私の運命の人
今回は宮崎さん視点で書きました
私の名前は宮崎 早希。
私は高校1年の時にこの学校へと転校してきた。
転校した理由は親の転勤でもない。
私の事を知っている人がいないという理由で転校した。
何故私がそういう理由で転校したこと言うと、まず私のお父さんは日本で一番大きい財閥の社長だ。
そのせいか私がその娘と知って私と友達になったり私に告白する人がいる。
それも友達になろうと言ってきた人が500人以上、告白してきた人は300人以上いる。
私は財閥トップの社長の女と見られるのが嫌で私の内面などを見てくれる人と友達になりたいし付き合いたい。
それに私に告白してきた人には私の容姿目当てで告白してきたひと人もいる。
それはしょうがないと思うけどそういう人はだいたい目がいやらしい。
誰も私の内面など見てくれない。
だから私は私のことを知っている人がいないこの高校に転校した。
転校した際には私は前髪で顔を見えにくくし、
眼鏡をかけて地味系女子になった。
こうすれば財閥の娘として見られる事はないし、私の容姿と体目当てで告白してくる人はいないと思い、これで私にも心からわかりあえる友達や恋人が出来る!
だけど現実はそう甘くなかった。
まずここの高校は中高一貫だから中学の時点で仲良しグループが出来ており私が途中で入ることは出来なかった。
しかも今の私はクラスの端に居そうな陰キャ女子だ。
そんな私がみんなが友達になろうと言ってくれるはずがない。
誰も告白するはずがない。
私は諦めて1人でいることにした。
幸いにもいじめられはしなかった。
たまにギャルみたいなところから陰口を言われるぐらいだ。
そして二年生になった。
私は6組になった。
まぁどこのクラスでも1人だしクラスが変わっても一緒か....。
何やら女子がひそひそと話している。
気になった私は少し盗み聞きしてみた。
そしたらこんな会話が聞こえてきた。
「ねぇねぇ知ってる?私達6組だから御門 剛と一緒だよ!」
「そうそう!マジ1年の頃はクラスが違ったから全然話せなかったし、何なら姿も全然見えなかったけど今年は一緒ってことは授業の時とかも見放題って事でしょ、もう最高!」
どうやら御門 剛という男子の話をしているらしい。
御門君は私でも知っている。
スポーツをやらせればどの種目でも全国制覇を目指せるほどで勉強は、ホントかどうかは分からないがかなり出来るてしかも顔は、テレビに出てくるイケメン俳優やモデルや男アイドルグループでもだれもかなわない程の美形らしい。
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