腕から大量の血が流れている事にもっと驚いた。
何故?彼が私を庇う理由がない。
すると二人が一人のせいにして、にげていった。
あの二人は明日学校に来れないだろう。
そして一人残され呆然としている。
こいつは御門君にケガを負わせたのだ。
明日から日本に居られるとおもうなよ。
そして二人きりとなり何故私を庇ったのか御門君に聞いてみた。
すると彼は私が傷つくぐらいなら自分が傷つけばいいと言った。
聞き間違いだろうか?
だって今の私の見た目全くって言っていいほど陰キャな女子だ。
これがまだ小林さんみたいな可愛い女子だったらまだ納得できる。
だが私と御門君は初めて同じクラスで今日初めて喋ったのだ。
そんな女子を守る価値があると言えばないと断言できる。
だが御門君の話を聞いているとまるで自分には人間としての価値がないと思っていそうな目をしていた。
どうやら本気で私が傷つくぐらいなら自分が傷つけばいいと思っているらしい。
そこで私は嘘を言った。
御門君は心配してくれる人がいるだろうって言ってくれてるけど私はいないと答えた。
わざと重い悲劇のヒロインを演じてみた。
ホントは私にケガでも負わすものであればこれから一生まともな生活は出来ない程の事をさせられる。
すると御門君は俺が私を心配してくれると言ってくれた。
私はこの一言に完璧に惚れた。
今までは99,99%だったけれども今ので100%だ。
その後は私は御門君の事を剛と呼ぶ事で家に帰った。
私はすぐにお父さんと話がしたいと秘書に言った。
内容は私の今後を左右するほどの出来事が起きたと伝えさせた。
するとお父さんはたったの30分で来た。
どうやったらアメリカから日本まで30分で来られるんだ?
「お父さん私ついに運命の人と言っても過言でもない人を見つけました。」
「おお!ついにお前の内面を見てくれる人が現れたか!」
「はい、その人を好きになった理由としては一番は私の事を庇ってくれた事です。」
「庇ったというと?」
「実はクラスの人たちにハサミで刺されそうになったところを庇ってくれたのです。」
「おお!ではまずはそのお前にケガを負わせようとした奴を対処しよう。」
私はギャル三人組を名前を言った。
特に私にハサミを突き刺そうとした奴にはかなり酷い目にあわせて欲しいと言った。
「それでお前が惚れたという男の名は?」
「はいその人の名前は.....」
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